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記事No.1574に関するスレッドです

名は体を表したり、そうでなかったりな話 / 淳吉郎
7日(土)は浜松G-SIDEでBEATSEEKER主催イベント《MODERN PLOT vol.15》に参加した。
集まってくれたたくさんのみなさん、ありがとうございました。主催のBEATSEEKER、誘ってくれてありがとうございました。

THE SLICKS・・・おそらく多くのバンドがライブを演る際には曲順を考えると思う。出演イベントの志向だとか、タイバンと呼ばれる共演者の音楽性だとか、バンドそのものの指針、などで決定されます。そして今回、俺たちは『ジョージとメアリー』という今までとは違う曲調の新曲を演奏した。だって、それがザ・スリックスのスタイルだから。

BEATSEEKER・・・名は体を表す、と言います。ビートシーカーならば「ビートの探究者」ということか。ビートとリズムは似て非なるもの、そう考えるわたしにとって、この日のビートシーカーはまさにリズムの探究者ではなくビートの探究者だったんだ。サイコーなライブだった。

The lostnumbers・・・広島県福山市のバンド。スリックスとは3年ぶりの共演となったこの日、彼らはこの春に発売された音源からのナンバーを立て続けに披露した。えっ!?「失われたナンバー」というバンド名と違うじゃんか。そうか、名は体を表さない場合も多いってことか。サイコーなライブだった。

STUPID BABIES GO MAD・・・富士市のバンド。スリックスとはおそらく15年以上ぶりの共演となったこの日、やっぱり彼らは変わらぬ爆音をぶちかました。最近の状況下、ライブ参加やライブ観戦に飢えている阿呆なロック・ベイビーズのわたしたちは彼らのライブで気が狂ってしまったんだ。サイコーなライブだった。

THE SEE-SAW・・・京都のバンド。最初に彼女たちの演奏を見たのは2年前。そのライブにわたしは衝撃を受け動揺した。そして、念願かなって初共演のこの日、やっぱり彼女たちの演奏にわたしはドタンバタンと行ったり来たりのシーソー・ゲームで動揺しまくり。サイコーなライブだった。

こんなスペシャルなイベントでDJをしたのは浜松を代表するDJのプジャリとスー。ジグソー・パズルの最後の数かけらがハマり込むような、まったくもってドンぴしゃりな選曲だった。サイコー。

B.G.M.「THE CLIQUE/SELF PRESERVATION SOCIETY」
ザ・クリークは90年代の英国モッズ・シーンにおけるナンバーワン・バンドと個人的に思っている。
なぜなら、モッドであるべき姿「ルーツ・ミュージックを大切にしながら最新型を演奏している」からです。

No.1574 - 2020/11/08(Sun) 19:52:22