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記事No.1483に関するスレッドです

過去から未来にまつわる話 / 淳吉郎
☆日々の生活の中、やり残してることがたくさんある。なぜなら、ぼくは「身の程知らず(みのほどしらず)」そして、「世間知らず」だからさ。自分の身の丈が160センチメートルということは知ってるけども。我が欲求に従順なぼくは自分の立場をわきまえないから、知らぬ間にやり残してる事柄がずんずんと積もってゆく。
そんな8月某日、応接間の机上にたまっている購読新聞を読みました。夏休みなので。きのうのニュースなんて誰も欲しがらないかもしんないが、ぼくは読み続けてしまう。高校野球やプロ野球やJリーグの結果、英国ゴルフ大会での邦人女性の偉業と笑顔、我が国を含む世界各国の諸事情、そしてこの時節だからこそ特集が組まれる70年以上前の戦争の事柄も。
「世間知らず」であり「戦争知らず」なぼくは昨日のニュースのみならず、ずっとずっと昔に起きた事象を知るべきだと思ってます。そして、過去から未来を想像すること、それがぼくらにできることなんじゃないかな。そう思うけど。

☆8月某日。浜松のライブハウス:キルヒヘアに行った。今年4月から同店3代目のオーナーとなったタジマくん主催「タジマ・フェスティバル」。全5グループの出演。ぼくが演っていない音楽を演奏する出演者のみなさんだった。ザ・スリックスが寿司屋だとしたらこの日は、寿司職人の淳吉郎さん(彼はぼく)がカレー屋やら、ハンバーグ屋やら、しゃぶしゃぶ屋やらに訪れて、それぞれの味を吟味したと言ってもよかろう。
この日、通称:寿司職人の淳吉郎さん、は満腹でした。キルヒヘアのおもしろいところはオーナーが3人目になっても店名を変えていないという点、そして歴代オーナーから今のタジマくんに至るまで、それぞれの持ち味がそれぞれ発揮されている点、それがすばらしいと思ってます。この日はまさにそんな「今のキルヒヘア・フェスティバル」だったんじゃないかな。バンドも生き物だしライブハウスも生き物、そんなことだと思う。これからのキルヒヘアを想像しちゃったぜ。

☆8月某日。浜松のエスケリータ68に行った。旧友と言ってもよかろう静岡のロックンロール・バンド:スリーピーズのライブ。旧友のライブだけにお客さんの数人も旧友。客席をよく見ると旧友の中に実弟がいた。わたしは瞬時に思いをめぐらした「彼を旧友と呼ぶべきか、それとも実弟と呼ぶべきか」って。考えてみれば現在52歳のミーにとって2歳年下のヒーはフィフティ・イヤーズにわたるオールド・フリエンドなわけです。そんなことを考えているうちにスリーピーズのライブが始まった。ワオッ!
60年代〜70年代の珠玉ロックンロール・カバー曲と自作曲のライブ。あいかわらず、やっぱり、すばらしかった。メンバー3人の体温が感じられる演奏だったから。「うちのふたり、淳三郎とスカには絶対観てほしいなあ」そう感じるライブだった・・・と思ったら10月26日にぼくらスリーピーズとザ・スリックスはキルヒヘアにて共演するのでした。ワオッ!詳細は後報します。みなさまお楽しみに〜。おそらく出演者平均年齢50歳以上だけども、過去から未来を想像することしかできないバンドが出演します。イェイっ!

B.G.M.「SKREWDRIVER/9 TILL 5」

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

☆THE 1970 A GO! GO!
■9月23日(月) 浜松キルヒヘア
■開場/開演 17:30/18:00 前売/当日 ¥2000 (1d別)
■出演;
THE 1970
地獄の季節
THE SHOTGUN GROOVE
THE SLICKS
■DJ:F山(PHONOSICS,WHIZZ)

写真は初期パンクバンド、スクリュウドライヴァーの1977年から1979年までの編集盤。全21曲入り。名著「パンク天国」によると、いわゆる右寄りなバンド姿勢が紹介されています。ぼくはこのバンドが持ってる質感が好きなんです。ストーンズの『19回目の神経衰弱』とかフーの『無法の世界』のバリバリなパンク・カヴァーも含めてね。過去から未来を想像できるんだ。もうサイコー。

No.1483 - 2019/08/14(Wed) 03:35:33