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記事No.1662に関するスレッドです

稲穂にまつわる話 / 淳吉郎
大都市、および中堅都市においてはライブハウスを始めとする演奏場所がいくつかあります。
おもしろいのはお店それぞれにカラーがあるということ。
もちろん、それはオーナーの姿勢や志向・指向・嗜好があっての色合いなのだが、オリジナル主体なのかカバー主体なのかを含めそれぞれの音楽スタイルに共鳴するミュージシャン同士が各店に集うようになり、いつしかカラーが生まれている気もします。
だから、野球やサッカー等の試合で各チームがホーム・アウェイって言い方をするように、ミュージシャンがいつもと違う店で演るときは「アウェイ」って感じが最初は強いのでは、と思う。
でも、どんなきっかけであれ演奏できる場所が広がるのはハッピーな出来事。

7月16日に日傘購入の投稿をしたのだが、そこで記したとおり、残暑きびしい現在も日傘を差しながら毎朝ウォーキング中。
実はひそかな楽しみがあって、それは沿道にひろがる田園における稲の成長観察であります。
6月ごろから田植えが始まり、日々、成長してゆくその姿を拝見。
田んぼによって所有者が違うから田植えの時期もバラバラ。
興味深かったのが区分けされた田んぼごとに、それぞれの稲々の高さが一定、個人差がない、という事だった。
おんなじ場所で育っている稲は均一に成長するようです、おんなじお店で育っているミュージシャン同士が競い合って好き勝手に成長するのとは違って。

8月後半、田んぼによっては稲穂を垂れる稲が早くも出始めた。
田植えが早い順に稲穂が垂れるのは、おそらくだが想像できる。
だがしかし、なによりも驚愕したのが、背丈にカンケーなく稲穂は垂れるということだった。
だって、すでに稲穂を垂れている田んぼに隣接する田んぼの稲はそれよりも10センチ以上高い背丈なのに、稲穂の「い」の字も「な」の字も「ほ」の字もなく突っ立っている有り様なのさ。
でも、案外と彼らは自分より背が低いけど立派な稲穂を垂れている隣人先輩に対し、羨望の眼差し(まなざし)で「いつか先輩の田んぼに行って稲穂イズムを語りあえたら」って思っているのかもしれません。
どんな店であれ初めて出会ったミュージシャンと音楽の話ができるのがわたしは大好き。

そーいえば、遠い昔のあの日「よっしゃー、やったるぜ!」つって気合いマンマンでホームとは違うお店で演ったけど、共演バンドから実力の差をこれでもかと見せつけられたっけ。
そもそも人間は形として稲穂を垂れない生き物だから、自分が稲穂を垂れているのか、それとも垂れていないのかは意識の問題かもしんない。
そして今も昔も、どこのお店で演ったって、いっこうに稲穂を垂れていない自分を確認してしまうわたしがいるのです。

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ザ・スリックス、次のライブです。

10/14(土)
浜松 TEHOM
the 1970 pre.《SUICIDE BOYS》

出演:
the 1970
鏖(tokyo)
スケベ兄弟(odawara)
NEHAN(nagoya)
THE SLICKS

開場/開演 17:30/18:00
料金 2500円(+1d )

B.G.M.「HOUND DOG TAYLOR AND THE HOUSEROCKERS/NATURAL BOOGIE」
先日、ふと立ち寄った静岡県西部の「道の駅」にて摘果みかんを購入。
ちっちゃなみかんがこんだけ入っていて、なんと120円っ!
「酸っぱいからレモンなどの味付けの代わりにどうぞ」なんつーポップに乗せられてついつい。
シナロケ・グラスの甲類焼酎ロックに、レモンではなくピンポン玉よりちっさいミカンの果汁をしぼって投入したら、まーさーに♪甘くて酸っぱい〜♪な感じ。か。
そんな我が家はハウンドドッグ・テイラーの歪んだボトルネック・サウンドで揺れているんだ。もうサイコー。

No.1662 - 2023/09/10(Sun) 18:32:03