ここ10数年、外出する時は帽子を着用している。 数個あるが多くの場合、キャスケットと呼ばれる形状の帽子である。 実は、先ほど検索にてキャスケットという名称を知った。 ハンチング(鳥打帽)やベレー帽の兄弟だと思ってたから、自分としては所有するそれを「ハンチングって呼べばいいら」ってずっと思っていた。 検索の結果、それらは三兄弟という認識は当たっていたが、名称はハンチング弟とかベレー兄ではなく、キャスケットだった。 先日、所有するキャスケットの洗濯をしました。 帽子を洗濯するなんて生まれて初めての経験。 三つ所有するキャスケットのうち二つを洗濯した。 ひとつは西暦1994年に購入したものであるから、26年越しの初洗濯だ。 ここまで来れば「26年間、洗濯せずにずーっと着帽してたなんて、淳吉郎は不衛生きわまりないギター弾きだ」という言葉もどこかへ吹っ飛んでしまうと思ってるのだが……。 おしゃれ着専用の中性洗剤で手洗いしたが、なるほど26年分の色合い(汚れ具合)の水になった。 その帽子をかぶり、いろんなライブやロンドン、ブライトン、リバプールその他おおくの場所に行った。 なので、その水の色合いにぼくの歴史を感じてしまい、個人的にグッときてしまったわけです。 水というのは、どんな色にも染まるし、どんな形状のものでもその形どおりに姿を変える。 でも、すべてのものは水がなくては生きていけない。 つまり、水って実は一番強いんじゃないかって思う。 うわさに染まって、右にならえでナニかを買い占めて、生活の形を簡単に変えてしまうような生き物なんかよりずっと強いのさ。 外出先から帰宅したら水と石鹸で手を洗いましょう。
28日はフクちゃんと久しぶりの飲みーティング。 シナロケの最新作「LIVE FOR TODAY!」にまつわる話題を中心にミーティングは始まり、自然と内容はいろんな音楽話やお互いのバンド関連の話題まで広がってゆく。 同心円のようにずんずん広がっていくんだ、毎回。 ぼくらふたりは、とても似ていて、とても違う。
29日はキルヒヘアにワタナベマモルさんのライブ観戦。 今回のフライヤーに『DJワタナベマモル』って書いてあったんで、ホントかな?って思った「メインのマモルさんがDJやるの?」って。 お店に着いて扉を開けたら、ルー・ルイスの『WIN OR LOSE』が流れてた「おいおい、なんだよ。今日はいきなりサイコーなナンバーが俺を出迎えてくれたぜ」って思い、DJブースを見たらマモルさんだった! つまり、そーゆーことだったんです、いかにも過ぎて笑ってしまった。 主催のトンガラカス、やじ助、ザ・バンド・オブ・ホーリー・マウンテン、ワタナベマモル(各敬称略)の順番でライブした。 サイコーな日本語の音楽が響いた夜だった。 マモルさんの有名洋楽ロックの日本語カバーの歌詞内容にも唸った、というか、くやしくなった。 主催のトンガラカスのみなさん、おつかれさまでした。ありがとう。
B.G.M.「LEW LEWIS REFORMER/SAVE THE WAIL」 文章に出てきたら、聴きたくなって聴いてる次第。 こーゆーことには流されやすいのよ。 右側の方が26年選手です。
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No.1526 - 2020/03/02(Mon) 23:13:31
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