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記事No.1512に関するスレッドです

1月19日 / 淳吉郎
部屋の窓から外を眺めると東の空に月があった。
あれは上弦の月だったっけ。それとも下弦の月だったか。ぼくはすっかり酔っちまって。おまけにぼくの髪は肩までまだまだ伸びてないし。なんだか、せんこう花火が欲しい気分。そんな、よしだたくろうみたいなセリフを口にしながら。
さっき、ライブハウスから戻ってきたところ。

19日はキルヒヘアでライブをした。プジャリ企画《FIRST! LAST! ALWAYS! vol.13》。来てくれたたくさんのお客さん、ありがとうございました。

トップは妄念忍者。ふたり組が忍者とナースのコスプレで登場。打ち込みサウンドとノイズギターとシャウトする唄。これを若者ではなく、おじさんが演ってる。なんにも感じないわけがない。おもしろかった。

2番目は田中ハドソン。バンド名からはとうてい想像できない楽曲。ハードコアだった。ステージと客席、関係なく縦横無尽に走り回りながら叫ぶボーカル。激しい曲を淡々と演奏するバック3人。ボーカルの方はMCになると普通のおにいさんに戻って、べらべらしゃべる。曲が始まるとまた走り回りながら叫ぶ。だけど曲がいい。演奏もうまい。よかった。

3番目はBABY JESSICA。静岡で英会話の先生をやってるアメリカ人のエレキ弾き語り。80年代ニューウェイブ以降の雰囲気っていえばよいか。そんなオリジナル。途中で日本語のカバー曲もやった。誰の曲かはぼくにはわからなかったけど、しっかりとした日本語で唄っていて。リスペクト具合がすごく伝わってきた。いいね。

4番目はTHE SLICKS。個人的なことになるが、マイ・マーシャル・アンプの調子が昨夏からよろしくなく。お店に修理依頼をして、ようやく年末に戻ってきた。この日はマイ・アンプの復活ライブでもあった。ライブ中、ギターソロを弾いてるときにふっと振り返ると、アンプはぼくに向かってニコッと笑った。そしてぼくを指さして、こう言った「サンキュー、ミスター真空管。これからもよろしくな」。恐縮です。

最後がSISTER PAUL。3年ぶりの浜松とのこと。うねるベース。弾(はじ)きだされるドラム・ビート。絶妙なツイン・ボーカル・ハーモニー。独特な耽美感(たんびかん)と唯美感(ゆいびかん)をまとった歌詞と楽曲。この日もあいかわらずだった。シスターポールはまさに唯一無二。サイコー。

終演後、物販台の前に行列ができた。キルヒヘアでのあんな光景、初めて見た。
誘ってくれたプジャリ、おつかれさまでした。ありがとう。

B.G.M.「DOCTORS OF MADNESS/DARK TIMES」
シスターポールのおふたりが参加している昨年発表されたドクター・オブ・マッドネスのアルバム。41年ぶりらしい。WOWっ! 3曲目、5曲目、7曲目がめちゃくちゃカッコいい。

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

《HIT A TARGET VOL.11》
■2月22日(土) 弁天島MARGARITA
■開場18:00/開演18:30
■料金:¥1500(1d込)
■出演:
Scramble
BEATSEEKER
真っ赤なBODY
SNOW BLADE
THE SLICKS

DJ:
Himitsu Syounen

No.1512 - 2020/01/20(Mon) 23:06:19