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記事No.997に関するスレッドです

種蒔き。 / 淳吉郎
ここんとこに来て我が職務の仕事量が減った。「減った」っつーよりも「いい塩梅になった」と呼ぶべきか。定時帰りさ。朝7時始業なんで夕方4時に帰るの。すごいら。そんな日々は夜が長いから。酒量も我が意を介せずに只々ひたすら上昇するのみ。ヒット・チャート赤丸急上昇の曲みたいに。酒量が増えるという事は健康によろしくない訳で。酒量が増えるという事は金銭的出費がカサむという訳で。「夜が長いしギターでも弾くか。新曲でも作るか」ってギターを手にした。でもわたしは既に酔い酔い。わたしの左手はギターの指板上を滑るばかり。まるでそれは調子っぱずれなエルモア・ジェイムスのスライド・ギターのようだったんだ。「どうして?なんで?ギターが上手く弾けないわ。こんなのあり?いやよ。いやっ!バカっ!わたしのバカっ!」。ギター弾きにとって満足がいかないギターを弾いてしまった時なんて。わかるかい?それは絶望の極地。絶望の極地なのさ。わかるかい?「もうギターなんていらない!もうお酒なんていらない!もっと仕事がしたい!ギヴ・ワーク・ア・チャンス!平和を我等に。ギヴ・ピース・ア・チャンス!」。まるでジュン・レノン。
ところでアンバイはどうして『塩梅』って書くんだろう。塩と梅?「塩之介と梅太郎はおさな馴染み。いつでも一緒に遊んでおりました。やがてふたりは思春期へ。自己の主張が今まで以上に芽生えます。例えば音楽。塩之介のフェイバリットはベートーヴェン。まるで映画『時計じかけのオレンジ』の主人公:アレックスみたいに。梅太郎のフェイバリットはレッド・ツェッペリン。髪の毛は長髪です。塩と梅はそれぞれ自らが敬愛する音楽を主張します。クラッシックかロックか。ある日、ふたりは音楽鑑賞会を実施しました。塩の部屋のレコード・プレイヤーで最初に廻ったのがベートーヴェンの交響曲第六番『田園』でした。梅はオーケストラが奏でる楽曲の風景描写にカタズを飲みました。ゴックン。続いては梅の番。もうこれしかないでしょう。ツェッペリンの名曲『天国への階段』。定番です。この曲はクラッシック界の巨匠指揮者:ヘルベルト・フォン・カラヤンも絶賛したと言い伝えられます。塩も絶句しました『なんや?この曲は?』『言うてるさかい絶句しておまへんがな』梅もすぐさま返します。こうやって塩と梅はお互いを改めて認め合ったのです。いいアンバイに」。
今年で生誕45周年を迎えた生粋の浜松人のわたしが酔っ払いながら関西弁を喋っていたのは初夏の長い夜のある日。

写真はヒマワリ栽培記?A種蒔き。
5月26日の夕方に種を地中に配布。「今年は咲きますように」って祈りながら。

ザ・スリックス、7月は浜松と大阪でライブ決定。実は8月も浜松で1本内定済み、9月も東京で1本内定済みなんだ。うれしい。
☆『Slunkyside 8th Album【Rare flared flare】Release Tour!』
浜松 ZOOT HORN ROLLO 7月15日(日)
出演;SLUNKYSIDE、THE SLICKS、etc.
開場;19:00 開演;19:30
料金;前売・当日共に\2000(1D付)

☆REDSNEAKERS&NIGHT ON THE PLANET共同主催《Love》〜THE VOTTONESレコ発
大阪・緑橋 戦国大統領 7月21日(土)
出演;REDSNEAKERS(奈良)、GASOLINE(四日市)、摩擦原因(大阪)、moja(東京)、
THE VOTTONES(福岡)、salsa(東京)、wemmer(静岡)、The cold tommy(東京)、
中田氏大百科(大阪)、THE SLICKS
DJ;安里アンリ(ワッツーシゾンビ)、ワタナベエイゾー(至福千年音盤)
FOOD;たこ焼き タコ八郎
開場;14::00 開演;14:15
料金;前売\2000 当日\2500 共に1D別

No.997 - 2012/06/02(Sat) 23:04:30