こだわりを捨てるというのは、たいへんなことだと思う。ある意味「今まで生きてきた自分を捨て去ること」と、いえるかもしれない。 昔から、お好み焼きや焼きそばを作るのが好きだ。焼きそば作製における我がこだわりがあります。 ・ソースが添付されている商品を使わない。つまり1袋19円〜39円(税別)ぐらいのゆで麺を購入して、単体のおたふく製焼きそばソースを使用する。 ・キャベツは堅めのものを選ぶ。できれば愛知県産のキャベツがベスト。 ・麺を入れて焼く時にかつお節を使用する。 ・水を注いで麺をほぐさない。 ・肉は豚もも肉もしくはこま切れを使用する。 等々です。 先日、ほんのきっかけで、こだわりを捨ててみた。 水を注いで麺をほぐす。肉の代わりにソーセージを使う。おたふく以外のソースを使用する。等々です。 めちゃくちゃ美味かった! こだわりを捨てるとこんな出会いがあるんだ、って感じです。 ほら、ごらん、ぼくをがんじがらめにしている、こだわりちゃんの目が愛らしい光を放ちだした。 これからどこへゆこう。ここから先も、やっぱり俺は俺だ。
1日(土)の夜は浜松ロブズ・ナイトキャップへライブ観戦。ザ・グルーヴァーズの藤井一彦さんソロ公演。 実は、この日のライブは振替公演だったの。昨年秋に日本各地を襲った台風が浜松に最接近した日が、もともとの日程だったんだ。 そんなくやしい出来事もMCに幾度も取り込みながらのアコギ演奏は、前半後半の2部制で行われた。バンドの楽曲をアコギ弾き語りアレンジにしてのライブ。そして秀逸な洋楽カバー選曲。しかも見事な一彦ワールド全開な日本語に変えて。 ぼくは何度のけぞったことか。のけぞったぼくのことなんか、おかまいなしに彼は次々と素晴らしい演奏を続ける。演奏が気になるので再び身体を起こしてステージに集中する。またのけぞる。また集中する。やがて後ろのお客さんがこう言った。 「淳吉郎さん、なんか体育館で腹筋してるみたいですね」 そうさ、ぼくはライブ会場における自分のこだわり「ライブに関係ないことは絶対にしない」をポイと捨てたのさ。 主催の谷野夫妻、おつかれさまでした。
2日(日)は浜松キルヒヘアへライブ観戦。the 1970企画。 犬ゾンビこと下さん、BEATSEEKER、the 1970を含む全6つの出演者。DJは前日アコギ・ライブをしたフクちゃん。 大盛り上がりで大騒ぎな夜だった。気づいたら前日のような、「こだわりを捨てた腹筋」をし忘れていたぐらいさ。 ぼくもたまにバンドでライブを演るので、他のひとたちのオリジナル曲の作り方とか、演奏とか、MCを含むステージングとか、そんな部分に注目してしまう。そーゆー意味でも、とても参考になるイベントだった。フクちゃんの選曲もサイコー。いい夜だった。 主催のthe 1970、おつかれさまでした。
B.G.M.「ALICE COOPER/KILLER」 ちょっとしたきっかけでアリス・クーパーの黄金期3部作をくり返し聴いてる。おそらく30年ぶりにターン・テーブルに乗せたと思うんだけど。 あれー!? どカッコいいじゃん!って再認識。 「やっと、自分がこのレコードに追いついた」ってことかも。最近、こーゆーことが非常に多くて、誠にうれしい次第であります。
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。
《HIT A TARGET VOL.11》 ■2月22日(土) 弁天島MARGARITA ■開場18:00/開演18:30 ■料金:¥1500(1d込) ■出演: Scramble BEATSEEKER 真っ赤なBODY SNOW BLADE THE SLICKS
DJ: Himitsu Syounen
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No.1516 - 2020/02/04(Tue) 01:16:17
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