[ 掲示板に戻る ]

記事No.1588に関するスレッドです

神にまつわる話 / 淳吉郎
いつからかは存じませんが「神対応」なる三文字熟語が使われています。
たとえば、とある出来事やアクシデントが突発に発生した際に有名タレントやスポーツ選手が取った行動に対して。
その際の神ってのは、いわゆる「凡人のわたしたちにはできない神がかり的」みたいなニュアンスであろうか。
我が輩の実生活において「神対応」なんて言葉を使用したことは一度もないけど。

いつからかは存じませんが「オーマイ―ガー」なるカタカナが使われています。
これは英語におけるOH MY GODのカタカナ版ってのは誰でも知っている。
「やいやい、やっちまったな」とか「わお、信じられんら」みたいなニュアンスであろうか。
我が輩の実生活において「オーマイガー!」なんて言葉を使用したことは一度もないけど。

神は存在すると思ってる。
朝の洗髪後におけるヘアー・ブロウの際に「神よ、もっと髪を」とか。
用を足した後のトイレの中で「神よ、紙がありません」とか。
チューインガムの真っ最中に「神よ、下唇をまちがって噛みました」とか。
そうです、日々の生活の中でカミはいつもそこにいるのです。

2月某日。浜松中心部に存する神社におもむいた。
思うところがあって、お祓い(おはらい)をお願いしたんだ。
前厄も本厄も「なにそれ?」なんつってトンじゃかなかったわたしなのにねー。
「トンじゃかない」は遠州弁のひとつであり「知ったこっちゃねー」な感じです。
神主さんが唱(とな)え、巫女さんが舞った。
わたしは月曜日から静粛な気持ちで職場に向かうのさ、カー・ステレオから流れる爆音ロックンロールを聴きながら。

B.G.M.「THE GOD/SPEAKER TO ANIMALS」
1985年発表、ザ・ゴッドのアルバム。
カミソリのようなロックンロール。
我が輩の実生活において「ヤバいら、このカッコよさ!」なんて言葉はサイコーなレコードを聴くたびに発している。
もちろん、このレコードもそのひとつです。

No.1588 - 2021/02/28(Sun) 23:53:37