「人に歴史あり」と申します。 かく言うわたしはティーンエイジャー後半よりバンド活動を開始。 当時、ライブハウスというものは全国的に見ても少なく。 ライブは楽器屋が所有するスタジオやホール、もしくは喫茶店のちょっとしたスペース等で開催され。 我が街ハママツには多くの楽器メーカーがあるんだけど、そのうちのひとつ、ヤマハは浜松市街地のメインストリート、鍛冶町通りにおっきなビルヂングを現在も構えています。 40年以上前の当時、1階がレコード売り場、2階は楽器売り場、4階がホールとなっていて、隔月で楽器売り場主催の『ロック・イン』という企画が催され、ぼく自身も幾度か出演。 こんなおいらにも歴史みたいなモノがあるっぽい次第。か。
10月某日。そのビルにある、かじまちヤマハホールを訪(おと)のうた。 10月中旬より我が街では「ハママツ・ジャズ・ウィーク」なるイベントが開催され、この日は長年の音楽仲間であるダイスケくんがvsopというバンドのドラマーで出演。 彼との出会いは25年ぐらい前だけど、当時の彼はGt.&Vo.で、ビートルズやはっぴいえんどに触発されたオリジナル楽曲をユニットで演っていて。 んで現在、ズート・ホーン・ロロというライブハウスのオーナーでもある彼は、タオルというサイコーにアヴァンギャルドなロック・バンドのドラマーであると同時に、ジャズ・ドラマーとしても活躍中、ってわけ。 これぞ、まーさーに「人に歴史あり」と思います。
鍛冶町通りのヤマハ・ビルヂングは20年ぐらい前に建て替えられている。 そして、レコード売り場は消滅し、楽器売り場も雰囲気が変わってしまい、足が遠のいていた次第。 その日、その場に着いてエレベーターに乗るとボタンを押した、40年以上前のあの日のように「4階」のボタンを。 扉が開くとおいらは飛び出たんだ「もうすぐダイスケのライブが始まるぜ!」って。 だがしかし、眼前には「OFFICE」のプレートがドアに貼られた静謐な事務所空間だった……あちゃぁ〜。 現在のホールは8階だった次第。 ビルヂングにも歴史ありです。
vsopのライブが始まった。 アルトサックス、ベース、ピアノ、そしてダイスケのドラム。 全メンバー、すばらしい演奏。 ぼくは思わずスウィング、およびスウィング、またの名をスウィング、してしまった次第。 おい、おい、これって先日の大谷選手みたいだら。 2曲目が終わると女性のヴォーカリストが登場し3曲目。 その声質とか唄い方がまたしてもすばらしく、大谷淳吉郎選手、ここでも登場。 全4曲にて終演。イェイっ!
ダイスケくん、お疲れさまでした。ありがとう。
☆★☆★☆★☆★ わたくし、間近のステージはこちらでございます。
☆THE SLICKS 2025年11月16(日) Let The Good Times Roll vol.10 会場:浜松 G-SIDE Open/Start 16:00/16:15 出演:PERMARS、??木まひこ、南シナ会、THE ANGLE、THE SLICKS DJ DANCE DANI 料金:前売/当日 2400円/2900円(共に1d別)
☆The Who族 2025年11月30(日) Merry You企画 Band Night 会場:浜松 Merry You Open/Start 12:00/13:00 出演:A4/B4 (奈良)、The KOM、The Who族 料金:前売/当日 ともに2000円(1d別)
写真はその日の帰り際に立ち寄った浜松駅近隣の百貨店で購入した帽子。 帽子をファッションの一部と捉えて着用したのが20代後半。 んで、50歳を超えてからは必需品、なぜなら頭髪の削減具合をいっつでもハロウィン的仮粧。 なぜならひとには事情があり、なぜなら人に歴史あり……って、もうたくさん(毛沢山)、うるせーっ! 20年にわたり働いた会社を5年前に退職したんだけど、最終日に同僚の女性数人から全国百貨店共用の商品券をいただきました。 ロンドン発祥の大好きなブランドの帽子購入にあたり、当時の仲間のお気持ちとともに購入した次第。 この文章を読んでくれているみなさまとおんなじように、やっぱり、こんなぼくにも、歴史みたいなモノがあるのかも、です。うん。
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No.1813 - 2025/10/26(Sun) 20:44:39
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