11日(土)は浜松キルヒヘアで大好きなロックンロールバンド:マモル&ザ・デイヴィスのレコ発ツアー自主企画でした。 たくさんのお客さんが遠くからも近くからも、来てくれました。仕事を終えて駆けつけてくれたひともたくさんいて。みなさん、本当にほんとうにありがとう。
最初に演奏したのはおれたち、ザ・スリックス。 今回は新曲ではないけどライブで初めて演奏する曲が1曲ありました。 昨年発表したアルバムに収録されている『風の兵隊』という曲。ちょうど1年前にできたんだけど、この曲はライブで演奏することを念頭に入れず、アルバム用に作った曲、だったのです。 だけど昨年末ぐらいからメンバー全員「そろそろライブで演ってみたいね」って気持ちが芽生えちゃって。んで、この日になりました。マモデビと共演できる特別な日だからっていうのも、もちろんある。「初披露できてよかったな」って思ってます。
2番目はタオル。 不思議な音楽を奏でる3人はこの日も健在。 クロスオーバーとかミクスチャーっていう音楽ジャンルの呼び方の域をピュウ〜ンってらくらく超えてるという意味で不思議なのです。不思議カッコいいって感じ。サイコーなライブだった。 出演してくれてありがとう。
3番目はトンガラカス。 一時期3人で続けていたライブが久しぶりにこの日、フル・メンバー4人でのライブとなった。 野球の試合は9人でやる。8人でやることはルール上、存在しない。だがしかし、サッカーの試合は11人でやるけど場合によっては試合途中から10人になったり、もっと少なくなる場合もある。それでもチームは試合を続ける。続けなきゃならないのさ。あの頃のトンガラカスはそんな気分だったのでは、と思う。 フル・メンバーでのこの試合・・・じゃなかった、この日のライブ。見事なフィールド・ワーク・・・じゃなかった、バンド・アンサンブルでした。 出演してくれてありがとう。
最後はマモル&ザ・デイヴィス。 問答無用のライブだった。海外のあの時代のロックンロール・ミュージックのあれやこれやに根ざしたサイコーなニッポン語のロックンロールがそこにあったんだ。なかでもとある1曲にぼくは感銘を受けました。『少年ロック』という曲。 2018年7月にあったキルヒヘアでのワタナベマモル・ソロ・ライブの時、共演したザ・スリックスのぼくはリハーサル時に「実は少年ロックが大好きなんです」ってマモルさんに言ったら「そうなんだ。そんじゃぁ今日、演ろうか」って言ってくれて。彼は本当に本番で演奏してくれた。泣けるほどうれしかった・・・いや、たしか、あの時ぼくは泣いた・・・そして、この日はバンドでその曲を演奏してくれたのです。
【感動】ってのは心の中でふわふわと浮かんだり消えたりする無色透明な浮雲みたいな気がします。 俺は『少年ロック』のバンド生演奏をキルヒヘアで体感した。CDで聴きつづけていたあの名曲が浜松のライブハウスでの自主企画で鳴り響いたんだ。それはまるで、無色透明ではなく12色のクレヨンを駆使した有色の浮雲のような感動、がぼくの心に浮かんでいました。 この日、マモルさんと今まで以上にいろんな会話をすることができた。ぼくは「ですよね」「わかります」「同感です」って返答ばっかり。うん。 マモデビのみなさん、サイコーな1日をありがとうございました。
開演から閉演までイベントのDJはプジャリ。 さすがの選曲。この日、彼は伝説のブラック・ミュージック番組「ソウルトレイン」のTシャツを着用していたんだ。ザ・スリックスの企画はやっぱりプジャリ。 ありがとうございました。
写真は東京から見に来てくれた旧友:エースくんが撮ってくれた写真。 エース、どうもありがとう!
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No.1471 - 2019/05/12(Sun) 23:11:40
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