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記事No.1510に関するスレッドです

光陰矢の如しにまつわる話 / 淳吉郎
光も陰(かげ)も矢のように飛んでっちまう、という。飛んでくというんなら、きっと目的地があるのであろう。ジェット機にだって目的地があるように。関西空港から飛んでイスタンブール。そして、もっと先まで行っちゃうひとだっている世の中です。

西暦2019年が矢のように飛んでった。あまりにも速すぎて、ぼくはなにかを、どこかに、置き忘れてきた気がする。伝え忘れたり。話し忘れた気もする。もし、1000年後にそれが発掘されたとき。それにはマイネームが記されてるのだろうか。氏名であれ、バンドマン名であれ。

記されてなくっても、まあいいら。1000年前の浜松で暮らしてた市井(しせい)のひとのうちのひとりである、ぼくの忘れものだから。それは、きっと、『当時のひとの暮らしを伝える物品もしくは気持ち』なんてなタイトルで博物館に常設展示されるはず。されるかな。

でもよ、後先(あとさき)を考えずに他国を攻撃したり、自分の都合でいろんなことをないがしろにする政治家、そんな輩(やから)が多い世の中です。1000年後、はたして地球に人類は生存してるんだろうか。してますように。

西暦2020年が矢のように飛びはじめた。さまざまなイベントにおけるタイム・スケジュールのように、日々の生活でも時間を気にしているわたしたちを尻目に、光も陰も矢のように飛んでいる、らしい。飛んでるというんなら、きっと目的地があるんだろう。

プライベート・ジェットを所持していないわたしたちの目的地は、案外、今年の大みそかだったりして。天災や物騒な人災が多いここ昨今。無事に生きてれば、それだけでなにより。そう思います。来年の干支は牛か。モウモウモウ。それじゃあまるで、ジェネレイション・エックスの後にソロ活動を開始したビリー・アイドルのヒット曲みたいじゃないか。レベル・イェル。いろんなことに抗(あらが)ってゆければ。

B.G.M.「SLEEZ SISTERS/COLLECTION」
東京で活動するバンド、スリーズ・シスターズのアルバム。昨年末に購入。パンクやロックンロールやロックを消化した楽曲は鋼(はがね)のような強さを持っていると思います。筋金入りって言葉がぴったりのバンド。サイコー。

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ザ・スリックスの次のライブです。

《FIRST! LAST! ALWAYS! vol.13》
■1月19日(日) 浜松KIRCHHERR
■開場18:30
■前売/当日 ¥1500 (1drink別)
■出演:
SISTER PAUL
BABY JESSICA
田中ハドソン
妄念忍者
THE SLICKS

No.1510 - 2020/01/10(Fri) 16:13:30