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記事No.1777に関するスレッドです

某日日記 / 淳吉郎
5月某日。浜名湖弁天島のライブハウス、MARGARITAにて開催された【HAMANAKO MODS MAYDAY ’25】にThe Who族にて出演。
ご来場してくれたたくさんのお客様、ありがとうございました。

トップで演奏はScramble。100曲近いレパートリーがあると噂される……というかメンバーのみなさんから実際に聞いたことがあるんだけど、この日はイベントにばっちしハマった選曲だった。演奏力のみならず、各楽曲のアレンジを含めてすばらしかった。

2番目はEARTHY HEADS。どちらかというとブルース的なアプローチのバンドだった。そんな中、ギターの方のソロ・フレージングにハード・ロックを感じたのはわたしだけだったのだろうか。なるほど、音楽を始めとする「表現」というものは、極めて個人的な部分から放出されているんだな、とあらためて感じた次第。

3番目はBEATSEEKER。いつもはオリジナル中心でのライブなのだが、なんとこの日はScramble同様、このイベントに狙いを定めたかのような選曲の全曲カバーだった。1960年代から2010年代まで、見事なセンスを発揮していた。

4番目はThe Who族。少し前から練習していた新しいレパートリーをメンバー全員不安ながらも選択し演奏。この「見切り発車」加減が個人的に好き。なによりもどんな意味合いであれ「新しいことを演る」スタイルおよびスタンスこそが「モッド」だと思っています。そういえば、昨年1月に観たポール・ウェラーのライブではアルバム発表前の新曲をすでに演奏していた記憶があるに。

最後が主催者である藤田さん率いるTHE SOCKETS。これまでこのイベントで幾度か観てるんだけど、この日はハープの方がゲストで演っていた。カッコいいハープだったんでリハーサル後に彼に話しかけたら、リトル・ウォルターやジェイムス・コットンみたいなブルース・ハーピストではなく、フィールグッドのリー・ブリローに憧れてハーモニカを始めたんだってさ。ルーツ・ミュージックを愛するひとはそこにたどり着く前になんらかの「きっかけ」があります。それはわたしもおんなじ。THE SOCKETSの方々にもそれを感じた選曲、そして演奏だった。

楽しい一日でした。「ビューティフル・サンデー」というのはこの日のためにあるのでは、と思った次第。
毎週、♪ビュティフォ〜・サぁ〜ンデぇ〜♪でありますように。

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わたくし次回のライブ、いや営業はザ・フー族です。

6月8日(日) 静岡 LIVE HOUSE -UHU-
Brother & Brother
開場/開演 17:30/18:00 2500円(1d別)

出演
神戸兄弟
うさぎTRIBE
熊井丈(そのひぐらし)
武蔵
Re:BECKEY
The Who族

No.1777 - 2025/05/26(Mon) 23:44:56