☆5月3日は東京・五反田メッセで開催中のローリング・ストーンズ展へ。 五反田はゴタンダと読むそうで。個人的に東京では初めて訪れる地域です。正午ちょい前にJR駅に到着。 「連休も後半だ、そして五反田」 「よし!五反田でご飯だ」 「くだらんダジャレ、もう勘弁してください。五反田で降参だ」 まるであのボブ・ディランを彷彿とさせる韻の踏み方を連発しながら初めての場所に到着した感動を表現する男がそこにいました。
☆ぶっちゃけた話、ストーンズのこれまでの長い長い活動に関係するたくさんの物品が展示されているイベント、ということを考えるとその入場料金はちょっと高いかな、って思っていた。 料金を支払って展示コーナーに入室。いきなり「へぇ〜」って思った。そっから55年を越えるバンドの歴史がいろんな展示物で紹介されてゆく。ずんずん続くレールといきなりぴょこんと現れる駅舎のように。ストーンズのソウル・トレインが五反田メッセの敷地内をガタンゴトンと走っている。そんな感じ。
☆2時間以上の道のりで見終わった。 ホントに楽しい展覧会だった。わかっているつもりだったけど、やっぱりストーンズというのは時代の移り変わりに対していつも敏感だし、つねにPOPであり続ける存在なんだなと、あらためてそう思った。 入場料金、言いかえればメッセ敷地内限定ストーンズ・ソウル・トレインの乗車賃、高くないと思います。
☆連休明け5月6日はいきなりの午後半休を無理矢理、取得。まあ、社内規則に反してはいないので、いわゆる合法的(笑)。頭脳警察のライブを観に浜松のライブハウス窓枠へ行くので問答無用、かつ効果的な有休の取得といえよう。 今回がぼくにとって初めての頭脳警察ライブだった。でもワンマンではなく、全部で5つの出演者。うち3つは浜松のアマチュア。さらにトーク・イベントもライブをはさんで行われた。頭脳警察は一番最後の出演だったんだけど、3番目の出演者が「それでは本日の出演者の方々全員で唄いましょう」とか言って共演者をステージに呼んだ。パンタもふつうにステージへ登場。「ようやくパンタに遭遇できる!」というぼくの待ちに待った感、まるっきり無視っ(笑)。その後のトーク・イベントでもパンタは登場してしゃべってるし。 でも、トーク・イベントの議題がとてもよくて「あの頃の頭脳警察のライブってこんなシーンもやっぱりあったのかもな」なんてちょっぴり感じた。
☆そしてライブ。 ライブは他の出演者と同様、30分ほどだった。実はこの日、どうしても聴きたい曲があったの。ぼくが初めて買った彼らのレコードは「頭脳警察セカンド」という2枚目のアルバムです。発売禁止になったアルバム。これが1981年に再発されました。当時14歳のぼくはお小遣いで購入。14歳のガキは3曲目収録『さようなら世界夫人よ』という曲にいたく感銘をうけたのでした。 「この曲を演ってくれたらいいな。でも、おそらく100曲以上あるであろうレパートリーからこの曲が30分間のステージで選ばれる確率は、まるでクローバー畑の中で30分間で四つ葉のクローバーを6つ見つけるぐらいの難易度だな」って思ってた。そしたら、なんと3曲目に演ったのです! 「マジか!」わたしはうつむいてしまった。ステージを観ることができません。あふれる熱い涙。四つ葉のクローバーを6つ見つけてしまったのです。幸運がいきなり6つも訪れてしまった。6人の幸運くんが組み体操のピラミッドを作ってる風景を想像してみてください。想像できたならあなたはぼくのその時の気持ちに近づけた、ということです。 そんな頭脳警察ライブ初体験でした。こうして今年のGWは終わったのです。
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブは今週末。みなさん来てね! 俺たち、ザ・スリックスはトップで演奏。19時ぴったりに始めます。よろしく!
☆MAMORU&The DAViES 新作「LET’S GO!」レコ発ツアー浜松編 【キルヒヘアに行こうぜ】 ■5月11日(土) 浜松キルヒヘア ■開場/開演 18:30/19:00 ¥2000(1d別) ■出演; MAMORU&The DAViES トンガラカス タオル THE SLICKS ■DJ;pujari
写真、見てよー!
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No.1469 - 2019/05/08(Wed) 00:22:57
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