[ 掲示板に戻る ]

記事No.1770に関するスレッドです

語感にまつわる話 / 淳吉郎
50歳以上の音楽リスナーにとっては【邦題】という言葉になんかしらの愛着がございます。
そう「英語原題に対してこの邦訳あり?」というやつ。
そして「いい味、出してるね」って。
ビートルズ『TICKET TO RIDE/涙の乗車券』とかストーンズ『GET OFF OF MY CLOUD/一人ぼっちの世界』、フー『SUBSTITUTE/恋のピンチ・ヒッター』などなど。
たとえ原語における本当の意味合いと異なっていても、邦題が放つその《語感》に共感する次第。

ここ数日の間、野球の世界で「トルピード・バット/魚雷バット」なるものが話題になっている。
打った際の飛距離を考慮に入れて開発された形状が通常のバットと違い、まるで魚雷に似ているからの命名と思われ。
だがしかし、今でも世界各地で終わらない多くの戦争、犠牲となっているたくさんの民間人。
そんな時代に兵器の名称をスポーツ用具に使用するのはいかがなものか。
ぼくだったら「ヘチマ・バット」もしくは「ゴーヤ・バット」って名付けるけどね。
平和で健康的なそっちの語感を好みます。

4月某日。浜松のライブハウス窓枠へライブ観戦。
(ZEPPELIN)のライブを観に行った。カッコ・ツェッペリンって読みます。
その名のとおり、レッド・ツェッペリンのカバーバンド。
いやぁ、すばらしかった。
なによりもそのバンド名の語感にユーモアのセンスと愛を感じます。The Who族とおんなじくらいな(笑)

そして、ぼくらふたつのバンドと豊橋を代表するカバーバンド、SCRAMBLEの3つで7/28(日)豊橋AVANTIにてライブを演ります。
イベント名は《ロンドン・マーキークラブ・ナイト》だって。
いやぁ、サイコーなカタカナ語感。だら。
ちょっぴり早い告知だけど、よろしくお願いします。

☆★☆★☆★☆★
わたくし、週末はこちらでDJでございます。
シスターポール、久しぶりの浜松公演、そして共演の全バンド、楽しみ。
みなさまのご来場、お待ちしております。

《FIRST! LAST! ALWAYS! VOL.20》
4月27日(日) 浜松 TEHOM
OPEN 18:00 ¥2000+1d

出演:
SISTER PAUL
NEKO DAISUKI CLUB
BEATSEEKER
シンキロウ
COMOS

DJ:
淳吉郎(THE SLICKS)

B.G.M.「THE ROLLING STONES/LET’S SPEND THE NIGHT TOGETHER」
邦題「夜をぶっとばせ」この語感もサイコー!
ちなみにぼくが最初に買ったストーンズのレコードがこの初期ベスト盤。
この楽曲はA面1曲目に収録。
ぶっちゃけた話、高校時代に学友からカセットで教えてもらった『START ME UP』がストーンズの入り口だった自分にとって、この初期ベストは渋すぎてよくわかりませんでした(笑)

No.1770 - 2025/04/20(Sun) 19:48:37