タモリさんが長年にわたって司会をしていたお昼の番組では「友達の友達はみんな友達」なんつって、いわゆる友達リレーが展開されていました。 ミュージシャンは音楽仲間を紹介することが多かったし、アイドルは仲のいいアイドル、俳優はタレントや業界関係者を紹介していた。 そんな中、ある時、いいともに出演した鮎川誠さんが瀬戸内寂聴さんを紹介したのにはビツクリした「えっ? どなた?」って。 つまり、恥ずかしながらぼくが寂聴さんの存在を知ったのは、そのときだったのです。 どうして鮎川さんは、いつでも新しい扉を開けてくれるんだろう。
2020年11月某日。名古屋のバンド仲間、NORTHWESTのBa.&Vo.担当ナミちゃんから連絡をもらった。 アメリカのバンド、THE MUFFSのトリビュート企画があるらしく、ぼくがマフスを敬愛してることを知っているナミちゃんはこう言ったんだ。 「あたしたちも演るんだけど、ジュンキチさんのスリックスも演ってみない?」
THE MUFFSのトリビュートにTHE SLICKSが参加しないわけがない。 二重否定は時として肯定よりも強い意味を持っていたりする。のかも。 企画発起人は札幌のバンド、THE KNOCKERSのあつしさん。 数日後、あつしさん本人からぼくのところにあいさつを兼ねてのメールが届いた。 友達の友達はみんな友達……やっぱ、そーゆーことか。 「笑っていいとも」ではなく「ロックでいいとも!」ってことさ。 だって俺にとって、ロックすることは笑っちまうほど楽しいのです。
ユーチューブを使用した映像によるマフス・トリビュート企画である今回、俺たちスリックスはカバーを演るにあたって、これまでとおんなじ手法を採択した。 それは、「原曲をそのまんまカバーする」のではなく「愛あるスリックス風味をふりかけみたいにまぶす」手法ということであります。 ワオっ、勢いあまって、ついつい「愛ある」だなんて似合わない言語を発してしまいました、さーせん。 いやいや、さーせんちゃうで、それはすみませんだに。 わたしは平仮名の羅列、そして発音時における音色感の丸みに「平和の響き」を感じてしまう。 ろっくんろーる、ほぉら、ころがってるかんじするでしょ。
ついに日本国内の全54組によるザ・マフスのトリビュート映像が完成しました。 ボリューム1、ボリューム2、それぞれに27組ずつ収録。 ナミちゃんのノースウエスト、そしてザ・スリックスもボリューム1に出演してます。 全54組の映像はこちらからどうぞ。 Vol.1
Vol.2
十人十色。 100人のギター弾きに100通りのジョニー・B・グッド。 そして、あたらしい類義語が生まれました。 「54組の演奏者に54通りのマフス愛」うん! まさに! サイコーに素晴らしいトリビュート映像集です! 誘ってくれたナミちゃんありがと。 ノッカーズあつしさん、おつかれさまでした。最高な企画をありがとうございました。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスのライブ予定です。
☆6月12日(土) 豊橋AVANTI 《AVANTI presents》 開場/開演;18:00/19:00 前売/当日;2000円/2500円(1d別) 出演; 官舘村慶介二 THE GOLDENBATS THE SLICKS
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No.1596 - 2021/04/28(Wed) 00:23:46
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