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記事No.978に関するスレッドです

3月31日。 / 淳吉郎
3月が終わっちまった。う〜ん、バームクーヘンの真ん中の空虚な部分に濃密なハチミツを流し込んだような1ヶ月だったぜ。

31日(土)の午前中は会社の棚卸し。ボクは様々な自動車部品を「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」って数えていたのさ。ボクは“時計じかけの世界で表情を持つロボットが無感情に動いてる”みたいに働いていたのさ。そしてボクは正午過ぎ、豪雨の中をパンクロックが流れる軽自動車を運転しながら帰宅したのさ。「今夜はロロでDJ稼業だぜ」って。

『Extasy 2発張手』だなんて、なんて猥雑なイベント・タイトルなんだろう。出演者だってきっとワイザツなはずさ。THE SLICKSで2回ほどドラムを叩いてもらったツバサくんの企画。1月のある日、彼からの電話「ジュンさん、DJやってもらえますか」「うん、いいよ」「オッケーしてくれると思ってました。だからすでにフライヤーにはジュンさんの名前、刷ってあるんです」。

一番目はWEMMER(静岡)。スリーピース・バンド。ガレージっぽさとハードロックっぽさが混ざった感じ。そう!それは外道な感じ。演奏もグー。年齢は20歳なんだって!もーいやっ!
二番目は黒坂正二郎(東京)。何度か観てるけど彼は強烈で強力だ。最高だ!“苛立ちと孤独”って感じ。
三番目はRED SNEAKERS(奈良)。Gt.&Vo.とDr.のツーピース・バンド。何度か観てるけどますますパワーアップだった。メンバーのふたりはどう思ってるか知らないけれど、もはやベース・レスのまんまでいいんじゃないかって思った。
四番目は黄金の鳩の僧院の騎士団(静岡)。静岡のバンドだがこのバンドのベースが浜松市浜北区在住のツバサくんなのだった。1曲目がいきなり村八分の曲だったんでビツクリ。「ロックンロールはこうやって若者に受け継がれてゆくんだ」って事実をこの目で確かめたって感じ。
我が輩のDJ稼業としては、いろんな方々に「これ誰ですか?」「これ最高っすね」って言葉を頂いたりして嬉しかったの。ウフン。
そして嬉しかった事がもうひとつ。長い付き合いである千葉県在住のロック仲間ふたりがいきなり現れてくれて。通常だとビックリさせられると「おい!驚かせるなよ!寿命が縮まったじゃんか!」って言うんだけど今回のようなサプライズってのは「お〜!嬉しいね〜!」。んで、帰り際に「また会おうぜ〜!」って。これはつまり、未来を確信してるのさ。寿命の永続を手に入れたようなもんさ。

来てくれたみなさま。誘ってくれたツバサくん。出演のみなさま。ロロのダイスケ。どうもありがとう!

写真、左が黒坂正二郎の音源。右がRED SNEAKERSの音源。どちらも「真っ平らなCD盤面が波打ってるんじゃねーか?」って思っちゃうような気合いと爆裂感。


☆“寅の会”立ち上げ記念LIVE 進め!The Rolling Tigers
【AVANTI 実効支配計画 Vol.4 by J’s FACTORY】
2012年4月7日(土) 豊橋AVANTI 
出演:The Rolling Tigers、トレメンドス、佐倉銀次郎
DJ:淳吉郎(THE SLICKS)
開場;19:00 開演;20:00
料金:前売り\3,000、当日 \3,500(1d別)

No.978 - 2012/04/02(Mon) 23:20:59