雨季という事もあって雑草が伸び放題の我が家の庭。 春先から芽吹いたドクダミが全開バリバリな昨今。 全開バリバリな彼らを集めて選抜総選挙を行なった。 得票数上位4人の好きな音楽を訊くと全員揃って「ラモーンズ!」って答えたという。 プロデューサーっつー職業の奴らはいつでも考えてる「売れるにはどうしたらいいか?」。 DKDMのプロデューサーはこう言ったのさ「よし!ラモーンズ風なパンク・バンドを演ろう」。 まるで米国に行った事も無い奴等に向かって期間限定シリーズをこさえて米国風なネーミングのハンバーガーを売りつけ儲けてるメーカーと一緒さ。 さてDKDMのラモーンズ風バンドがデビューしたぜ。 彼らの売りはスピード。 たとえば2分20秒のラモーンズの曲でも彼らの手に掛かれば1分足らずで終了さ。 デビュー曲は売れました。 だって買うのはラモーンズのラの字も知らない方々だったんですから。 気を良くしたプロデューサー、お次のネタはカップ麺。 『DKDMプロデュース1分間ラーメン』だってさ。 この1分麺は惨敗「待ち時間3分がカップ麺の定番なのに1分で美味いのができるのか?これは売れないだろう」という下馬評通りに。 データーや数字に頼る奴が居るし「これは不味いから買わない」みたいな自分の感覚に頼る奴が居るし「この人だったら万事オーケーでしょ」みたいな権力に頼る奴が居るし。 そしてプロデューサーはお次のネタを模索中なのさ。
日曜日の午前中は庭の雑草を抜いた。ドクダミは臭いがキツイので抜削してると両手に臭いが付着して。知らぬ間にわたしの身体がドクダミ化。もしキミに出会って握手抱擁を交わしたならばキミも必ずドクダミ化。キミがキミの大事な人と出会って握手抱擁を交わせばまた必ずドクダミ化。DKDMデビューの日がこうして近づいて来るんだ。 午後から浜松アクト・大ホールの浜松市民吹奏楽団第35回定期演奏会へ。今回はエスニック音楽がテーマとの事。後半で演奏した『ツィゴイネルワイゼン』に特に感銘を受けた。 引き続き夕方5時半からライブハウス:メスカリンドライブのKiLLER Qレコ発ファイナルへ。地元や近郊や遠方の街からの共演バンドを含むライブ。全バンド熱演。特に素晴らしく刺激を受けたのが横浜からの“やさぐれ”と大阪からの“R3C”と浜松の“KiLLER Q”。KiLLER Qはレコ発ファイナルってのにアルバムに未収録の新曲を4曲も演りやがった。これはバンドの好調ぶりを示してるひとつの現実として我々は受け止めなければならない。
写真はKiLLER Qの新作『JUST AND STIFF』。2ndアルバムになるんだけどすでに1stアルバムとは違ったアプローチの楽曲群になっているんだ。なかなかできない事だと思う。
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No.999 - 2012/06/19(Tue) 22:25:25
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