12月某日。わが賃貸住宅の垣根を剪定。 前回の剪定は昨年12月末だったから、この一年間に伸びた枝葉をチョキチョキ。 賃貸契約書には庭木の管理は大家さんにゆだねられており、中村家のふたりと1匹のネコに剪定や伐採等の義務は生じていない。 だがしかし、現在、高齢になった大家さんの代わりにチョキチョキすることを、別段わたしたちふたりと1匹は厭(いと)わないのさ。
結果として、浜松市指定「家庭用ごみ袋(45リットル)」4袋分の枝葉チョキチョキと相成った次第でございます。 んで、肝心なのは垣根の見た目なんだけど、遠くから眺めると垣根の上部が次第に斜めに上昇する、という見事なまでの素人らしい「雑なんだけど味がある」という仕上がり。 イメージとしては、ローリング・ストーンズの名作アルバム『ベガーズ・バンケット』の初回デモ・ラフミックス・ヴァージョンの感じ、と言えばよろしいか……そんなテイクが存在するか知らんけど。
12/14(土)は浜松テホムへライブ観戦。 音楽仲間であるthe 1970企画《DOROCHYS & USE Me AGAIN SPLIT CD RELEASE TOUR》へ。 出演順にthe 1970、THE CLARENCE、USE Me AGAIN、CENTIPEDE、DOROCHYS。 全バンドがそれぞれのパンクを爆発させていたこの日のテホム。 もちろん、DJ tadazの選曲もあいかわらずサイコー。 すばらしい夜だった。 と同時に「パンクとはなんなのか」って自分自身に問いかけた次第。 「ブルース」「モッズ」「ロックンロール」等について、いっつもそうしてるように。 主催のthe 1970、出演のみなさん、DJのtadazさん、お疲れさまでした。ありがとう。
12/15(日)は浜松テホムへライブ観戦。 長年の音楽仲間である中西こでんと柳茶屋が出演する《柳茶屋 中西こでん ツーマンライブを撮る AT TEHOM》というタイトルのイベントへ。 テホムに入店してわかったのだが、イベント・タイトルのとおりステージ前には数台の固定カメラが設置されていた。 そう、この日は浜松で活動する浜松シネマヴァリエテの発起人である稲垣監督がカメラを回すらしく。 回すと言っても、カメラを片手や両手に乗せてバレリーナみたいに監督がクルクルするわけではありません、ヒラヒラの白いスカートを着用して。きゃあ。
ライブは中西から。 往年の楽曲はもとより、最近の楽曲、そして新曲を混ぜながらの演奏。 新曲、やっぱりカッコよかった。 そして、30年ぐらい前に初めて彼のライブを観た時に感じた「ジェラシー」、そいつはこの日もあいかわらずで。 ちくしょう。サイコーだった。
次は柳茶屋。 ギター&唄である路ちゃんを中心にメンバーを幾度も変えながらもニッポン語によるオリジナル楽曲で活動を続けるスリーピース・バンド。 これまでも柳茶屋ライブ後の感想で幾度となく記しているとおり、この日もおんなじことを感じた。 90年代を代表するバンド、ニルヴァーナのトリビュート盤が世界規模で企画されるならば、柳茶屋は絶対にノミネートされるべき存在だと思います。 この日もそんな演奏だった。もうサイコー。 中西さん、柳茶屋、お疲れさまでした。ありがとう。
☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックス、次のライブです。
《Mr.ワリコメッツ RETRATOツアー》 12月28日(土) LIVEHOUSE 豊橋 AVANTI 開場/開演 18:00/19:00 料金 前売3000円 当日3500円(1d. 500円別)
出演 Mr.ワリコメッツ Scramble THE SLICKS
B.G.M.「SHEENA & THE ROKKETS/Sweet Dreams,Little Bear」 2024年11月発表。シナロケの、というよりも鮎川誠さんとシーナさんが録りだめていた秘蔵音源集の第5弾。 たとえば、パン屋さんに行くとさまざまなパンが売っている。 ぼくはクリーム・パンか、あんパンか、ジャム・パンを買います。 なぜなら、とってもシンプルだからこそ、デコレイトされたどんなパンよりもそのお店の「本質」を感じることができるから。 そして今回のデモ音源、見事にシーナ&ロケッツというパン屋さんの本質、神髄をありありと証明しているクリームあんジャム・パン、そんな気がします。 とってもおいしい(笑)
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No.1744 - 2024/12/17(Tue) 23:07:36
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