どんなものにも名前があります。 それぞれに名付け親の気持ちや意味合いがあり、と思われ。 学生のころ、テスト用紙への記名を忘れたやつがいた場合、先生はこう言った。 「おい、名無しのゴンベーがいるぞ」 そう、名前が無くても、そんな「名前」がついてしまう不思議。
そんなわたしの学生時代、週末の主役は暴走族だった時代。 彼らにもそれぞれ名前があり、そこにも意味合いが込められていて。 そのなかのひとつにチームが根城とする国道番号をそのまんまチーム名にするパターンがあり。 ルートなんとか、つって。 浜松市から静岡市まで国道150号線が存するのだが、当時その名を冠したチームがあったと記憶しています。
9月某日。国道150号線を東に向かってクルマを走らせた。 目指すのは掛川市西大淵にある画廊《THE DRAMA》。 音楽仲間、the 1970のベース担当である飯田くんは画家でもあり、その絵画展を訪(おと)のうた。 わたしはゾクではなかったが、おんなじようにバイクとクルマを愛する種族であったため、ルート150は幾度も疾走したところ、制限速度と信号順守で。 視界に入る道路沿いの数々のお店を見ると、なつかしさと同時に当時を思い出し、ついついアクセル・ペダルを踏みこむ。 もちろん、制限速度と信号順守さ。
画廊に到着。 入廊すると先客がおられ、よく見るとthe 1970のドラム担当であるdatsuくんとそのファミリーだった。 すばらしいです。 これまで幾度も飯田くんの作品を観てるんだけど、今回も絵画を観ながら、さまざまなことに思考を巡らせた、グルグルと。 俺は視覚的メリーゴーランド。か。 実はこの瞬間がサイコーに楽しいんだ、個人的に。 閲覧後、画廊が提供する有料コーヒーを飲みながら画廊主の方といろんな会話を交わし、それも楽しかった。 ありがとう。飯田くん。
帰路は再び国道150号線を西に。 バンド仲間である先輩ギター弾き、チャンブーさんのお魚屋「まぶちや」でお刺身とポテトサラダを購入。 来月、浜松で開催される音楽イベント、通称「やらフェス」等を含む音楽談義を。 魚屋のおやじとガンズ・アンド・ローゼズの話をしたのは初めてだったぜ。 まぶちや、サイコー。
☆★☆★☆★☆★ わたくし、間近のステージはこちらでございます。
☆The Who族 2025年10月12(日) やらまいかミュージックフェス 会場:浜松 Merry You 出演時間:16:55 料金:入場無料
☆The Who族 2025年10月19(日) フルーツパーク時之栖 de Live vol.17 会場:浜松 フルーツパーク open 10:00〜17:00(出演時間未定) 出演:The Who族 その他 料金:フルーツパーク入園料のみ
☆THE SLICKS 2025年11月16(日) Let The Good Times Roll vol.10 会場:浜松 G-SIDE Open/Start 16:00/16:15 出演:PERMARS、??木まひこ、南シナ会、THE ANGLE、THE SLICKS DJ DANCE DANI 料金:前売/当日 2400円/2900円(共に1d別)
写真は画廊THE DRAMA内に設置されたスケートボードの設備。 画廊主はもともとスケートボーダーだったらしく。 これは画廊開始にあたり東京在住の知り合い絵描きによるライブ・ペインティング作品とのこと。 彼の人柄も含め、またひとつお気に入りのスペースが増えた次第。 そうか、そうさ。 おいらはこれからも国道150号線と表現活動の道を疾走するのさ、制限速度と信号順守で。かな?
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No.1805 - 2025/09/20(Sat) 23:05:23
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