[ 掲示板に戻る ]

記事No.925に関するスレッドです

夏休み?B / 淳吉郎
しかし、終わってしまうと、あっけないもんさ。夏休みが終わった。昨日は「明日よ、来るな」って一日中連呼してた。連呼したけど太陽は西の空に沈んでしまい今朝は『明日』が『今日』の姿になって東の空から昇ってきたんだ。受け入れるしかないのか。ないのさ。俺はクルマのエンジンをオンすると発車した。
こんな俺だが旅行の時だと、けっこうあっさりしてて、たとえばイギリス旅行から帰国する時もヒースロー空港に着いた時点で「イギリスから離れたくなーい」とか一切思わないの。むしろ「早く浜松に帰りたーい」って思っちゃうのよ。先日の九州訪問の時もそうだったっけ。仲井戸“チャボ”麗市さんの『早く帰りたい』って曲、あれがテーマ・ソングさ。

17日(水)は我が家でお好み焼きパーティー。今回はバンド仲間も集まり中村家含め総勢6人。6人分のお好み焼きを仕込むのもけっこう時間が掛かった。商売でやってる人たちはどんな仕込み方をしてるんだろう。ちょっと気になる。かなり気になる。みんなで楽しくいろんな会話。昼に2時過ぎに開宴、夜10時に終宴。テーブルを埋め尽くすほどの酒類の空き缶が盛り上がりを物語っていたんだ。

18日(木)は一日、本を読んで暮らした。とても暑い日だった。野良猫がクルマの影でニャアと鳴いていた。

19日(金)は夕方からロロでライブを観た。チャリンコをコイでった。
トップは昨年から個人的に注目してるバンド:ちんぷくめげれんこ。Gt.&Vo.の佐藤くんのヒゲが伸びていた。それが関連してるか、してないかは不明だが楽曲のヒネリ度数が増してたし彼のギターも上手くなっていた。応援してます。
2番目はソロ・ミュージシャン:マッスルNTT。キーボードにいろんな機材をジョイントしてラップ調の曲や効果音満載の曲を演るんだ。ロロのオープン時のイベントで初めて見た時「おもしろい若者だなー」と思った。「妙ちくりんな奴だなー」って。何よりも「カバーを演ります」つってボ・ガンボスの曲を演った事がわたしの心の扉を叩いたのです。トントントン。今回も素晴らしい演奏だった。
最後はUP-TIGHT。1曲目『DAYDREAM BELIEVER』からとんでもないテンション。今までこんなテンションの『デイドリーム・ビリーヴァー』を聴いた事があっただろうか。そしてライブ最後までテンションは持続された。圧巻だった。
ちなみに“とんでもないテンション”っつーのはイケイケって事ではありません。爆音でブッチギリって事でもありません。「押す事と引く事が計測不能な同レベル」「ハイとロウが測定不能な同レベル」「クールなスタンスでのタフネスとタフなスタンスでのクールネス」そんな感じ。そしてロロの暗いステージ空間がバッチリ似合っていた、彼らに。「70年代の東京アンダーグラウンド・シーンってこんな感じだったかも」って錯覚しちゃったほどさ。
ライブが終わるとすぐにG-SIDEへ移動。DJイベント“WEIRD CLUB”。プジャリの1曲目がUP-TIGHTの新作“The Night Is Yours”A面2曲目収録『She's So Heavy』だった。そしてわたしはとんでもないテンションへ。プジャリの次はソーン・レコーズ:クワちゃん登場。1曲目はベル&セバスチャン。外人のお客さんがいたんだがすぐさま反応「YEAH!」って本場の発音で聞いたぜ。英国人っぽかったな。

午後11時30分頃、帰路につく。チャリンコをコイでった。
しかし、終わってしまうと、あっけないもんさ。夏休みが終わっちゃったんだ。次の連休まで我慢するしかないね。

B.G.M.「RCサクセション/Baby a Go Go」

写真はUP-TIGHTのアルバム“The Night Is Yours”。

路ちゃん⇒キミのギターの音を聴いて感嘆し、終演後に興奮しながらキミに話しかけてた東京ピーポーの声をボクはしっかりと聞き耳を立ててキャッチしてるよ。最高だね!初めて聴いた人から聞く感想ほど素晴らしい物はないと思ってます。お疲れ様でした。

No.925 - 2011/08/20(Sat) 23:49:56