人類を無理やりふたつに分類するとして。 生活しているのは赤道の北側か南側か。とか。 利き腕は左か右か。とか。 ロック・ミュージックにグッとくるか、なーんにもこないか。とか。 いろいろな分け方があります。
住んでいるのがどこであろうとも、利き腕がどちらであろうとも、流れてくる激しいビートにノレようがノレまいが、それは大した問題ではなく、どちらでもオッケー。 生きて、生活できているだけで充分な気がする。 生きていることそれ自体がすっごくラッキーなことだし、生きているからこそ**だってできる。**の部分はみなさまの随意でどうぞ。 3月というのは特にこんな気持ちになります。
ロックにグッとくるひとのなかでこんな分け方がある。 レッド・ツェッペリンにグッとくるか、なーんにもこないか。 長いロックの歴史のなか、満天の星空のごとくバンドがあるけど、ビートルズ、クラッシュ、ダムド、キンクス、ピストルズ、ストーンズ、フーなどではなく、ここはツェッペリンなのさ。 プロ・インディー・アマチュアミュージシャン問わず、またリスナーとしてロックにかかわっている方々も含め、ツェッペリンにグッとこないひとがけっこういることにある時、気づいたんだ。 「へぇ〜」つって塀(へい)のそばで屁(へ)を垂れたガキんちょのような声をわたしはあげたのさ。 なぜならわたしはツェッペリンが大好きだから。
高校生の頃からレコードで聴き続けていたとあるバンドの音源をあらためてCDにてクルマのカーステで聴いてみると、「こんな音が鳴っていたんだ」みたいな新たな発見があることに今更ながら気づいた2月某日。 基本的にレコードで持っている音源はCD購入しないんだけど、同じころネットでツェッペリンのスタジオ音源全9枚を収録したCDボックスの存在を知った、おまけに4曲の未発表曲も収録というじゃないか。 ぼくの右手は「意識と無意識」「ここにいるべきか向かうべきか」「闘うか逃げるか」なんつー、標高数百メートルに及ぶ【選択の垣根】を軽々と飛び越えると、購入ボタンをプッシュしていた。あちゃあ。
人類を無理やりふたつに分類する件については下記の分け方もある。 手前勝手な理由のもとに武器を使ってひとや生き物を殺める(あやめる)ことができるか、できないか。 武器を使ってひとや生き物を殺めるなんてことがオッケーであるはずはない。 2月某日、戦争が始まってしまった、そして一か月が経過した今も続いている。 かの国の大統領、彼は自分の戦闘指示がひとや生き物を殺め、ひとびとからこれまで**していた日常の生活を奪っていることをどう感じているのだろう。 どう考えてもあなたは『天国への階段』を買うことはできないはず。
B.G.M.「LED ZEPPELIN/CODA」 1982年発表、ツェッペリンのラスト・アルバム。ボックスではこのアルバムにボーナス・トラックとして未発表曲4曲が追加収録。 ロックの分類というかジャンルで呼ぶところの「パンク」「モッズ」というロックが大好きです。 今回、ツェッペリンの全アルバムを聴きなおしながら、あらためて思ったことは、彼らはブルースを始めとする世界各国のルーツ・ミュージックを下敷きにしたオリジナルをたくさん作っているバンドだったんだってこと。 ブルース関連の楽曲に至っては完全に「ブルース曲調」をぶっ壊して自分たちの楽曲にしているのもある。 うん、つまり、俺の中で彼らレッド・ツェッペリンはパンクやモッドの要素が詰まったバンドだったってことに気づいた次第。
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックス、次のライブです。 みなさまのご来場お待ちしております。 よろしくお願いします。
4/2(土) 浜松G-SIDE STIR YOUR SOUL VO.1 \1400(+1D) open 18:00 -BAND- The good time rollers 南シナ会 Zん FUN CLUB THE SLICKS
-DJ- 喝!凡 (松本 隆ONLY)
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No.1626 - 2022/03/28(Mon) 00:48:27
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