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記事No.1458に関するスレッドです

自治会役員終了の日まであと0日 / 淳吉郎
☆昨年4月から始まったぼくの自治会役員活動報告を兼ねたカウントダウン投稿が本日、ついに最終回となりました。めでたしめでたし。
一番最初の投稿だったかな、70歳前後なのにブルー・ジーンズをはいてダンディーなたたずまいを見せる自治会長のことを「キンクスのレイ・デイヴィスみたいだ」と評した記憶があります。そのときから月平均3回以上、ぼくを含む上層部の役員7人は会合やら行事やらで顔を会わせ続けた1年間だった。

☆大好きな女優:美保純さんにそっくりなインタビュアーがこう言う。
「淳吉郎さん、昨年4月に感じた自治会長さんの印象と比べて現在の印象はいかがですか」
「うん、なんも変わらんね。たしか俺は去年の4月に『彼はレイ・デイヴィスみたいやね』ち言うたと思う」
「はい、たしかに言ってます・・・ってか投稿してます」
「だら・・・あ、違った。そうやろ。彼は今も、やっぱレイ・デイヴィスそのものやね。あ、閑話休題。キミは女優の美保純に似てるち言われん?」
「はい、よく言われます・・・。でも、あたし・・・あの方のことはそんなに・・・好きでは・・・」
「なに言うとっとーーーっ!はがいかっ!」
仁輪加仕込みの博多やら浜松やらのミクスチャー言語を駆使する淳吉郎の巻。

☆3月24日(日)の午前中は自治会活動。今期の各種役員と来期の各種役員が集まっての年度末役員総会。100名近くが出席。
とある案件で出席者から質問が出た。回答するのは自治会長。案件にまつわるさまざまな事象を簡潔にまとめて説明し、最後に来期の自治会がとるべきスタンスを説明していた。質問者もうんうんって納得顔。
その感じはまるでロンドン・テムズ川に架かるウォータールー・ブリッジ近郊で起こる日々のいろんな出来事を短い言葉で表現し、最終的に「ウォータールーの夕陽はすばらしい」って締めくくるザ・キンクスの名曲『ウォータールー・サンセット』そのものだった。やっぱり会長はレイ・デイヴィスに似てる、そう思うんだけど。

☆3月24日(日)の夜は浜松キルヒヘアへライブ観戦。名物企画《上空の中村》。
出演順にユンヤオ、世田谷ブンブンズ、Nowhere-s Line、ドカンズ福井コウダイ、stacru。DJはpujari。
「やっぱり上空の中村はおもしろいなあ」って感じる、いろ〜んな音楽を楽しめたイベントだった。出演のみなさん、プジャリ、主催のポテティ中村さん、お疲れさまでした。ありがとう。
終演後にできあがったばっかりの5月11日マモデビ・レコ発ツアー浜松編のフライヤーを配布。出演者のコウダイさんは東京の方なので失礼ながらお渡ししなかった。だけど、どうやらニックロウのデザインが気になって仕方がなかったらしく、ぼくの所に来てこう言う。
「すみません、さっきのフライヤーいただけますか」
「あ、もちろんです」
「うぉ〜マモルさんたち来るんだ!」
「コウダイさん好きでしょ!マモルさん」
「もぉ〜大好き!すっげー影響受けました。あと山川のりをさんですね」
「だら。絶対好きだと思ってたに」
そっからはふたりであれやこれやのマモル談義。
もし映画の中でライブハウスの打上げシーンを撮影するんだったら、もってこいなふたりの会話風景だったんじゃないかな。だがしかし、あいにく撮影はなかった。言いかえればぼくは芸能人に転職するチャンスをまたしても逸(いっ)してしまった、ってことです(笑)。ちくしょう。ちくしょう。こんちくしょう。

☆翌日、25日からの一週間は来期役員への引継ぎ作業準備で大忙し。その合間をちゅりちゅり縫うように投稿文章を執筆、そして投稿したり、バンドのスタジオ練習を2回したり。バンドはもちろんザ・スリックス、そして山善ナンバーをレパートリーとする活動再開したばっかりなミッドナイト浜松スペシャル。それぞれを1回ずつ。
この夏の7月中旬、ナニかが起こりそうな気がします。

☆本日、31日(日)は午後から新役員の方が我が家へ来訪して引継ぎ。
1年間に渡る多忙な役員業務を時系列な行事説明をまじえながら、まるでセットリスト(曲順)をしっかり考えたうえでライブするように、自分なりにわかりやすく演奏・・・じゃなくって引継ぎをした。つもり。
新役員の方は帰り際に「参考になりました。ありがとうございます」「こちらこそ。来期よろしくお願いします」ってぼく。いつだったかストーンズのキース・リチャーズの「俺たちはブルースから生まれた音楽を次の世代につなげる役目をしてるだけさ」っていうイカしたインタビューを読んだことがある。今日の俺はまさにキース・リチャーズそのものだった。たぶん。

☆夜は打ち上げと称して家内とふたりで近所にある評判高い焼き肉屋へ。午後7時での予約済み。
徒歩10分足らずの道すがら、1年間のいろんな自治会活動が脳裏をよぎった。まるでアビーロードの横断歩道をビートルズの4人が何十回と行ったり来たりするように。
お店に着いて、予約席に座って。でも、その時もあいかわらず自治会活動が脳裏を、ジョンとポールとジョージとリンゴが行ったり来たり。「今日で自治会活動が終わるんだ」そう思ったら涙があふれそうになった。でも、ここで泣いてはいけません。だってまだ31日が終わるまで5時間弱が残ってるんです。俺の役員業務はまだ完結していない。
注文ボタンをちゅっと押す。AKBのメンバーみたいな可愛い女の子が注文に来た「スキヤキをお願いします」。SUKIYAKI。上を向いて歩こう。涙がこぼれないように。

THE SLICKSはこれまでのレパートリーよりも新曲を命とするバンドです。
でも、この一年間で完成した楽曲はたった一曲だけでした。これでやっとバンドマン生活に戻れるぜ。ぼくはこれからが楽しみでしょうがないのです。

【自治会役員業務終了の日まであと0日】
家内の協力があってというか、二人三脚の1年間でした。
終わってみれば「いい経験をした」としか言いようがないね。
つまり、お金をいくら積んだって手に入らないものがこの世の中にはたくさんたくさんあるってことさ。
そして、それはヤッたり、キメたりした人間にしかわからないんだよーん。

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ザ・スリックスの次のライブです。みなさまよろしく。この日は静岡祭りがあるので日中は大混雑が予想されます。お気をつけてご来場ください。

南シナ会ライブ企画
《 爆走南シナトレイン》
2019年4月6日(土)
会場:静岡騒弦
開場 18:00 開演 18:30
入場料:1drink代込み¥2.000
出演:
☆本間 章浩
☆南シナ会
☆クロキユウタ
☆毎日が冒険
☆黒川 浩和
☆THE SLICKS

写真はウォータールー橋からのウォータールー・サンセット。撮影は31歳のぼく。

No.1458 - 2019/03/31(Sun) 23:08:50