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記事No.1719に関するスレッドです

8月4日にまつわる話 / 淳吉郎
8月某日。浜松ズートホーン・ロロへライブ観戦。
長年の音楽仲間であるミッキーさんの企画【BEST Hit vol5】へ。

14:00開演ってことで、日傘を差しながらロロへ向かう。
昨夏より日傘使用なのだが、すばらしい。
その熱波遮断の効果は筆舌に尽くしがたいものがございます。
ウソだと思うのなら、一度試してみなされ。
というか、なによりも「日傘を差す」こと自体がカッコいい、真夏でもライダースを着ている方々とおんなじくらい。そんな気分。

時間どおりにライブは始まった。
出演順にSEIJI、オカモチ、トール、栗原じゅん、中西こでんのみなさん(各敬称略)でした。
中西以外の方々はカバーが中心の演奏だったが、自分と似た世代なので繰り出される数々の楽曲に「それ来るか」って、いちいち喜んでいた次第。
みーんな、おんなじ場所から始まってるのでしょう。
中西とは知り合って30年ぐらい経つが、演ってることはなーんにも変わっていない。
成長していない、のではなく、最初っから「そこ」にいるのさ。
そして、彼のライブを最初に体験したあの日とおんなじように「すげぇな、この男」と感じてるわたしがこの日もいた。

終演後はロロのオーナー、ダイちゃんとあれやこれやを談義。
横尾忠則さんの話から始まって、最終的には「ザ・フーはサイコー」という流れ(笑)
主催のミッキーさん、出演されたみなさん、おつかれさまでした。ありがとう。
ダイちゃん、「ストロベリーフィールズ・フォーエバーってカクテル作って」って無理やりリクエストして、即行で作ってくれたカクテル、美味しかったよ。

そして退店後、太陽は照っているがすでに勢いを逸しているので、日傘を閉じたまんま向かったのは浜松が誇るサイコーな映画館、シネマイーラ。
『シド・バレット 独りぼっちの狂気』という映画。
俳優が演じるのではなく、ドキュメンタリーの手法で「謎に包まれた男」に近づいていく。
うん、いい映画だった。

沈んだ太陽の代わりにネオンがにぎやかに灯る繁華街。
そこを歩きながら「日曜だってのに、みんな街に繰り出してるね、いいね」なんて思いつつ中途のコンビニエンスに立ち寄り、焼きプリンを購入して帰宅した。

B.G.M.「MAMORU&The DAViES /8月4日B級劇場」
すでに発表している曲に若干の手を加え、2024MIXバージョンとして7インチ・レコードで発売。
この世の中には、ひとが恋した数だけラブ・ソングが存在していると思っている。
そんな中、この楽曲は屈指の名曲です。サイコー。

No.1719 - 2024/08/06(Tue) 00:05:04