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記事No.1581に関するスレッドです

自由にまつわる話 / 淳吉郎
☆12月某日、浜松G-SIDEへライブ観戦、お店企画《See You In G-SIDE vol.1》。
出演順にTHE GOOD TIME ROLLERS、a+bets、THE JASON BLUE-RAY。

THE GOOD TIME ROLLERSはライブのたびにメンバーが違うんだけど、この日もリーダーであるコウキくんが作るR&Bに根差したロック、つまりそれはぼくが嗜好するところ、を鳴り響かせていた。
コウキはいい曲作るから、くやしいんだよなあ、まったくもって。

a+betsは告知を見たときから「知らないバンドだけど、どんなだろう」と思ってたが、ライブが始まったらメンバー5人のうち3人は静岡市在住の音楽仲間だったという事実。
演奏曲が50年代から60年代に至る秀逸なルーツ・ミュージックのカバーだったし、演奏力も素晴らしかったから、滂沱(ぼうだ)たるくやし涙がわたしのかわいい頬を流れた次第。

THE JASON BLUE-RAYは新メンバーになっての初浜松ライブだった、らしい。
個人的に興味あったのが新ドラマーの女のコだったんだけど、カッコいい太鼓を叩いていた。
「キレイ」と「美しい」が似て非なるもののように、「上手い」と「カッコいい」もそうだから。
つまり、彼女がメンバーとなったジェイソンは次に進んでいるってことだと思う。

この日の3バンドを観て感じたのは、それぞれが好きな音楽を自分勝手に解釈して「自由に演っていた」ってことかな。
それはまったくもって、俺自身がロックを演るに対して思ってるところとおんなじ。
みなさん、おつかれさまでした。ありがとう。

☆コマーシャルです。
そのTHE JASON BLUE-RAYの企画にTHE SLICKSが出演します。

1月24日(日) at 浜松G-SIDE

NOZU&THE JASON BLUE-RAY企画《N.J.P》
開場/開演;17:00/17:30
料金;1600円(1d込)
出演;
NOZU
THE JASON BLUE-RAY
THE SLICKS

たぶん、ノズもジェイソンもメンバーの平均年齢は20代中盤だと思う。
スリックスは44歳ぐらいかな。
だから? はい、すんません、そーゆーことです。
みなさん、よろしく。

☆土曜日と日曜日が休日であるわたしにとって、金曜日の夜というのはサイコーな時間です。
言い換えるならば「永遠の自由を手に入れた気分」と表現してもよかろう。
土曜日よりも、日曜日よりも、金曜日の夜が永遠に続くのならば……ロマンチックな気がする。
だがしかし、それは翌日土曜日の朝、昇る朝陽の美しさに気づくことができないかもしんない、ってこと。
自由ってのは、いったいなんなんだろう。

☆地元ハママツのバンドのいくつかにヘルプでギター参加したことがある。
「ジュンキチロー、好き勝手に弾いていいよ」
って、どのバンドでも言ってくれるんだけど、気持ちいいギターを実際快適に弾くことは非常にむずかしかった。
そういえば、本日午前中、近所のホームセンターに出かけた。
信号待ちで横を眺めると、電線に鳥が数羽止まってた。
もちろん鉄砲不所持だから、撃ってさ焼いてさ喰ってさ、はしなかったけど。
んで、彼らが電線から上空に飛んでった時、
「ああ見えるけど、あいつらは本当に自由なんだろうか。あん時の俺のギター・プレイとおんなじなんだろうか」
って、ふとそう思ったのです。

B.G.M.「ジャニス・イアン/愛の回想録」
数か月前、浜松が世界に誇るバンド、UP-TIGHTのリーダー青ちゃんと中島みゆきについて語りあった際に、彼からジャニス・イアンを勧められた。
本日、彼女のレコードを初めて買った。
素晴らしすぎる。
なぜなら、さまざまなことにおいて「キレイ」ではなく「美しい」からです。
フェイバリット・ミュージシャンがまたひとり増えたんだ。

No.1581 - 2020/12/27(Sun) 22:29:14