[ 掲示板に戻る ]

記事No.1667に関するスレッドです

某日日記 / 淳吉郎
10月某日。浜松テホムへライブ観戦。
Emon Denikerさん主催のイベント「孤孤独研究所 スピンオフ 〜実録女ののど自慢〜」へ。
4人の出演者のうちEmon氏をのぞく3人が女性の弾き語り、DJのおふたりも女性でした。

トップはbebeさん。今回が初めてのライブとのことだったが、そんなことをこれっぽっち(人差し指と親指の間隔6ミリぐらいな)も感じさせないライブと楽曲だった。すばらしい。
2番目はちひるねさん。お上手なギターと可憐な唄声、そしてご自身の生活と社会情勢を細かく(キャベツの千切りだったら3ミリぐらいな)散りばめた楽曲。たとえば陽水さんの「傘がない」のような。すばらしい。
3番目はニシムラユキさん。エフェクター効果を駆使したギタープレイとちょっぴり甘い(砂糖小さじ3分の?Tぐらいな)唄声のユキ・ワールド。見上げればこの日もそれはテホムをおおい尽くしていた。すばらしい。
最後はEmon Denikerさん。90年代の欧米ロックを彷彿させる(映画館の銀幕スクリーン・サイズな)楽曲を打ち込みマシーンにあわせてエレキギターでのひとりバンド形態はこの夜も健在。すばらしい。
Emon Denikerさんを始めとする出演者のみなさん、楽しい夜をありがとう。

10月某日。浜松の映画館、シネマ・イーラでCCRことクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの映画を観た。
今回の上映に限らずシネマ・イーラはホントにセンスのいい素晴らしい映画館。
CCRはわたしがティーンエイジャーの頃である35年以上前にファンになったのだが、どーゆーわけか映像を拝見した経験はそれほど多くはなく。
そして、今回の映画を観て感動に打ち震えたわたしは自分の原点を再認識していた次第。
それは黒人以外の人種がどうやって「あの感覚」を消化して、それをロックンロール・ミュージックに昇華させるか、という点でございます。
もちろん、あの感覚というのは曲構成だけではなく、世界情勢と自身の生活環境をどうリンクさせて「言葉」にするか、という部分であり。
帰り道、年甲斐(としがい)もなく少しだけスキップしてしまった。

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックス、次のライブです。

ワタナベマモル《命の次にロックンロール・ツアー 2023》
☆2023年12月16日(土) 浜松 TEHOM
☆開場/開演 18:00/18:30
☆料金 2500円(1d別)
☆出演
ワタナベマモル
タオル
マシス
THE SLICKS
☆DJ 只っ

B.G.M.「CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL/TRAVELIN’ BAND」
1970年発表、CCRの5枚目のアルバム『COSMO’S FACTORY』A面3曲目収録であり今回の映画のタイトルにもなった楽曲です。
これがわたしが最初に買ったこのバンドのレコード、浜松市内の中古盤屋にて。
ターン・テーブルに乗っけて聴く前に「なに? このジャケット」って思いました(笑)
なぜなら、バイクに乗ってるメンバーやレーサー・バイセコーに乗ってるメンバーがいたり、下手くそな手書きの文字板が柱に貼ってあったりで(笑)。
これこそ、ある意味このバンドのスタンス、英語で言うところの「Sense Of Humor(ユーモアのセンス)」だと思った次第。
もうサイコー。

No.1667 - 2023/10/23(Mon) 20:23:57