たとえば、初めてエレキギターを手にしたときはどうだったか。 それは楽しみと不安だった。 たとえば、初めてバイクを運転したときはどうだったか。 それは楽しみと不安だった。 たとえば、初めてひまわりの種を蒔いたときはどうだったか。 それは楽しみと不安だった。 「楽しみと不安」それをカタカナ変換するのなら「ワクワクとビビリ」か。 それをカタカナ漢字で変換するのなら「ヒマラヤ山脈とマリアナ海溝」か。 でも、ヒマラヤに登るひともマリアナに潜水するひとも「楽しみと不安」が共存しているのではなかろうか。
1月某日、盟友フクちゃんとの恒例かつ不定期開催な飲み―ティングをした。 今回は居酒屋ではなくフクちゃんのマイ・ホームにて開催。 わたしはフクちゃんではないからフクちゃん邸のことを本当だったらマイ・ホームではなく、ヒズ・ホームと呼ぶべきであろう。 だがしかし、ぼくらふたりはいろんな面においてとっても似ている、と同時にとっても違う。 そんな事象を踏まえたうえであえて「フクちゃんのマイ・ホーム」と表記した次第。
ぼくらが出会ってから20年以上経過しているけど、彼はそのあいだ幾度か引越しをしている。 そのすべての部屋にぼくは訪れ、そこでロック談義をしているのだが、フクちゃんのマイ・ホームは今回が初めてだった。 初めてのそれは「楽しみと不安」なんかではなく「楽しみと楽しみ」だったのさ。 カタカナ変換するのなら「タノタノ」だいね。 ありゃりゃ、小泉今日子さんの愛称キョンキョンとちょっと似ている。
昼過ぎに訪問し、フクちゃん家3人とジュンちゃん家ふたりの計5人でたこ焼きを作りながらさまざまな会話をした。 個人的にお好み焼き作成はちょっぴり自信があるのだが、実のところたこ焼き作成は初めてだったので、まさしくそれは楽しみと不安そのものだった。 体験した結果、たこ焼き作成にものすごく興味を抱いた次第。 だって、できあがったたこ焼きを食べるのはもちろんのこと、作ってるときも楽しかったから。 鉄板上の直径50ミリ前後の球形たこ焼きはどれもこれも、似ているようでちょっと違っていた。 最初はいびつな形状のそれをクルクルと回転させながら「たこ焼きの形」にもってゆく。 そう、それはまさしくロックン・ロールそのものだったんだ。
今回のフクちゃん邸訪問。 そこは太陽の光が降りそそぐ幸せな空間だった……つまりサンハウスでありハッピーハウスだったってことさ。 つまり、ぼくにピッタリってこと。 もちろん今後、たこ焼き作成鉄板も購入するつもり。 だって、俺はいつでも俺だけのロックンロールを演りたいんだ。
B.G.M.「THE PRETENDERS/THE SINGLES」 1979年デビューのプリテンダーズはパンクからニューウェイブに移行する時代のバンドと言える。 でも、俺にとっては60年代から始まったビート・ロックの神髄をその時代に体現しているサイコーなバンドなんです。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスのライブ予定です。
☆1月24日(日) at 浜松G-SIDE NOZU&THE JASON BLUE-RAY企画《N.J.P》 開場/開演;17:00/17:30 料金;1600円(1d込) 出演; NOZU THE JASON BLUE-RAY THE SLICKS
☆2月14日(日) at 浜松キルヒヘア 上空の中村《re:birth》 stripper「VOICE」リリース・ライブ 開場/開演;17:00/17:20 料金;2000円(1d別) 出演; stripper ピロヂ半ズボン THE JASON BLUE-RAY THE SLICKS
写真:フクちゃん家の愛娘ちゃんがピアノを披露してくれた。 小学校高学年の女子のピアノの音を初めて聴くことができた。 それは「未来と希望」の音色そのものだったんだ。 くーちゃん、サイコーな演奏をありがとう。
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No.1584 - 2021/01/17(Sun) 23:21:38
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