[ 掲示板に戻る ]

記事No.1661に関するスレッドです

マッドとクレイジーにまつわる話 / 淳吉郎
8月26日は浜松エスケリータ68にてライブ観戦。
敬愛するシンガーソングライター:双葉双一さんのライブ。
この日はバンドセットでのライブだった。
彼の楽曲が持つ世界感が大好きなのだ、英語で言うならばmad(マッド)って感じか。
そう、あの傑作映画『マッドマックス』のマッドでございます。
バンド演奏でもそれは健在だったが、個人的にはいつもの弾き語りの方が好きかな。
んで、アンコールは弾き語り。
最後に演ったのが大好きな『二段階右折エレジー』。
実は前回のライブの時、帰り際に「ぼくは二段階右折エレジーが大好きなんです」と彼に伝えていたんだ……えっ、もしかして……きゃあ。

8月27日は浜松テホムにてライブ観戦。
the 1970の企画に知り合いSICKSを含む、全5バンドが出演。
全バンド、サイコーな狂乱の宴だった、英語で言うならばcrazy(クレイジー)って感じか。
そう、サンハウスのあの傑作ライブ盤『クレイジー・ダイアモンズ』のクレイジーでございます。
わたしがバンドのライブを観るときには演奏はもちろんのこと、ステージ上での演奏者の顔つきとか、アクションとか、MCの内容も含むライブの流れに関心がmaximum(マキシマム)です。
そう、ザ・フーが自分たちの音楽を『マキシマム・R&B』と表現したマキシマムでございます。
その点においてもこの日は全バンドからいい刺激を受けることができた。
そしてDJをやったのは旧名プジャリことtadaz(ただつと読みます)。
彼は状況に応じて全ジャンルに渡る音源を選択できるDJさ、もうサイコー。
企画のthe 1970、ありがとう。

どうやら所有している1981年刊の講談社英和辞典によるとmadやcrazyには「狂っている」だけではなく「熱狂した」という意味合いもあるようで。
偶然か必然か、まさしくそれはわたしが抱いた週末の感情を代弁してくれています。
ってか、言語解釈はどんどん変化していくもの。
だったら、バンドで最新型の音楽を演りたいんなら辞書も最新型を使えよ、ってことかしら。
うん、たぶんそうだろう。

さあ、9月です。
豊橋市二川のライブハウス、AVANTIの月刊小冊子「ヤモリタイムス」9月号が発刊されました。
わたしの800字コラム『淳吉郎のロックンロール・ワンダーランド』も掲載されてまーす。
下記からよろしくどーぞ。

https://avanti-music.com/yamoritimes_18/

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックス、次のライブです。

10/14(土)
浜松 TEHOM
the 1970 pre.《SUICIDE BOYS》

出演:
the 1970
鏖(tokyo)
スケベ兄弟(odawara)
NEHAN(nagoya)
THE SLICKS

開場/開演 17:30/18:00
料金 2500円(+1d )


B.G.M.「SICKS/JASON KILLER」
岐阜のライブハウス、キング・ビスケットのオーナー、キムさんのバンドの1stアルバム。
楽曲や演奏はもちろんパンクなんだけど、この日のライブを観ていてキムさんの声質もパンクそのものだと思った次第。これは持って生まれたものです。サイコーすぎる。

No.1661 - 2023/08/30(Wed) 22:34:34