今年はこれまで以上に音楽および表現のそばにいることができた一年間でございました。 これは同時に、音楽および表現のそばにいっつもいるみなさんのそばにぼくもご一緒できた、ということだと思います。 みなさま、ありがとう。来年もよろしくお願いします。
今年の数ある楽しい瞬間のひとつが、先日にライブをした豊橋のお店AVANTIのHPおよびスケジュール表にて毎月執筆しているコラム活動です。 音楽ネタでどう文章を構築するか。 これはぶっちゃけ、ぼくにとって新曲作成とおんなじレベルの創作活動。 メジャーの方々と違い、アマチュアだからバンドにおける新曲作成に締め日はないけども、だがしかし、コラムには毎月の締め日があり。 締め日に「あ〜間に合ってよかった」と寄稿した瞬間、「来月のネタを考えなくちゃ」となるのであり。 んで、無事にネタを発見して、執筆を開始するともう楽しくて仕方がなく、新しい(締め日までの)一か月が始まるのさ。 本年はコラムにて12曲の新曲、およびTHE SLICKSにて2曲の新曲発表と相成った次第。
今年の数ある楽しい瞬間のひとつが、自分のバンドTHE SLICKSと並行してもうひとつのバンド活動を始めたこと。 THE WHO族という名のTHE WHO トリビュート・バンドでございます。 ミュージシャン・シップの高い四人の方々と一緒に大好きなバンドの各時代の楽曲を演奏する楽しさ。 それは同時にこれまで「なんとなくカバー」してきたTHE WHOの楽曲と真剣に対峙することになったわけであり。 ピートの曲作りとギターの弾き方、そしてTHE WHOのアンサンブル、これが来年以降のTHE SLICKSの新曲にどう関連してくるのかが自分でめちゃくちゃ楽しみな次第。 それは「彼らの真似をする」のではなく、ぼくにとっての「最新型のロックンロール」をどう創作するのか、ってことであり。 音楽家にとって「ライブを演ること」とおんなじくらい大切なのは「新曲を演ること(オリジナル、カバー問わず)」だと思っています。
この文章を2024年に読んでくれたみなさま、本年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。 この文章を2025年に読んでくれたみなさま、昨年はお世話になりました。本年もよろしくお願いします。
写真はポール・ウェラー、2024年発表ソロ17枚目のアルバム「66」。 今年、観たライブの中でとりわけ感動したのが1月に名古屋で観たポール・ウェラー。 今年、購入した音源の中でとりわけ感動したのが5月に発表されたこのアルバム。 ご自身が「その時点でもっともカッコいいと感じるモノ」を常に新作に反映してゆく彼こそMODだと思う。大好き。
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No.1747 - 2024/12/31(Tue) 17:47:55
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