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記事No.1746に関するスレッドです

某日日記 / 淳吉郎
12月某日。豊橋のライブハウスAVANTIにてわたくしのバンド、THE SLICKSがライブを演った。
東京のバンド、Mr.ワリコメッツの新作「RETRATO」レコ発ツアーに出演。
年末のお忙しいところ来てくれたたくさんのお客様、ありがとうございました。

トップはTHE SLICKS。40分の持ち時間で11曲を演奏。
多くの場合、アマチュアのライブ持ち時間は30分。
だがしかし、今回は40分のため、ここ数年のセットリストにおける定型パターンを若干変更してのライブにした。
例えるならば本年、大谷選手は打順1番だったが、その彼が6番でバッター・ボックスに入るような感じ、と言えば的確。か。

我が投稿文にて幾度か「ステージには魔物がいる」と申しておりますが、この日も魔物は存在していた。
それは8曲目の楽曲におけるギター・ソロだった。
自分の立ち位置の反対側(ライト・スタンド側)にいるお客さんにも、俺の超絶的テクニックなギター・ソロをお見舞いしてやろうと企(くわだ)てたのだが、あいにく、そっちに行く途中でアンプからカールコードが抜けてしまい未遂となった次第。
うん、あれは間違いなく魔物がシールドを抜いたんだ。
この先、おいらは魔物と取引をする必要がありそう、あの日のロバート・ジョンソンみたいに。
でも、サイコーに楽しい40分間でした。イェイっ。

続いて、豊橋のバンド、Scramble。
音楽仲間である彼らはこの日も至極のロックンロール・カバー曲を連打連打連打。
それはまるで「ロックンロール・カバーバンド・リーグ」という名の音楽リーグにおける首位打者のようだった。もうサイコー。
んで、リハ終了後に早くもビールで彼ら3人と前打上げ(笑)をしたんだけど、レパートリー数を訊いたら「う〜ん、80曲から90曲ぐらいだね。そのうちラモーンズは25曲ぐらいだよ」だってさ。
うん、スゴ過ぎる。そのロックンロール愛が。

最後がMr.ワリコメッツ。
彼らのAVANTIライブは今回が4回目。
実は2年ぐらい前の初回ライブをぼくはお客として体験していて。
印象的だったのが、その日ぼくが着用していたSTAXレーベルのTシャツに対しギター、ベース、そしてドラムスの各担当3人がそれぞれ「あっ! スタックスっ!」って反応してくれたことでした。
こんなバンドは初めてであり「おっ! わかってるじゃん」って歓喜したのさ。
そして今回の彼らのライブは前回観たライブで感じたこととおんなじだった。
それは、卓越した演奏技術から繰り広げられるニッポン語オリジナル楽曲ってこと。すばらしい。

共演の2バンドのみなさま、お疲れさまでした。ありがとう。
そして、こんなすばらしい夜にTHE SLICKSを選んでくれたAVANTI、ありがとうございました。

☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックス、次のライブはありませんが淳吉郎DJがございます。

《BEST HIT vol.6》
1月18日(土) 浜松ズートホーンロロ
開場/開演 17:30/18:00 料金 前売2000円 当日2500円(1d. 500円別)

出演
栗原じゅん
AmberMoon
中西こでん
オカモチ(出前中)
Emon Deniker
チャブ&リキ
セーボー

DJ
SAIKOU
淳吉郎


そろそろ新年です。
豊橋市二川のライブハウス、AVANTIの月刊小冊子「ヤモリタイムス」1月号にてわたしの800字コラム『淳吉郎のロックンロール・ワンダーランド』が掲載されてまーす。
下記からよろしくどーぞ。
https://avanti-music.com/yamoritimes/

写真はわたしが所属するザ・フー族のベース、ポン・エントウィッスルさん撮影のわたくし。
ポンさん、ありがとうございます。
そして、ザ・フー族は3/23(日)に浜松メリーユーにてライブが決定したのでこちらもよろしくです。

添付映像は今回、演奏した楽曲『満月と三日月』。
10年前に作って一回だけライブした楽曲が、この日からレパートリー復活となりました。

No.1746 - 2024/12/29(Sun) 23:25:20