☆3月某日、クリエート浜松という施設へ絵画鑑賞。 バンド仲間であり画家でもあるthe 1970のベーシスト飯田くんが通う絵画教室の作品展。 彼の絵は2点展示されていた。 ひとつは鉄仮面で仮装をした人物の鉛筆画。 ぼくはこの絵にある種の「狂気」を感じた。 と同時に、昨年からの「マスク装着」や「ネット上でのいじめや嫌がらせ」などに対する飯田くんなりの「現状告発」を感じた。 つまり、ロックを感じたのです。 もうひとつは白米、味噌汁、焼き魚という朝食の油絵。 食事をするとき、わたしたちは食べ物を茶わんや皿に盛る。 これは「軟質(食べ物)と硬質(容器)を一体させる行為」と呼んでもよかろう。 その質感が絶妙に出ていた。 感情と楽器を一体させる行為を表現する……つまり、音楽を感じたのです。 飯田くん、ありがとう。
☆3月某日、浜松G-SIDEへライブ観戦。 NOZUとTHE JASON BLUE-RAYの共同企画《N.J.P》。 全6バンドのうち4バンドが知り合いのバンドだった。
・NOZUはガッツあふれるライブ。まるで42.195キロメートルのフル・マラソンを全速力で突っ走ってる感じ。若さってすばらしい。
・THE JASON BLUE-RAYは元気みなぎるライブ。きっとあいつらはラジオ体操最後の深呼吸だって全力で演って、息を切らしてるはずさ。若さってやっぱりすばらしい。
・THE GOODTIME ROLLERSはルーツ・ミュージックに根差したロックを今回も演った。そして、ドラム担当が上達していたのにビックリした。なぜなら彼はもともとベーシストであり、このバンドでドラムを叩き始めたという。才能ってやっぱりすごい。
・導火線は静岡のバンドだが、これまで観る機会に恵まれず、この日、念願がかなった。Vo.の宮田氏はこのバンドでボーカル・デビューしたと聞いていたが、堂々たるフロント・マンぶりなライブだった。客として様々なライブを観ている人はやっぱりすごい。 そうか「門前の小僧、習わぬ経を読む」ということわざはこのことかも、と思った次第。
主催のNOZUとTHE JASON BLUE-RAY、出演した全バンドのみなさん、サイコーな時間をどうもありがとう。
B.G.M.「LED ZEPPELIN/IN THROUGH THE OUT DOOR」 高校生になった時、やっぱりロックが好きなやつらと会話するようになった。そのうちのひとりがぼくにストーンズとツェッペリンをカセット・テープで紹介してくれた。 ストーンズは「刺青の男」、ツェッペリンはこのアルバム。 ぼくが彼に紹介したのがピストルズの「勝手にしやがれ」とクラッシュの「白い暴動」とモッズの「ニュース・ビート」だったのです。 彼は俺とおんなじように現在もロックを聴いているんだろうか。
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No.1590 - 2021/03/14(Sun) 23:25:21
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