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行ったり来たりの話 / 淳吉郎
☆新年が明けたばっかりの頃、1970年代の中日ドラゴンズのエースであり、その後もいくつかの球団を監督として率いて優勝に導いた星野さん逝去のニュースがあった。強烈な個性を発射していた人だったから、彼らしい様々なエピソードや語録が紙面やパソコンおよび携帯の画面を飾った。そんな中に「親子がキャッチボールをしてるのを見ると涙が出てくるんだよ」というのがあった。それを読んだ瞬間のぼく自身、涙が出そうになった。

☆野球少年だったひとたちはおそらくみんな「そうそう」って。おんなじ体験、親子のキャッチボールをしてると思う。そして、野球を好きで好きでしょうがない星野さんの人柄。それを簡潔明瞭にしめす発言だと思う。野球はキャッチボールから始まる。ロック・ギターはパワー・コード(ハイ・コード)を押さえてジャァ〜ンって演ることから始まる。お父ちゃんや友達とひとつのボールが行ったり来たり。あこがれのギター弾きの音源と、つたない自分のギターの音が部屋ん中を行ったり来たり。聞き比べて「全然、似てないじゃん」ってくやしがる。あの日々があるから、今日がある。んだ。

☆27日(土)は市内のライブ・ハウスへライブ観戦。メスカリン・ドライブ〜キルヒヘア〜メスカリン・ドライブの2軒を行ったり来たりのハシゴ。メスカリンは友人、タカヤくんのイベント:酒宴。キルヒヘアは長年の友人、ハセくんのイベント:GOOD TIMES。知ってるバンドや初めて観るバンドがメジロ押しな2会場だった。2店はファッション雑誌のモデルのような長い足の方々だったらトコトコと徒歩5分の距離。ぼくはロックンロールが好きな人種なんで45回転のアナログ・シングル盤がクルクルと2枚から3枚まわる時間の距離。ふたつの店を行ったり来たり。

☆ハセくんはビートルズがデビュー前後でカヴァーしてたような往年のロックンロール名曲を演奏するバンド、Sandyでドラマーとして出演。彼らの演奏を聴きながら「メンバー全員、こーゆーロックンロールが本当に好きなんだな。いいね」って俺は何回も首肯した。リスペクトの気持ちあふれるいいライブだったから。メスカリンではthe 1970がトリで出演。バンドのギター弾きでありコンポーザーでもある一葉くん、彼とはいつも楽しく音楽の話ができる仲。ライブを観ながら「ああ、一葉くんは彼のルーツ・ミュージックに根ざしたロックンロールをあいかわらず演ってるな。いいね」って思った。

☆ハセくんや一葉くん、そしてぼくも、ずーっと音楽を続けてる。「死ぬまでやるぜ」みたいな感じか。「あらぁ〜知らんまにこの歳までやってたね」な感じか。ティーンエイジャーの頃と30年以上経過した今現在で行ったり来たり、ひとりで音のキャッチボールしてる感じか。そうかもしれんが違うかもしれん。まあ、俺らは幸せなことにバンドを演れてるし。打てば響くメンバーと一緒に次のゲーム(ライブ)のことを考えてコロコロ転がってるボールそのものかもしれないね。はい、ととのいました(笑)。

B.G.M.「THE SERCHERS/NEEDLES&PINS」
サーチャーズのアメリカでのファースト盤。『NEEDLES&PINS』を初めて聴いたのがラモーンズがカヴァーしたバージョンだった。その時から「名曲だな」って思ってたけどサーチャーズの事を知って「ラモーンズの選曲センスは素晴らしい」なんて逆に感心したり(笑)。『AIN’T GONNA KISS YA』ではウォーっ!ワオッっ!ってなったり(笑)。全曲名曲のアルバムだと思う。

No.1367 - 2018/01/29(Mon) 23:23:45
ととのいました / 淳吉郎
何年か前、液晶画面の向こう側で「ととのいました・・・」と言ってから「○○とかけて□□と解く その心は」つって見事な謎かけをするコンビをよく見かけた。あっという間に一般市民にも謎かけが浸透した。

浜松のPHONOSICSというバンドでGt.&Vo.を担当するフクちゃんはぼくの盟友であり最大のライバル。ある日、彼がこんな謎かけをインターネット上に掲載した。「レコード収集とかけて 晴れた日のロンドンと解く その心は キリがない」。それを見た瞬間、ぼくはあははと大笑いしながら、そうそうと納得しながら、くっそーとくやしがった。
ロック好きなぼくらは新しい刺激を求めて次のレコードを購入してしまう。多くの街に多くの素晴らしきロッカーがいる中、ロンドンはスペシャルな街の筆頭格。浜松にTHE SLICKSというロックンロール・バンドが存在してるが、そのバンドのレパートリーに「晴れた日」という曲がある。この重要な3つを彼はサランラップをきゅうりにさらっと巻くように謎かけでさらっと表現したのさ。
フクちゃんはぼくの盟友であり最大のライバル。

1月第2週の真ん中あたりか、気づくと左目の視界に白いモヤモヤが見えた。ああ、霧のロンドンか。なつかしいなあ。おじいちゃんがぼくちんをダッコしながらウォータールー駅に向かってテムズ川に架かるあの橋を散歩してたっけ。なつかしいなあ。たまにロンドンも晴れたりしてね。そん時のウォータールーから見た夕焼けの美しさつったらトップ・アイドルが100人タバになったってかなわないぐらいさ。ウォータルゥ・サンセッ・ファア〜イン。あ、なんだ、霧かと思ったら目ヤニじゃん。ひゅう。

気になったら検索。平成時代のコンピューター使用者の鉄則です。目ヤニで検索。ウイルス性の場合が多い。手を洗った方がいい。感染するから要注意。あ、そうなんだ、気をつけよう。
近所の巨大ショッピング・モールに日曜も営業する目医者があるって家内が教えてくれた。行く気マンマンだったけど当日は寝坊して行かずじまいだった。でもまあ、なんとかなるらって思ってたら、左目のモヤモヤは消失した。やっぱり、なんとかなるもんなのさ、人生って。イェイ!
けど、右目に新しい霧のロンドン風景が見えてきた。やっぱりね。あ、なんかノドの調子もよろしくないぜ。ロッド・スチュアートのハスキーとは似ても似つかない声質さ。俺に近づかない方がいいぜ。ステイ・ウィズ・ミーなんて唄えるわけがなく。しょぼん。でも古人は大切なことをコンピューターに頼りっきりな我々現代人に向けて教えてくれます。『酒は百薬の長』だってさ。やっぱりね。あ〜今日のいいちこは染みるなあ、なんて夜が続きました。

20日(日)は浜松キルヒヘアへライブ観戦。名物企画『上空の中村』へ。
諸処の事情でTHE JASON BLUE-RAY、あず、F山、ジャンダラリン、福井コウダイ (各敬称略)まで楽しんだあと帰宅した。何度もライブを観てるF山ことフクちゃん、ここ1〜2年で親交を深めてる福井コウダイさんやTHE JASON BLUE-RAY、初めて観たあずさんとジャンダラリンの女性陣。みーんな、すばらしい演奏だった。プジャリのDJもサイコー。企画のポテティ中村さん、お疲れさまでした。
あ、フクちゃんは俺の記憶に間違いがないならば、この日おそらく自身のバンド:フォノシックスでも演っていない新曲を2曲披露したと思う。くぅー!やっぱりくやしい!

B.G.M.「山口冨士夫&鮎川誠withチコヒゲ・青木真一・中嶋一徳/ひとつ」

写真は本日(22日)、我が家に届いた音源『山口冨士夫&鮎川誠withチコヒゲ・青木真一・中嶋一徳/1986 SESSION』。
この音源についての個人的な紹介をします。これはまぎれもない冨士夫さん、チコヒゲさん、青木さん、中嶋さん、そして鮎川さんの最新音源です!
ポール・ウェラーが初めてザ・フーを聴いたときにこう思ったそうだ「過去から未来がやってきた」。俺もおんなじ言葉を思い浮かべました。よっしゃー!演るぜ!・・・って明日のファッキン・ジョブの事を考えてんじゃないのよ。次のTHE SLICKSの事を考えてんのさ。きゃあ。
はい、ととのいました。

No.1365 - 2018/01/23(Tue) 00:19:02
西の横綱にまつわる話 / 淳吉郎
19日(金)の午前、デイズド・アンド・コンフューズド(目がくらむような混乱)な業務を無理矢理終了させると帰路についた。午後半休。夜7時からポール・ウェラー(以下ポー)が大阪でライブ。鮎川さんとポーは双璧の存在、ぼくにとって。まるで東西の両横綱。んで、まーったく休場しない横綱なのさ。ふたりは初土俵以降、ずーっと演り続けてる。午後1時55分浜松発のこだま653号に飛び乗った(実際にはふつうに乗車)。サッポロ黒ラベル片手に(実際には旅行バッグと緑茶割りと柿の種も持参)。定刻に列車が西に向かって動き出した。

10メートル動いた瞬間「わっ!大阪にいるポーに10メーター近づいたに!」って隣の家内に向かって叫んだ。「あ、そうだね、ジュンちゃん」。次の停車は豊橋駅。駅に着いた瞬間「ミオさ(家内の名)!ポーに40キロ近づいたに!」「よかったね、ジュンちゃん」。西の横綱にジリジリとすり足で近づく俺のこの感情の高ぶりに対し、家内は微笑で応対。冷静な立行司(たてぎょうじ)みたいに。15時50分、新大阪駅に到着「ミオさ!ポーとおんなじ空気、吸ってるに!」「ホントだね、よかったね、ジュンちゃん」立行司はこうあるべきだと言うぐらい、やっぱし彼女は微笑かつ冷静、だったんだ。

ライブ会場へ行く前に1軒だけ中古レコード屋に寄った。初めておとずれる店。90パーセント以上がアナログ盤。ロックだけに限らないオールジャンルの品揃え。でも、店主のこだわりをしっかり感じる。こーゆー店が好き。【60年代ブリティッシュ・ビート】ってコーナーが目に入ったんで直行。店主、すぐに反応「ぼくの基本はそっからやねん」「そうなんですか。いや、お顔がそうゆう顔、されてますよ」「あ、ほんま?」おやじさん、ちょっとうれしそう。ほかのコーナーからも数枚チョイスしお支払い。「また来ます」と言ってライブハウスに向かった。

会場はなんばHatchというライブハウス。初めて行ったけどライブハウスというよりはコンサート・ホールって感じ。お客さんの多くが30代〜50代半ばの人々。パーカーを着用してるような、いわゆるモッズ・ファッションの人もいれば普通の冬着の人まで。それぞれの人々の中にそれぞれのポール・ウェラーが存在してるんだろう、きっと。俺にとっては西の横綱であるように。19時過ぎに客電が落ちた。「ポール!」「ウェラー!」という歓声。ポーを含め6人のメンバーがステージに登場した。さぁ!ガチンコ勝負が始まるぜ!

結果的に2時間以上のライブだった。ザ・ジャム時代の曲からザ・スタイル・カウンシル時代、そしてソロになってからの時代でも新旧取り混ぜた選曲。しかもオールタイム・ベストだけではないという。いいね。これまで数回、ポーのライブを観たことがあるんだけど、今回は(その時点での)最新作からの選曲が今までのライブ以上に多かった気がする。すごくいいね。ライブを通して感じたのは「彼が今もMODかどうか」という事よりも「全楽曲の響き方が英国ロックそのものだった」って事だった。つまり、彼のガチンコ横綱相撲でターゲット・マークみたいな丸い土俵からぼくは一気に寄り切られちゃったのさ。

翌日は午前11時53分新大阪発のこだま654号で帰宅。ちょっと早く駅に着いたんで時間つぶしに駅構内のカフェ・バーで飲酒。ポーの今回のジャパン・ツアー日程を知らなかったんで家内にスマートフォンで調査してもらった。どうも大阪が初日だったらしい。「え?・・・次が今日の横浜?・・・って事はのぞみ号でポーは横浜へ行くって事か・・・うぉーーーっ!ミオさ!ヤバいぞ!この時間帯、ポーと駅構内で遭遇できるかもしんないぜ!いや、絶対に会える!よし!行くぞ!ミオさ!マジック持ってる?え?ボールペンならある?よし!ボールペンでもかまわねぇ!サインもらうぞ!レッツだゴー!」「ジュンちゃん、よかったね。でもちょっと待ってて、まだビール残ってるで」やっぱし彼女は微笑かつ冷静だったのさ。

カフェバーから飛び出ると(実際には歩み出て)駅構内を行きかう人々をすみずみまで観察した。関西最大の都市、大阪。幾人もの長身の外国人が歩いてる。そいつらを見るたびに「あっ!ポー様!」なんてな風にポール・ウェラーに見えてしまってドキドキしてた俺がいたって事はここでは伏せておこうと思う。

B.G.M.「ジョニ・ミッチェル/ドッグ・イート・ドッグ」

写真は中古盤屋で買ったレコードのうちの1枚。「ザ・ハニカムズ/(same)」
やっと見つけた。渋い!の一語に尽きるかな。ビート系じゃない高音のぺらっぺらなギターも素晴らしい。

No.1364 - 2018/01/21(Sun) 22:36:45
ノリノリ・ノビノビ / 淳吉郎
ザ・ジャムの珠玉マイベストを聴きながらノリノリな俺に対しノビノビな彼の図。
No.1363 - 2018/01/18(Thu) 22:29:11
空気感にまつわる話 / 淳吉郎
先週末、新聞を読んでるとスポーツ欄にて『野球で申告敬遠制度が採用』という記事を見つけた。
なんじゃらほい、な感じで読んでみるとビツクリ。「敬遠します」と事前に言えばピッチャーが4球投げずにバッターは一塁へ進めるんだそうな。時間短縮が理由らしい。この件について、かのイチロー氏は「4球の空気感がある。(制度の導入は)面白くないね」と採用に反対する意見を述べたそうだ。同感である。4球の空気感。なんてカッコいい響きだろう。なんでもかんでも短縮して物事を進めるのが「合理的」とか「無駄を省いている」ってとらえる最近の風潮。どうなんでしょう。ぼくはヤだな。新曲を作ったときにリズム・マシーン等を使っていわゆるバンド・サウンドのデモ・テープをメンバーに渡して「これ新曲ね」って方法をぼくが取らないのもこれにちょっと似てる。新しいモノに向かってくバンドの空気感が好きなのさ。

13日は浜松キルヒヘアでぼくのバンド:THE SLICKSがライブをした。
たくさんのお客さん、ありがとうございました。
共演のSUNSET BARIQUANDS、SWERVE、HAZAN、みんな個性あっておもしろかった。DJのMASA68さんもグーな選曲。
スリックスは30分の持ち時間で9曲。ぼくのMCは無しでひたすら演奏。これまでの自分のライブ経験のうち30分尺のステージでMCゼロなのは初めてかな。曲を選んでいったらどうしても9曲やりたくなった。「んじゃぁ、今回はおしゃべりなしね」って。終演直後はヘトヘトに疲れてた。「でも、無駄口をたたかないこんなピリピリした空気感もいいじゃん」とも思ったんだ。淳三郎もスカも見事に応えてくれたと思う。
イベントに誘ってくれたタクミックス、どうもありがとう。企画、お疲れさまでした。

14日は豊橋AVANTIへライブ観戦。家内のバンド、BEATSEEKERと豊橋が誇るロックンロール・カヴァー・バンド、SCRAMBLEが出演。
最近のビートシーカーはソウル・テイストをちょっぴり感じさせる曲調もあったりでイイ感じ。アウェイでもかまわずかましてくれた。スクランブルはぼくの部屋のレコード棚の中でも特等席に位置するあれやこれやのバンドの曲を見事に演ってくれちゃう。だもんで演奏を聴きながら「あ、俺の部屋か」って思っちゃう空気感。楽しい夜だった。

B.G.M.「THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE/VOODOO CHILE」
☆★☆★☆★☆★
スリックスは4月にそのAVANTIでライブを演ります。

〜 AVANTI presents 〜
2018年4月21日(土)
open 18:00/start 19:00
前売 2,000円 当日 2,200円(共に1drink付)
出演 KYOW-YA/MACA/THE SLICKS

写真:年末から年明けにかけて職場の仕事がたいへんな状況。これから受験シーズンが始まるけど、もし『【ぐっちゃぐちゃ】という平仮名7文字を風景もしくは空気感で表現しなさい』という質問が出た時には「俺の仕事の様子を録画して提出しなよ。合格は間違いなしだに」って受験生諸君には申し伝えたいぐらいさ。
くったくたになって我が家に戻ったら「今日はジミヘン聴きてえっ!」ってなったのだ。順番に聴いてます。きゅぅ〜んって言うフィード・バックの空気感とあのギターの鳴り方、そしてバンド・アンサンブル。「イェ〜い!」ちゅうて職場の風景ははるかかなた、なのさ。

No.1362 - 2018/01/15(Mon) 22:54:59
ドライブ ドライブ / 淳吉郎
☆今の自家用車に乗り換えてまもなく2年経過。
正月明け、車検のためクルマを自動車屋さんに提出すると一泊二日で戻ってきた。
お店はおまけでボディをピカピカに磨き上げてくれた。ガソリンも満タン。アルミホイルはギラギラ、タイヤだってオイルを塗り上げたばっかりの黒革ブーツみたいだ。60年代から70年代後半にかけてのビート・ミュージックが流れ始めたらそのまま走っちゃいそうな感じ。足を踏みならせ。

☆自家用車、というかクルマというのはバンドに似ていると思う。
車体を作るたくさんのパーツが各メンバーだったり、各楽器だったり、各楽曲だったり。場合によってはパーツを交換するときもあったり。ね。運転するのはリーダーの役目とは限らないんだ。メンバーみんなのいろんな運転で、たくさんの道を走りながら、いろんな場所へ行くのさ。ビビッ ビビッ イェイって。

☆6日(土)は浜松キルヒヘアへライブ観戦。
出演順にジョージハリソン研究会、庭、青木智幸+望月治孝、サヴァン道。それぞれのグループがそれぞれのアンサンブル。もちろん、ぜーんぶ違ったんだけど、ぜーんぶ楽しかった。つまり、ぜーんぶ一緒な夜だった。水槽の中でいろんな光沢を出しながらすいすいと泳いでる幾種もの熱帯魚のように。つまり、ぼくらお客さんは熱帯魚ショップ・キルヒヘアまでドライブして集まったってことか。いや、もしかして、ぼくらお客さんもその水槽の中にいたのかもしんないぜ。だって、みんなゆらゆらと揺れていたんだ。

☆THE SLICKS、今週末のドライブの目的地は下記です。
みなさん、よろしく。
俺たちのクルマに装着されてるタイヤは扁平率66パーセント。そこそこのスピードとそこそこの乗り心地かも。希望をあげるとすれば走り去った後に【ロックンロール】って足跡がついてれば・・・なんてね。
一緒に集まってくる3台のクルマ:SUNSET BARIQUANDS、HAZAN、SWERVEも楽しみ。

☆★☆★☆★
-modernedge enterprise presents-
1/13(土)浜松キルヒヘア
開場/開演18:30
前売/当日 ¥2000(1d別)

SUNSET BARIQUANDS
HAZAN
SWERVE
THE SLICKS

DJ:MASA68

写真はただいまのB.G.M.「CLARENCE CARTER/THIS IS CLARENCE CARTER」
クラレンス・カーター。カッコいい!しびれる! アメリカの大排気量のセダンと呼ぶよりも、ニッポンの70年代後半のセダンの屋根をぎゃいんってぶった切ってオープンカーにした感じ。粋(いき)ってことね。

No.1361 - 2018/01/08(Mon) 22:47:12
あいかわらずな話 / 淳吉郎
自宅の大広間の真ん中でクルッと一回転した。
ふたつの目ん玉から眺めた世界、それはあいかわらず。レコード・プレイヤーを始めとするステレオ・システム。10代前半から購入を開始したレコードを始めとする各種音楽ソフト。高校生時代に購読したギター雑誌に掲載されてた鮎川 誠さんの切り抜き写真。1990年のザ・ローリング・ストーンズ初来日時に東京ドームではない場所で購入した(WOWっ)キース・リチャーズのポスター(つまりブート物ね)。そんな景色の中、2013年3月末の生誕から数ヶ月後に我が家に降臨した、と思ったら知らぬ間に世帯主の座をわたしから奪った飼い猫:ミックが♪にゃあ♪と言いながら斜めに部屋をゆき過ぎる。「へいっ!大将っ!本日もゴキゲンよろしいようでなによりっす」わたしは主にコウベを垂れる。
平成30年になっても中村家の風景はあいかわらず。かもしんない。だといいけど。んな感じ。

地球が太陽の周りをクルッと一回転した。
スタート地点に立ち戻る寸前の31日、あいかわらず開催されてる紅白歌合戦の一部分を視聴した。アムロちゃんとクワタさんの出演シーン。今年9月に引退するアムロちゃんは「永遠に続く遠近法」を具現化したような奥行きのあるセットの中、真っ白い衣装で歌唱。歌い始めが低域の音程(おんてい)、というむずかしい曲なのにまるで張り替えたばかりの障子紙(しょうじがみ)のような芯と張りのある声を披露してくれた。良い歌手だと思う。もし引退後の予定が未定ならばうちの自治会にお呼びして老人会の唄の講師をお願いしたいなあ、と思った次第。クワタさんは3拍子の昭和感あふれる楽曲、そしてクワタ感あふれる日本語詞、これは間違っても昭和感ではなく彼の独特な世界、だった。素晴らしいミュージシャンだと思う。メジャー過ぎちゃってる存在だから、彼が「実は隠し持っている毒もしくはブラック・ユーモア」みたいなものを多くの人々が気づいてないかもしんないなあと常々思っている次第。
気づいたら地球がスタート地点から新しいひとまわりを開始した時刻だった。みんなあいかわらずなんだろう。

3日は我が家でTHE SLICKS新年会。しゃぶしゃぶパーリー。
バンド・メンバー全員を自分の家にお呼びして新年会を開催するなんて17歳からスタートした俺のバンドマン人生でおそらく初めてだと思う。う〜ん、そうだな、記憶にないなあ、やっぱ史上初の出来事かもしれん。しゃぶしゃぶ料理自体も実はぼく個人的に初めて。いわゆるノリで「新年会やろ!しゃぶしゃぶやろ!」みたいな感じで昨年末の最終練習時に淳三郎、スカのおふたりに訊いたら声をそろえて「いいっすね〜」。ウィーン少年合唱団かと思ったぐらいさ。ロックンロールには実際のところ、この【ノリとタイミング】が重要なポイントだと思ってる次第。スカの奥様とお子ちゃまも参加した大新年会はつつがなく終了。もちろんロックンロールのアナログ盤が33回転で回り続けてる部屋で。イェイっ!。

THE SLICKS、今年は昨年とおんなじ感じで行きたいかな。つまり、サイコーなニッポン語のロックンロールを楽曲面やら演奏面やらパフォーマンス面やら、そして俺の投稿文でも(笑)、そこら辺で表現できたらいいなって思ってます。あいかわらずにそんな感じでね。

B.G.M.「A.R.B./LOFT 23時」
☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

-modernedge enterprise presents-
1/13(土)浜松キルヒヘア
開場/開演18:30
前売/当日 ¥2000(1d別)

SUNSET BARIQUANDS
HAZAN
SWERVE
THE SLICKS

DJ:MASA68

No.1360 - 2018/01/04(Thu) 18:19:30
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