12月某日。我が家の大そうじをした。 まずは窓ガラスふき。 毎年、やり方が違うんだ。 『ガラス〇〇〇』みたいな市販のスプレー式合成洗剤を使用したり、「新聞のインクが汚れを除去する効能を持ち合わせてる」というネット伝授の『新聞紙を水に浸してふきふき作戦』だったり。 本年は後者を選択し、午前中より開始しました。
そんなに多くない収入でなんとか生活をしたり、子育てをしている国民が多いなか「キックバック」という独自システムにより私腹を(もちろん真っ黒な)肥やす某国・与党の派閥連中の記事。 いまだに罪のない一般人をも巻き込んでいる幾つかの戦争を伝える記事。 それらが紙面を飾る古新聞でぼくは汚れた窓ガラスをふきふき。 昨日のニュースなんて誰も欲しがらないし、できればあしたもあさってもハッピーなニュースを。 だから、来年末の大そうじは市販のスプレー式合成洗剤でふきふきできることを願った次第。
今年はミュージシャンや音楽関連の方々の訃報がとっても多い年でした。 どんなひとにもその時は来るから、ってわかっていても、やっぱり「なんで? どうして?」って気持ちになっちゃう。 今年の1月某日、ぼくにとっての最大の存在、鮎川さんが亡くなった。 翌日に訃報が発表されたんだけど、その日はぼくの誕生日だった。 シーナさんは2015年2月14日に亡くなったけど、その日はぼくの実父の誕生日であり、同年の7月に実父も他界している。
だから彼の訃報に際し、偶然といえども、不思議な感覚につつまれ、いわゆる「縁」みたいなものを感じずにはいられなかったのです。 ぶっちゃけ、今でもぼくにとって、シーナと鮎川誠おふたりの他界に対しての実感はありません。 自分にとっての大切なことは「心のずーっと奥の方」で、根付(ねづ)いているから、「それ」を追い続けていれば枯れないのかもしれない。
来年もご都合があえばザ・スリックスのライブに来てみてください。 ザ・スリックスはこれまでと同様、あいかわらず新曲メインで演っていく所存でございます。 だって、それこそ表現者にとっての最重要ポイントだら。
この文章を2023年に読んでくれたみなさん、一年間ありがとうございました。 (喪中の方々も含め)よいお年をお迎えください。 この文章を2024年に読んでくれたみなさん、昨年はありがとうございました。 本年もよろしくお願いします。 よいお年玉をあげたり、もらったりできますように。
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。
2024/2/4(日)静岡騒弦 <Farewell said to You> Open 16:00 Start 16:30 Ticket \2500(1Drink付 <ACT> Suzuai(千葉) ルイス キセノン シンキロウ THE SLICKS
写真は2004年6月30日に浜松ポルカ・ドット・スリムで行われたシーナ&ロケッツ・ライブでの打上げ写真。 左からシーナさん、鮎川さん、淳吉郎、そして友達でありライバル、盟友のフクちゃん。 フクちゃんもぼくも鮎川さんに対し、いろんな質問をしました。 「鮎川さん、ルースターズがサンハウスの『ドゥ・ザ・ブギ』を演ってますけど、大江さんはカバーするにあたり鮎川さんに許可を求めてきました?」 そんなぼくの言葉に対し、彼はこう言いました。 「うう〜ん、しないよ。だって俺らがストーンズのカバーする時にミックやキースにいちいち言わんやろ。それと一緒」。
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No.1680 - 2023/12/31(Sun) 13:29:51
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