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記事No.1805に関するスレッドです

国道150号線にまつわる話 / 淳吉郎
どんなものにも名前があります。
それぞれに名付け親の気持ちや意味合いがあり、と思われ。
学生のころ、テスト用紙への記名を忘れたやつがいた場合、先生はこう言った。
「おい、名無しのゴンベーがいるぞ」
そう、名前が無くても、そんな「名前」がついてしまう不思議。

そんなわたしの学生時代、週末の主役は暴走族だった時代。
彼らにもそれぞれ名前があり、そこにも意味合いが込められていて。
そのなかのひとつにチームが根城とする国道番号をそのまんまチーム名にするパターンがあり。
ルートなんとか、つって。
浜松市から静岡市まで国道150号線が存するのだが、当時その名を冠したチームがあったと記憶しています。

9月某日。国道150号線を東に向かってクルマを走らせた。
目指すのは掛川市西大淵にある画廊《THE DRAMA》。
音楽仲間、the 1970のベース担当である飯田くんは画家でもあり、その絵画展を訪(おと)のうた。
わたしはゾクではなかったが、おんなじようにバイクとクルマを愛する種族であったため、ルート150は幾度も疾走したところ、制限速度と信号順守で。
視界に入る道路沿いの数々のお店を見ると、なつかしさと同時に当時を思い出し、ついついアクセル・ペダルを踏みこむ。
もちろん、制限速度と信号順守さ。

画廊に到着。
入廊すると先客がおられ、よく見るとthe 1970のドラム担当であるdatsuくんとそのファミリーだった。
すばらしいです。
これまで幾度も飯田くんの作品を観てるんだけど、今回も絵画を観ながら、さまざまなことに思考を巡らせた、グルグルと。
俺は視覚的メリーゴーランド。か。
実はこの瞬間がサイコーに楽しいんだ、個人的に。
閲覧後、画廊が提供する有料コーヒーを飲みながら画廊主の方といろんな会話を交わし、それも楽しかった。
ありがとう。飯田くん。

帰路は再び国道150号線を西に。
バンド仲間である先輩ギター弾き、チャンブーさんのお魚屋「まぶちや」でお刺身とポテトサラダを購入。
来月、浜松で開催される音楽イベント、通称「やらフェス」等を含む音楽談義を。
魚屋のおやじとガンズ・アンド・ローゼズの話をしたのは初めてだったぜ。
まぶちや、サイコー。

☆★☆★☆★☆★
わたくし、間近のステージはこちらでございます。

☆The Who族
2025年10月12(日)
やらまいかミュージックフェス
会場:浜松 Merry You
出演時間:16:55
料金:入場無料

☆The Who族
2025年10月19(日)
フルーツパーク時之栖 de Live vol.17
会場:浜松 フルーツパーク
open 10:00〜17:00(出演時間未定)
出演:The Who族 その他
料金:フルーツパーク入園料のみ

☆THE SLICKS
2025年11月16(日)
Let The Good Times Roll vol.10
会場:浜松 G-SIDE
Open/Start 16:00/16:15
出演:PERMARS、??木まひこ、南シナ会、THE ANGLE、THE SLICKS
DJ DANCE DANI
料金:前売/当日 2400円/2900円(共に1d別)


写真は画廊THE DRAMA内に設置されたスケートボードの設備。
画廊主はもともとスケートボーダーだったらしく。
これは画廊開始にあたり東京在住の知り合い絵描きによるライブ・ペインティング作品とのこと。
彼の人柄も含め、またひとつお気に入りのスペースが増えた次第。
そうか、そうさ。
おいらはこれからも国道150号線と表現活動の道を疾走するのさ、制限速度と信号順守で。かな?

No.1805 - 2025/09/20(Sat) 23:05:23