60年代アメリカのバンド、ザ・ラヴィン・スプーンフルの代表曲のひとつに『ドゥ・ユー・ビリーブ・イン・マジック』があります。邦題は『魔法を信じるかい』。 この「かい」という言葉じりが好きで。 カタっ苦しくなく、かつ、親近丁寧すぎず、そしてなによりも、たった二文字で相手への問いかけとなる、このビート感。
デジタル・デトックスを知ってるかい。 大リーグ・チームではなく、かといってテクノ・バンドでもなく。 それは現時点において我々人類が直面している問題、パソコンやスマホ等におけるネット依存に対し「ちょっと距離を置いてみよう」みたいな行動らしく。
11月某日から7日間にわたり、わたくしはデジタル・デトックスのニュー・メンバー。イェイっ。 自分のお住まいではなく別所でのお生活。 ぶっちゃけた話、ガラケー使用のため、ネット社会から逸脱した状況であり。 その場所では別室にてパソコン環境完備との情報もあったけど、あえて逸脱を選択。 情報過多のこの時代、たまにはいいかも、って感じ。 予想通り、時間はほぼ読書に割り当てられ。 奇想天外なストーリーの中にビートルズのとある楽曲がキーとなる長編小説を三日目で読了、感動のうちに。
んで、通常生活においてネットより大切なのは音楽鑑賞。 一年365日のうち370日間が音楽漬けでありますから、この7日間も必需なわけ。 17年前の入院時に音楽鑑賞用で購入したUSB式ウォークマンの出番でございます。 だがしかし、17年の月日は機器のバッテリー能力を著しく低下させており。 フル充電しても、45分ぐらいで再充電必要なことが判明。 でも、50年代から80年代にかけてのアルバム1枚分ぐらいのこの長さ、これが集中して楽しめる長さなのも事実です。
ランダム再生設定にて最初に聴いた時のチョイスが実にすばらしく。 もちろん自分の好きなのしか入れてないからだけど(笑) 邦楽洋楽にてブルース、ソウル、R&B、ロック、ロックンロール、パンク、モッズ、SSW等が12曲ほど流れたら「ロウ・バッテリー」表示さ。 機器の選曲センスにちょっと感動、および我がルーツを再確認した次第。 そんな7日間でした。
さあ、みんなもデジタル・デトックスしてみないかい。 それは自己再確認、再構築(建造物か)へのちょっとした手掛かりになるかも、です。
☆★☆★☆★☆★ さあ、今週末はザ・スリックスのギター兼ボーカルであり、デジタル・デトックスの8番バッター、そして、もうひとつわたしがギターを弾いてるバンド、ザ・フー族のライブです。 みなさん、よろしくね。 奈良から来日するAC/DCトリビュート・バンド、A4/B4との共演も個人的にめっちゃくちゃ楽しみ!
☆The Who族 Merry You Presents BandNight vol.391 2025年11月30(日) 会場:浜松Merry You Open/Start 12:00 / 13:00 出演:The KOM、A4/B4(奈良)、The Who族 料金:2000円(1d別)
B.G.M.「THE BEATLES/GOLDEN SLUMBERS」 ビートルズ1969年発表のアルバム「ABBEY ROAD」のB面8曲目に収録。 自宅に戻ったら最初に聴くのはこのアルバム、って決めてました。 『ゴールデン・スランバー』から次の『キャリー・ザット・ウェイト』への流れを聴く瞬間、俺はこの星にある【重力っつー存在】を忘れてふわふわと舞い上がるのさ。
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No.1817 - 2025/11/24(Mon) 17:21:04
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