たとえばこんな結婚式。
☆午前10時半から挙式。10時頃に式場到着。受付を済ませ着席して待ってると「なにかお飲み物お持ちしましょうか」と式場のお姉ちゃんがやって来て。「ビール下さい」午前10時からのビール。
☆神様に結婚の誓いを約束する神前結婚式。式後半で讃美歌312番をニッポン語で唄う。自分はそんな歌、知らない。だがまわりのみんなは唄ってる。それもしっかりと唄ってる人多し。なんで唄えるの?
☆定番:ブーケ投げ。独身女性が花嫁の前に集結するが我先にと場所取りするのも気が引ける。遠慮気味に集うから花嫁の前方には空きスペース。「そんな遠くには飛びませんからもっとみなさん新婦さんに近づいて下さい」式場のおばはんが独身女性陣に言う。そして花嫁。みんなに背を向けて(後ろ向きで)ブーケ投げ。「ふゅい〜ん」」ってブーケは遠方に飛んでって誰もキャッチできなかった。だって新婦はブラジリアン柔術ジムに通ってる。腕力がそんじょそこいらの花嫁とは段違いだったのさ。
☆披露宴。B.G.M.の選曲には新郎新婦のセンスが表れる。そして今回。サム・クック、ザ・フー、ザ・クラッシュ、忌野 清志郎、ザ・ブルーハーツ、ザ・コレクターズ、ザ・スリックス等が流れた。いい音楽を聴けば酒が進むってもんさ。
☆『マグロ解体ショー』というのが出し物として最近流行ってるらしいんだそうな。知らなかった。1メートル以上のマグロをその場でザックザックと職人が包丁片手にさばいてゆくんだそうな。知らなかった。絵を描いてる様を見せる『ライブ・アート』ってのもあるし。それに近いノリなんだろうか。そして披露宴の出し物として『マグロ解体ショー』開催。あっちゅーまにマグロが刺身になっちゃった。あとで食べたんだけどすんごい美味かった。
☆ナマだったのはマグロさばきのショーだけじゃなくバンド演奏も。新郎の同僚がヴォーカルを担当するそのバンドは浜松きってのパーティ・ロックン・ロール・バンド“爆走天龍”。アンコールも沸き起こりバンドが演り始めた曲は『雨上がりの夜空に』。唄は新郎が担当。
現実でこんな結婚式だったんだ。 ザ・スリックスで長い間ベースを担当してたサトシがめでたく結婚した。おめでとう。お幸せに。
写真は『マグロ解体ショー』。左側に写ってる男はサトシ。
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No.968 - 2012/01/29(Sun) 22:45:35
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