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記事No.1679に関するスレッドです

某日日記 / 淳吉郎
ぼくはギター弾きですが、ほーんのちょびっとだけ鍵盤楽器をかじったことがあります。
「かじった」と言っても、硬いおせんべいを食べるみたいに白鍵と黒鍵に喰らいついたわけではなく。
だって、そんなことをしたら歯が欠けてしまうら。
そして鍵盤楽器を弾いた時、「ああ、ギターとはまったく違う世界だな」と思った。
と同時に「鍵盤で作る楽曲はギターでの楽曲とはメロディーが違うだろうな」とも感じた。
ギターは2次元、鍵盤は3次元って感じ。かな。
でも、どんな楽器で作ったって、もちろん鼻歌で作った唄でも、そこにあるのは「そのひとの酔いどれ空間」。もうサイコー。

12月某日は豊橋AVANTIにてライブ観戦。
キャロル・キングのカバー・バンド、ピロリキングとビリー・ジョエルのカバー・バンド、GAMT’ RIBEのツーマン・ライブへ。
実はわたくし、キャロル・キングもビリー・ジョエルも大好きでございます。
おふたりともピアノ弾きだから、前述したとおり楽曲の雰囲気やメロディーが「わおっ」って感じなんだ、ぼくにとって。
んなわけで楽しみにしていたその日、どちらのバンドもすばらしかった。
両バンドともメンバーの方々の技量がすごかったけど、なによりもステージから「これが好きなんだ〜」って気持ちが届いてくるのがよかった。
これがカバー・バンドを演るうえでのもっとも大切な部分だと思ってます。

この日は超満員だった。
いいバンドだからってことはもちろんだが「やっぱオリジナルで演ってるバンドと違って、スタンダードを演るバンドは一般人にも受け入れられやすいのかな〜」って、ひとりごちた次第。
そんな気持ちと、いいライブを観た高揚感が交錯しながら帰宅すると、くやしまぎれに最近のマイ・ブーム、プリッツ・トマト味をお湯割り焼酎とともにかじったクリスマス・イブイブでございました。
いやぁ〜音楽ってほんっとにいいですね。さよなら さよなら さよなら。

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

2024/2/4(日)静岡騒弦
<Farewell said to You>
Open 16:00 Start 16:30 Ticket \2500(1Drink付
<ACT>
Suzuai(千葉)
ルイス
キセノン
シンキロウ
THE SLICKS

B.G.M.「グッドナイト・サイゴン/ビリー・ジョエル」
1982年発表のアルバム『ナイロン・カーテン』A面4曲目に収録。
このアルバム全体に社会性をすごく感じます。
でもメッセージを押しつけないところがまたクールでカッコいい。

No.1679 - 2023/12/26(Tue) 22:14:34