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秋の夜長、読書中 / 淳吉郎
秋の夜長、読書中
No.1338 - 2017/09/23(Sat) 00:37:28
つかず離れずな話 / 淳吉郎
繁華街や大型ショッピング・モールなどを訪れるとたくさんのカップルに出会う。
前方を歩いてたりすれちがったり。見ていて感じがいいおふたりもいれば、「ん〜ちょっとなあ」みたいなふたりもいる。
手をつないでるとかつないでないとか。べったりしてるとかしてないとか。そこがポイントではなく。きっと、それは、ふたりの距離感みたいなものじゃないかと思う。つかず離れず、そんな雰囲気を感じとれれば見ていて気持ちがいいのだろう。ぼくにとって。

16日から18日までの3連休。日本列島に対し台風18号がべったりと寄り添っていた。見事なまでに。ああ、なんて気持ちのわるい出来事だったのでしょう。
だって多くの音楽イベントが全国各地で催(もよお)された3日間だったのさ。なのに残念ながら中止もしくは延期されたイベントもあったんだぜ。
「寄り添うふたりがつかず離れずな感じだとイイね」なんつってる永世中立きどりなバカ野郎がいるらしい。そのアホヅラをぜひとも拝んでみたいもんだぜ。くぅ〜〜〜っ。

16日は浜松G-SIDEへ行った。the 1970主催のイベント。
the 1970、SWERVEの浜松勢をはじめとする全5バンドが出演。
バンドというのは演奏力が大切なのとおんなじくらい楽曲も大切なのだという事をあらためて感じた。ホントにいい刺激をもらった。楽しい夜だった。
the 1970:一葉くん、企画お疲れ様でした。

17日は静岡騒弦で自分のバンド:THE SLICKSがライブ。
3日間に渡るお店の6周年記念イベント。その2日目に出演。午後2時スタート。総勢13バンド出演。すげぇ。
前日16日の時点から台風の進行具合が気になって気になって。だけども、どーしよーもない。通称:雨女が100人集まるんだったら、通称:晴れ男を101人募集すれば事は足りるであろう。だがしかし、今回のは台風だぜ。ヘクトパスカルが低いんだ。次元が違うのさ。予報だと夕方には静岡県に上陸するかも、らしい。
ぼくは、ただただ祈り続ける反面、「大丈夫だら。なんとかなるら」って真剣に思っていた。いつもの、いろんな時、のように。

イベントは無事にスタート。夜23時頃に終演。
いろんなバンドの演奏を楽しんだ。みんな演りたいことを演りたいように演っている。料理好きな人が自分勝手なレシピで料理するように。できあがったモノがおいしいに超したことはないけれど、それよりも大切なことがあるのさ。まったくもっておもしろい夜だった。

イベントに誘ってくれた騒弦店長:しげちゃん、ありがとうございました。出演のみなさんお疲れさまでした。そして、先行き不安度数100パーセント以上な天候の中、集まってくれたお客さん、ありがとうございました。特に浜松磐田からもたくさんの友人が来てくれたことに対しては感謝の言葉がみつからない。浜松方面へ戻る時間帯は暴風雨スゴいことがわかりきっていたのに。本当に本当にありがとう。

24時過ぎに静岡を出発。国道一号線。雨が強い。風が強い。センターラインが見えない。こちらの不安をよそにフロント・ウィンドウ上を2本のワイパーが等間隔のまんま仲良く追っかけっこしてる。右へ左へ。いい気なもんだぜ。
そんなところへ大型トラックが登場。「彼について行こう」。そう決めるとそのテール・ランプを追い続けたのさ。繁華街や大型ショッピング・モールなどで見かけるたくさんのカップルのように、つかず離れずで。

天竜川を渡る頃。浜松はすぐそこ。雨はやんでいた。

B.G.M.「the stooges/no fun」

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

MODERN PLOT vol.12
10/14(土)浜松キルヒヘア
開場18:30開演19:00
前売2000円 当日2500円(1D別)

BEATSEEKER
The lostnumbers(福山)
THE ZIP(大阪)
The SUE
Swerve
THE SLICKS

DJ F山(PHONOSICS)
MIYAKEN

写真:ジム・ジャームッシュ監督のストゥージズ映画、浜松でも上映決定!
浜松シネマ・イーラ。10月21日(土)〜27日(金)だそうです。

No.1337 - 2017/09/19(Tue) 19:55:03
某日日記 / 淳吉郎
☆9月某日、土曜日。
♪watch your step watch your step♪
目が覚めるとそんな唄が聞こえていた。
「おまえ、気をつけないと足元すくわれるぜ」
そんな意味だろうか。
それ以来、始終うつむき加減で歩いているぼくはある日、自家用車のタイヤがすり減っているのに気がついた。
神経をすり減らして日々生きてるヒトとその所有車のタイヤの減り具合は似てるのかもしれない。いや、ぜーんぜんカンケーねぇかもしれない。

そして先日、土曜日にタイヤ交換をした。気づくと往年のクルマ好き魂に火がともされていて、ついでにアルミ・ホイールも装着してしまった。
会計を済ませ、足元が新調されたマイカーに乗り込んだおいらは、ぶぉんとエンジンを回すと、ハンドルを目いっぱい左に切りながら街道にすべり込んだのさ。
任侠映画を見終えた人々が映画館から出てきたとたん、大手を振りながら肩で風をビュンビュン切って歩くように。
♪気をつけな お前の大事な頭♪
アクセルを踏み込むとそんな唄が聞こえていた。

☆9月某日、土曜日。
浜松のライブハウス:キルヒヘアが開店3周年ということでDJパーティー開催。出演DJ陣の多くが旧知の音楽仲間。それを見に行った。聞きに行った。
今も昔も、いろんなところで、いろんな方々が、こう言われる「音楽は個人的なもの」って。
ぼくもそう思っています。たとえばジョーン・ジェットの楽曲を聴いてると自分が高校3年生の時の「進学か就職か」を迷ってた時期を思い出すんだ。そんな『プライベートな出来事』がそれぞれの音楽に宿ってるんだ。
おそらく、みなさんもそうじゃないかな。

この日の旧知の、クセモノの、DJ陣、み〜んな個人的な世界を大爆発させていた。先日、北の方でアトミックな大爆発実験があったけど、そんなもんより、こっちの方が絶対いいじゃん。酒も進んで経済効果もバッチシだに。
キルヒヘア、3周年おめでとう。ありがとう。

☆9月某日、日曜日。
70年代中期、ロンドン・パンクが爆発する寸前にデビューしたドクターズ・オブ・マッドネスが浜松キルヒヘアで来日公演。WOWっ!
出演順に庭、ピンクロリータジュリエッツ、Xizi、BEATSEEKER、Doctors Of Madness。DJはフクちゃん。
いやぁ〜すごかった。
たとえばスペードのエースもスゴいし、ハートのエースもスゴい。狂ったダイアもスゴいし、苦労話が現代人のぼくたちとは比べものにならない当時の黒人ブルースもスゴい。道化者(ジョーカー)のゆううつだって聞きのがしちゃあならないぜ。
この日は、そんなトランプ各種53枚が束になって掛かってきたとしても、かなわないようなキルヒヘアだったんだ。サイコーだった。

翌日は月曜日だし帰りは電車で早めに帰ろうと思って浜松駅に向かって走った。そしたら1分遅れで乗りそこねた。
「う〜ん、次は30分待ちで終電か。どうしよう? お仕事第一だし。くっ。ま、しょうがねーな。んじゃぁ、あれを呼ぶしかないな。ミッッック〜〜〜!!!」
わたしは浜松駅から西方5キロメートルに存する我が家に向かって、愛猫の名を叫んだ。
6秒後に「ニャニャ〜ン」つってミックがバスの形になって迎えに来てくれたんだ。いや、ホントだぜ。
もしかしたら、あなたは今、有名なアニメーション映画「となりのトトロ」で登場する“ねこバス”の感じをイメージされたかもしんない。ミックだから“ミックバス”とかね。だら?
実はぼくはMODSミュージックが大好きです。だからTHE WHOは筆頭にあげられます。
俺が我が家まで帰ったのはミックが運転する『マジック・バス』だったのさ。
まったくもってサイコー過ぎる夜だった。

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブは入場無料!すげぇ!
みなさんで騒弦の6周年をお祝いしましょう!

☆9月17日(日)
騒弦6周年記念入場無料ライブ
『Don’t be quiet!!』3DAYS 2日目
静岡騒弦
O/S 13:30/14:00
入場無料(入場時1drink¥500)
出演順:
?@J THE HAGI― ?Aなんとか丸
?Bzucht ?Cたりないひとたち
?Dスーパービール!!!! ?EMIL
?F庭 ?Gzutuuz
?Hgunishi & electronic stars ?Iファイナルラストダンス
?J柳茶屋 ?KTHE SLICKS
?Lラブラブフォーエバー

写真はある日のミック。人間バージョンか?

No.1336 - 2017/09/13(Wed) 19:58:12
赤星の下に生まれて / 淳吉郎
ザ・ジャムがデビューしたばかりの頃、西暦1977年ぐらいであろう、ある英国の音楽評論家はポール・ウェラーのギターの弾き方がザ・フーのピート・タウンゼンドに似ていることに触れて「彼は復古主義者だ」と紙面に記したらしい。
それを知ったウェラーは、その記事を切り抜くと別の紙に貼り付け、その下に「たったの18歳で、どうして復古主義者なんかになれるんだ」と書き、それを首からぶら下げたまんまパブに出かけたらしい。
そんなエピソードを読んだことがある。

かたやぼくは胃の中、2ヶ所にカイヨウを持つ男。1ヶ所ではなく2ヶ所ってところがすごい。
まるで、チャック・ベリーのダブル・チョーキングみたいじゃないか。
まるで、スカイライン2000GTのデュアル・マフラーみたいじゃないか。
まるで、食いづらくてどうしようもない2段重ねのハンバーガーみたいじゃないか。

でも、すべては気の持ちよう。そう思います。
ぼくは自称「無意識のうちに気をつかってるかもしれない男」だった。
それって言い換えれば、自分がやってる事を自分でな〜んにも把握できてないって事なのさ。
んで今回、医学的にもそれが立証されたということなんだ。すべては気の持ちよう。そうかもしれない。

そうだ、病院でもらった内視鏡写真を別の紙に貼り付け、その下に「50歳になっても気づかれないように気をつかってる男さ」と書き、それを首からぶら下げたままパブに出かけよう。名案っ!そう思った。
だがしかし、ピロリ菌除去のための内服薬使用中の一週間はアルコール禁止なのさ。せっかく、あこがれのウェラーの真似ができる絶好のチャンスだったのに。
「ちきしょう」つって、アルコールを飲むかわりに自分のツバをごくんと飲み込んだ。映画を見ていて、いきなりハラハラする場面に出くわした時のように。

一週間は長かったのか、短かったのか。
まぎれもなく明らかなのは「この一週間、世界で一番、ノン・アルコール飲料を憎しみを込めながら愛飲したのは俺だ」という自意識です。
4日(月)午後に病院再訪。先生から「胃がん等の疑いは今のところ無いです」という検査結果を聞き一安心。
「あ、あのお〜先生、アルコールは・・・」
「あ、いいですよ。でも強いのは控えてくださいね」
「ハイっ!!!」
小さく ちいさく ガッツ・ポーズ。
イェイ。

B.G.M.「THE JAM/SNAP!」

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

☆9月17日(日)
騒弦6周年記念入場無料ライブ
『Don’t be quiet!!』3DAYS 2日目
静岡騒弦
O/S 13:30/14:00
入場無料(入場時1drink¥500)
出演順:
?@J THE HAGI― ?Aなんとか丸
?Bzucht ?Cたりないひとたち
?Dスーパービール!!!! ?EMIL
?F庭 ?Gzutuuz
?Hgunishi & electronic stars ?Iファイナルラストダンス
?J柳茶屋 ?KTHE SLICKS
?Lラブラブフォーエバー

写真は4日(月)、病院から帰宅後の1本目。通称《赤星》サッポロ・ラガー・ビール。

No.1334 - 2017/09/06(Wed) 00:02:29
8月第四週〜五週 / 淳吉郎
☆25日(金)はキルヒヘアへライブ観戦。
出演順にガングリフォン、トンガラカス、そしてワタナベマモルさん。
ガングリフォンは4人の演奏スキルが素晴らしく、トンガラカスは4人のキャラが素晴らしく。そんな大音量バンドの後に登場のマモルさん。曲の良さと歌詞の良さと彼の唄声。感動した。
なかでも、個人的にどうしてもこの日、聴きたかった曲『なつまつり』が始まった時、落涙。ああ、彼みたいにいい曲で、いい歌詞で、いいメロディー、そんな歌を作りたい、そう強く思った。

☆28日(月)は人生初の体験をした。
チョモランマの登頂に成功したわけではありません。
屋久島へ行って80メリメートル級のオオクワガタを捕獲したわけではありません。
当日、約束の時間にそこへ着くと受付から2〜3の確認事項があり「すべて大丈夫です」と回答した。しばらく待合室にて新聞を読んで過ごす。自分の家で購読してるのと違う新聞社のものをたまに読むのはおもしろい。ライブハウスでお目当てのバンド以外のバンドを観るのもおもしろいように。

「中村さん、こちらへどうぞ」「はい」
看護師さんが点滴を左腕に設置しようとしたが我が血管と相性がよろしくないようで。奮闘後、右腕の血管に予定変更。だがしかし、こちらの血管とも相性がイマイチみたいで別の看護師さんへタッチ交代。左腕の別の場所で再トライ。どうにか点滴がぼくの体内を駆け巡り始めたようだ。
「もし、この点滴でマモルさんみたいな曲を作れる才能や血が俺の中を流れるのであったら、どんなに歓喜するだろう」
落下する点滴液を見ながらそう思った。
だが違うのだ。今日は麻酔仕掛けの内視鏡検査(胃カメラね)なのです。我が人生初めての。
隣のベッドに移動し、マスクを装着、すると記憶が遠くなってきた「さ、さっきの・・・て、点滴で・・・マモルさんみた・・・いな・・・・・才能・・・・・・」

「中村さん」「グ、グッモ〜ニン、マイハニ〜」
麻酔が残ったままボーッとしながら診察室で結果報告。
写真を見ながら先生が言われる
「胃潰瘍(いかいよう)が2カ所にあります。ここの白いところです」
「そうですか。あ、先生、ぼくバンドマンなんですけど、『ロックンロール』とか『ローリング・ストーンズ最高!』とか胃壁に書いてありませんか」
「あ〜ちょっと書いてありませんね」
左側の頬を少しゆるめながら先生はそう答えた。
「それとピロリ菌がいます」
「ピ、ピ、ピロリ菌?」
話には聞いたことがある単語である。そのピロリの野郎が俺様の胃の中に生息してるらしい。屋久島の80mmオオクンワーでさえ飼ったことがない俺なのに。うれしいやら、くやしいやら。
そして、なによりもくやしいのはピロリ除去のため3種類の内服薬を7日間に渡って服用するのだが、アルコール一切禁止という事。
せめて1日が24時間よりも少なければよかったのに。
おんなじ体験をした時、きっとあなたもそう思うはず。

B.G.M.「THE ROLLING STONES/LOVE IS STRONG」

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

☆9月17日(日)
『Don’t be quiet!』
静岡 騒弦
O/S 後報
出演:
柳茶屋
zutuuz
ファイナルラストダンス
ラブラブフォーエバー
MIL
J THE HAGI-
THE SLICKS
etc

写真、右は2012年発表、MAMORU&The DAViESのアルバム「YOUNG BLUES」。4曲目に『なつまつり』収録。
左は、やっと読み終えた460ページ越えの文庫本。マエストロ:小澤征爾さんと作家:村上春樹さんの対談集。この本、自分の今後の表現活動に多大な影響を及ぼすでしょう。おそらくこの先、何度も読み返すと思う。

No.1333 - 2017/08/28(Mon) 23:01:00
8月第二週〜三週 / 淳吉郎
ある夏の日

陽光に向け直立不動のヒマワリはいつしか頭(こうべ)を垂れてる
逝(ゆ)く人と還(かえ)る人はそれぞれの路(みち)で歩を進めてるのに
行き交う暑中見舞いはいつしか残暑見舞いにとって変わられた
数々な「あの夏の出来事」と「昨日の出来事」は一枚の新聞紙に並列されてて
飼いネコは部屋に迷い込んだクマゼミへの応対に手をこまねいてる
この季節はタコメーターのレッド・ゾーンより高い回転数でビートを進めて
綿菓子みたいな入道雲は大きくなり過ぎたガキ共に食い散らかせられる
久しぶりの雨水はワックス掛けしたばっかりのボディで丸くなり
たまたま走った道筋にある整骨院の名前は初恋のコの名字とおんなじだった
淹(い)れ立ての緑茶は冷房の効いた部屋では麦茶よりもおいしくて
母親との久しぶりの会話は自分の血をやっぱり確認する
夏の宝くじを購入したのに結果がまだ出てない人々は巨大モールの「夏の大抽選会」でも列をなし
33年前の夏の日にあの部屋で回ったあのレコードはこの夏もおんなじ音で回り続けてる
この部屋で

そんな夏の日々です

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブ、9月に急遽決定しました。
静岡のライブハウス:騒弦、開店6周年イベントです。

☆9月17日(日)
『Don’t be quiet!』
静岡 騒弦
O/S 後報
出演:
柳茶屋
zutuuz
ファイナルラストダンス
ラブラブフォーエバー
MIL
J THE HAGI-
THE SLICKS
etc

写真はこの夏休みの中で一番感銘を受けた冊子と映像。

No.1332 - 2017/08/20(Sun) 23:00:29
8月第一週 / 淳吉郎
8月最初の一週間はライブに行ったり、ライブを演ったり、ライブに行ったり。

2日(水)は豊橋アヴァンティでの本間章浩さん弾き語りへ。
全身全霊のライブだった。
でも、いつだって彼はそう。ぼくが今まで見てきた本間さんのたくさんのライブ、彼はいつだってそうなんだ。だからといって、ぼくが(もしかしてあなたも?)、日頃こなしている通称:ルーティン・ワークとおんなじにしちゃあいけない気がします。
おそらく年間200本以上のライブ活動をされている本間さんは毎回「今日のライブを全力で演る!」って気持ちだと思うから。

5日(土)は浜松キルヒヘアでぼくのバンド:THE SLICKSがライブ。
来てくれたたくさんのお客さん、共演のみなさま、DJのおふたり、そしてキルヒヘアとイベント主催のポテティ中村さん、ありがとうございました。
現在、ぼくのバンドは3ヶ月に2回ぐらいのペースでのライブ活動。
だけど、やっぱライブって特別な瞬間、かつ当たり前な行動。バイク乗りが「今日はツーリング!よっしゃー行くぜー!」って気合い入ってるけど、普通にバイク乗るのを楽しんでるって感じに似てるかな。
この日のスカ、淳三郎、淳吉郎のスリックス3人は1970年代後半の国産2サイクル3気筒バイクみたいに青白い排気煙を立ててキルヒヘア店内をグルグル回ってたのかもしんない。

6日(日)は名古屋のバー・リップルまでライブ観戦。
大好きなバンド:シスターポールの企画に我が盟友でありライバルでもあるフクちゃんがソロで出演、そして前日のキルヒヘア・ライブで共演したピンクロリータジュリエッツも出演。
企画は全6組の出演だったけどみ〜んなスタイルが違ってて面白かった。そんな中、フクちゃんのギター、いい音で鳴ってた〜。お客さんの中には名古屋在住の音楽友達が3人もおられて、そんな再会もうれしかった。
お店はJR中央本線の高架下にあり、ライブ中に「ガタンゴトン ガタンゴトン」って鉄輪が等間隔に並べられた枕木の上を転がってゆく音がするんだよ。これがまたライブっぽく聞こえてね。すんげー味のあるスペースだったんだ。

帰り道での高速道路。月曜日からのルーティン・ワークに向け家路を急ぐ方々のクルマが2車線道路のセンターラインを右へ左へと移動しながら走ってゆく。間違いなくぼくもそのうちのひとり。
「みんなファッキン月曜日へカウント・ダウンだね〜。けど、ある意味、来週末に向けてのカウント・ダウンって考えりゃいいかもだね〜」なんて思いながらアクセル・ペダルをぎゅう。人生は思いのほかビッグ・ビートかもしんない、考え方によっては。
時計の針は午前1時を経過してた。
カー・ステレオからはニッポン語のエイトビート・ロックンロールが鳴っていた。

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

MODERN PLOT vol.12
10/14(土)浜松キルヒヘア
開場18:30開演19:00
前売2000円 当日2500円(1D別)

BEATSEEKER
The lostnumbers(福山)
THE ZIP(大阪)
The SUE
Swerve
THE SLICKS

DJ F山(PHONOSICS)
MIYAKEN


写真は本間さんライブで購入したTシャツと音源。
Tシャツは女性ファンの方が制作されたとの事。5日のライブのリハの時に着ていたら、共演者の方のうちのおひとりが「あっ!本間さん!」って言った。
「これは発売されたばかりのTシャツなんですよ〜」とぼくはちょっとだけ胸をそらして答えた。

No.1331 - 2017/08/08(Tue) 00:22:17
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