☆5月2日は東京・下北沢のライブハウス、GARDENへライブ観戦。鮎川誠さん71歳の誕生日をお祝いするシーナ&ロケッツのライブでした。 シナロケのライブを観るのは久しぶり。4月21日の投稿文でも記した2017年10月後半の浜松での某イベントで観たぶっつけ本番の野外ライブ以来。1年6ヶ月ぶりか。シナロケのライブ観戦に対しこんなに間隔が空いたのは昭和〜平成〜令和にまたがる淳吉郎アマチュア・バンドマン生活史上初めてのこと。
☆実のところ、あの日の壮絶な野外ライブで俺は「見てはいけないものを見てしまった」んで「これ以上はシナロケのライブを観なくてもいいかな」なんて思ってた・・・本当のことです。 だがしかし、やっぱりこの日、観に行ってしまった。たとえば大好物な料理の超名店に訪れたとして。「ご満悦。あたしはこの料理の真髄を味わいました。もう満腹。ごちそうさまでした」つっても、あなたはいつしかおんなじ料理を食べにおんなじお店、もしくは別のお店に行くと思います。 大好きなものはいつまでたっても、やめられない、止まらない、満足できない、ってことです。
☆開演時間ぴったりにライブは始まった。 鮎川さんのギター、奈良さんのベース、川嶋さんのドラムが響いた。「WOWっ!」ってぼくの身体がふわっと数十センチぐらい上空に向かって浮き上がった気がした。もしかしたらホントに浮いていたかもしんない。うわさに聞いてる《ロックンロール・マジック》っつーのは、もしかしたらこの事かも。そう思ってしまったんだ。
☆鮎川さんのギターは普通だった。 いつものとおり普通だったんだ。でも、この“普通”を「ああ、いつもとおんなじだったんだね」って邦訳してはいけません。だって、いつもとおんなじ感じで【ブッ飛んで】いたんだから。大好きな料理の名店での美味料理が毎回味わえる、その安定感もすばらしいけど、それとはちょっと違うんです、鮎川ギター・メニューは。 オーティス・レディングのアルバムに「ソウル辞典」っていう名作がある。もし「ロックンロール辞典」って文献が発刊されるとして、【鮎川誠】項の執筆を依頼されたら俺はこう記します。 『いっつも一緒。いっつも違う。いっつもギターは♪ギャイン♪ つまり変わらぬロックンロールを鳴らし続ける男』ってね。 ぼくは大切に彼の変わらぬロックンロールを心に留めて我が家に帰宅しました。ギャイン。
B.G.M.「3 KINGS/王様のノイズ」
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。 俺たち、ザ・スリックスはトップで演奏。19時ぴったりに始めます。よろしく!
☆MAMORU&The DAViES 新作「LET’S GO!」レコ発ツアー浜松編 【キルヒヘアに行こうぜ】 ■5月11日(土) 浜松キルヒヘア ■開場/開演 18:30/19:00 ¥2000(1d別) ■出演; MAMORU&The DAViES トンガラカス タオル THE SLICKS ■DJ;pujari
シナロケの物販でDVDとCDを購入した。DVDは5月2日から発売開始した“あの日”のシナロケ野音ライブ。ついに発売です。イェイ! CDは友部正人さんと三宅伸治さんと鮎川さんが組んでいる3KINGSの音源。うわさには聞いていたけど音源購入はライブ会場オンリーらしく、ようやく手に入れた。 帰宅してすぐ聴いた。ニッポン語によるブルース・ロック、フォーク・ロック、そしてロックンロールが満載。感動した。名盤だと思う。イメージとしてはディラン、ジョージ、ロイ・オービスンを始めとしたスーパースターが結集したバンド、THE TRAVELING WILBURYSな感じを受けます。俺のバンド、ザ・スリックスの今後の作品に影響を及ぼすはず(笑)。あ、まじめにそのつもりだに。
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No.1468 - 2019/05/05(Sun) 01:52:48
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