24日(金)は浜松窓枠へライブ観戦。ザ・クロマニヨンズ。 「年齢を重ねると涙腺がゆるくなる」なんつー言い方をよく耳にする。 わたし自身が『すべての若き野郎ども』のひとりであった時代には、「どうして歳を喰うと涙もろくなるんだ?うそだろ」と思っていました。
先日、最終回を迎えた大学入試センター試験において、生物学の出題で【加齢と涙腺崩壊の関連性を述べよ】とか、世界史学の出題で【『すべての若き野郎ども』と『すべての若きパンクスども』の相対性を述べよ】みたいな問題は出されたのであろうか。 こーゆー「想像を働かせる」出題こそ、現代の若きひとたち、検索すりゃぁすべて解決できると思っているやつら、にとって必須の設問だと思うのですが。
幸運なことに、わたしがティーンエイジャーのころから大好きなバンドのいくつかは現在も現役です。 5年ぐらい前から、そのひとたちのライブを観に行くたびに、気づくとわたしは泣いているようになっていた。ステージ上での変わらぬお姿を拝見してると、ジュワ〜って。あふれる熱い涙です。 「年齢を重ねると涙腺がゆるくなる」という言い伝えは本当だったんだ。
やがて涙はポロリとほほを伝い、ライブハウスの床面へと流れ落ちた。いい歳コイた男が、ライブを観ていて泣くなんて、カッコ悪い。こんな姿、誰にも見られたくない。でも、どうしようもない。だって、ニュートン先生が発見したように、この星には重力があるから。涙はどうしたって下に流れるのです。 ああ、ここが宇宙だったなら。わたしの涙は流れ落ちることなく、天空はるか上へと昇っていったのに。
ザ・クロマニヨンズは毎年、アルバムを発表するバンドです。 ここ数作は、ぶっちゃけた話、イマイチだった。彼らが好きだからこその感想。どんなバンドであれ、お気入りのバンドに対し、愛ある批判精神もなく、もろ手を挙げて拍手喝采はどうかな?って思うなあ。 だがしかし、今回のアルバム「PUNCH」は快作でした。中でもスローな曲が2曲あったのが特によかった。 浜松のライブでその2曲を演った。2曲目におけるマーシーのギターソロが絶品だった。クロマニヨンズの楽曲って総体的に見て印象的なギターソロが少ないと思う。ロックンロールなのに。 だからこそ、この日の、この曲におけるギターソロはホントにうれしかったのです。
ライブが終わった。 あれれ、わたしは涙を一滴も流していませんでした。きっと、この日のわたしは、すべての若き野郎ども、のままだったのかもしれません。
25日(土)は静岡フリーキーショウへライブ観戦。友人シゲちゃん企画。 家内のバンド、ビートシーカーや友人のバンド、インターギャラクティックを含む全5バンド出演。 全バンド、ホントに素晴らしいライブだった。出演順もすごくよかったと思う。静岡在住のたくさんの友人もお客さんで来ていて、みなさんとの再会と会話も楽しかったし、うれしかった。 あそこにいたひと全員が、すべての若き野郎ども、だった、もしくはそれに戻っていた。そんな気がします。 出演のみなさん、企画のシゲちゃん、おつかれさまでした。ありがとう。
写真の説明は不要ですよね(笑)
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。
《HIT A TARGET VOL.11》 ■2月22日(土) 弁天島MARGARITA ■開場18:00/開演18:30 ■料金:¥1500(1d込) ■出演: Scramble BEATSEEKER 真っ赤なBODY SNOW BLADE THE SLICKS
DJ: Himitsu Syounen
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No.1514 - 2020/01/27(Mon) 23:23:47
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