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記事No.1479に関するスレッドです

囚(とら)われの身にまつわる話 / 淳吉郎
7月20日(土)は浜松G-SIDEにてTHE SLICKSのライブだった。
THE GOODTIME ROLLERSのリーダー:コウキくん主催「LET THE GOOD TIMES ROLL」。
来てくれたたくさんのお客さん、ありがとうございました。

一番目はTHE SCOOTERZ。浜松のハードコア・パンク・バンド。以前からライブを見るたびに「曲がカッコいいなあ」って思ってる。今回、聴いてたらギターの音がまーさーにー80年代初頭の英国ハードコアで鳴ってる音みたいだ、って思った。歪み過ぎないでエッジが立ってるって表現すればよいか。積雪していないむき出しのヒマラヤ山脈って感じか。サイコーだった。

二番目はTHE SLICKS。バンドにとって一年ぶりとなる新曲を披露した。完成までに時間を要したけど、なんとかこの日に間に合った・・・ってか前日(19日)のスタジオ練習でようやく完成に至った次第。もしあなたが駅のホームで、栄光に向かって走るあの列車に乗ってゆこう、としていたとしても、やって来たトレインに駆け込み乗車はいけません。幸運なことに俺たちザ・スリックスはピッカピカな新型ロックンロールをセットリストに駆け込み乗車させてライブできたぜ。イェイ。

三番目はBURN BLUE BOP。イケメンの長身ボーカリストを中心とした4人がスーツをバシッと着込んで、踊れるナンバーをニッポン語にて次々と演奏した。感心した。

四番目はイベント主催者コウキくん率いるTHE GOODTIME ROLLERS。今回の告知フライヤーに笑ったレイ・チャールズを起用している通り(前回はサム・クックだった!)、ソウル・ミュージックを始めとした洋楽を好む彼ならではのオリジナル曲が演奏された。イベント・タイトルはLET THE GOOD TIMES ROLLだしね。すばらしかった。

五番目はTHE FLYDAY。金曜日のFRIDAYではありません。エビフライ(海老フライ)、バタフライ(蝶⇒ちょうちょ)、フライング・ソーサー(空飛ぶ円盤)のFLYです。揚げたてをかぶりついたら「あちち」なんつって、気づいたら背中からカラフルな羽根が伸びてきて、あららら、上空高く舞い上がったあいつはいつしか未確認飛行物体:ユッフォー・タタタ・タッタッタっ・タタタ・タッタッタっ。アゲアゲなライブで店内はあ〜ち〜ち〜。あーちー。だったのです。

サイコーな土曜日だった。
誘ってくれたコウキくん、おつかれさまでした。ありがとうございました。

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

☆THE 1970 A GO! GO!
■9月23日(月) 浜松キルヒヘア
■開場/開演 17:30/18:00 前売/当日 ¥2000 (1d別)
■出演;
THE 1970
地獄の季節
THE SHOTGUN GROOVE
THE SLICKS
■DJ:F山(PHONOSICS,WHIZZ)

B.G.M.「T-REX/俺ベスト90分カセット・テープ」
T-REXはミドル・テンポがすごく多くて。んでマーク・ボランさんのボーカル・ラインがメロディアスでカッコいい。単調な曲調だと思いきや要所要所で印象的なフレーズがポンって来る「うわっ!こーくるの?」って。もうサイコーなんです、俺にとって。
あ、ぼくの実弟はマーク・ボラン・フリークでありまして、T-REXを語り始めたと思ったら30時間ぐらいぶっ通しでスピークし続けていた記憶がぼくの脳裏の片隅にあります。トータル・スピーキング・タイムは記録に残っていませんが。
そう言えば、彼がマーク・ボランさんのことを「マークはねぇ・・・」なんつって小学校からの旧友みたいな呼び方をしたことがありました。ぼくはすかさず注意「おまえなぁ、彼のこと呼び捨てすんじゃねぇ!ダチかあ?」って。もちろん兄の特権を駆使したまでですが。

7月20日のG-SIDE盛り上がりとライブ終了後の雑談と打ち上げ、そして先ほど申し上げた中村家兄弟の会話を含め、どうしてロックンロールを含むすべての音楽はここまでヒトとヒトとの距離感をいい感じにしてしまうのでしょうか。もしかしてぼくたちは囚(とら)われの身なのか。う〜。

No.1479 - 2019/07/22(Mon) 19:41:39