☆9月7日(土)は名古屋のライブハウス:得三へライブ観戦。THE GROOVERSのツアー「BRAND NEW MOJO TOUR 2019」名古屋公演です。 どうやら今回のツアーは9月下旬に発表される新作アルバムがライブ会場で先行発売される趣向らしく。待ちに待ったその日、いろんな思いを胸に中村家のふたりは名古屋へ向かった。ガタンゴトン、列車に揺られながら。車内にはいろんなひとたちが、さまざまな表情で乗っていた。ぼくたちはどんな表情だったんだろう。あ、わかんねーよな。だって、みんなスマートフォンのちっちゃい画面に夢中だから。まあ、ナニをやっててもいいのです。週末はわれわれに対し平等に与えられているから。
☆開場時刻を少し経過した時点で得三に到着。初めて訪れる店。お店というのはオーナーや店長のセンスがさまざまな部分で感じられるんで、個人的に初訪問時って盛り上がる、ライブハウスに限らず。店内のポスターを見ていたらニュー・オーリンズのピアノ弾き:プロフェッサー・ロングヘア−さんのポスターがあった。そうか、今夜はサイコーなお店でサイコーなバンドのライブなんだ。あれ?演奏前のSEも黒人音楽ばっかり流れてるぜ。うん。
☆グルーヴァーズはGt.&Vo.を中心とした3人組がニッポン語のロックを演奏するグループ。ぼくと同世代だし、ぼくのバンド志向と共通点が多いし、いろんな意味で大好きなバンド。大相撲で言うところの「ご贔屓力士(ごひいきりきし)」ならぬご贔屓バンドと言えば伝わりやすいであろうか。バンドに対する気持ちをこうして執筆してるうちに気づけばライブが始まっていた。数曲後から新作アルバム収録曲を立て続けに演奏。もし、街角インタビューで某局のきれいな女子アナから「あなたが幸福を感じる瞬間を3つ教えてください」と問いかけられたとしたらぼくはこう答えます。 「生卵を割ったら殻がきれいにまっぷたつになった時」 「職場まで向かう朝の通勤路で一回も赤信号に引っ掛からなかった時」 「自分の好きなバンドがライブで新曲を演奏した時」 って。
☆見事にぼくはこの日、我が人生における幸せを感じる瞬間のうちの33パーセント以上を何度も何度も体験することができた。ああ、すばらしき我が人生。ホワット・ア・ワンダフル・マイ・ライフ。ライブの後半でバンドは彼らのデビュー曲を演奏した。不思議だった。25年以上前の楽曲なのに新作アルバムの楽曲とおんなじ響き方をしていたから。これがザ・グルーヴァーズの魅力のすべてを物語っていると思います。いろんな思いを自分の部屋に持ち帰ったんだ。
B.G.M.「ROD STEWART/GASOLINE ALLEY」 ロッドの唄はもちろんだけど、ロン・ウッドのギターも絶品だと思う。彼のギター・プレイはもっと評価されるべきでしょう。
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。
☆THE 1970 A GO! GO! ■9月23日(月) 浜松キルヒヘア ■開場/開演 17:30/18:00 前売/当日 ¥2000 (1d別) ■出演; THE 1970 地獄の季節 THE SHOTGUN GROOVE THE SLICKS ■DJ:F山(PHONOSICS,WHIZZ)
写真の右側はグルーヴァーズ新作「RAMBLE」。帰宅してすぐに聴いたんだけど、ライブで一回聴いただけなのに「あ、この曲、演ったよね。この歌詞おぼえてる」って感じた。ニッポン語詞っていうのはやっぱりスゴい力を持ってます。
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No.1489 - 2019/09/08(Sun) 23:24:49
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