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ハチコロリアンの話 / 淳吉郎
☆一軒家を借りて住んでる。
大家さんとの関係は良好といってもよかろう。
というか、いい人なんで。彼は。権力をいっさいちらつかせないし。ぼくはそういう人が好きだ。
そんな彼は毎年、10月になると南側と北側に植わってる垣根の刈り込みに来てくれる。
今年も来てくれた。平日の昼間にご夫婦での作業。
その日、帰宅すると北側の垣根が途中まで刈られたままの状態だった。
「なんだろう。キツネの嫁入りがあったかな」とか思いながら家の中に入った。黒ラベルを飲みだしたら電話がプるるる。
「はい、中村でーす」
「あ、中村さん?」
「あ、大家さん、今日は刈り込みありがとうございました」
「うん、だけどね・・・」
「あ、ちょっと残ってますよね」
「いやあ、垣根の中にスズメバチの巣があってね。俺、刺されちゃったんだよ」
「えーーーっ!」

☆インターネットで『浜松 スズメバチ駆除』にて検索。
家から1kmのご近所に業者の存在を発見。ど近い。すげえ。連絡したら4日後に来てくれる事になった。まずは依頼者立会いのもと現場確認をするらしい。状況次第ではその場で巣の除去作業も始めちゃうとの事。
秋が深まり午後6時半にはすでに夜のカーテンが辺りをおおう昨今であります。当日、そんな時刻に業者がやってきた。
巣の場所を教えるとそこへ行き
「ああ、ここですね〜うん、はい、それではやりましょう。少々お待ちください」。

☆3分後に低予算の近未来映画みたいな衣装に着替えた彼が登場した。
たぶん彼の役名はハチコロリアンだな、とぼくは思った。ハチコロリアンは右手にスプレー、左手に収納袋を持つと
「すみません、玄関の明かりは消してくれますか」
「はい、わかりました」
ハチコローがんばれ、そう思った。
真剣な彼の姿勢になんか尊敬と親近感が混ざったようなものが芽生えちゃってね。だからぼくはもう彼の事をハチコロリアンなんて堅っくるしい本名で呼ばない。ハチコローってあだ名で呼ぶのさ。

☆100円ショップで買ったような簡易スタンド・ライトを設置するとハチコローは子供の頭ぐらいな大きさの巣にあるハチの出入り口からスプレーをプシュぅ〜〜〜。
10分で作業は終了した。料金は8000円(税別)。
「ハチだけに8000円なんですね」
と言おうと思ったがある意味、彼は命を賭した作業をしていたと思う。だから言わなかった。

☆帰り際にハチコローは名刺をくれた。
そこには事務所の所在地と電話番号とメール・アドレスが記載されてた。よく見ると普通電話と携帯電話とアドレスすべてに“8”という数字が多用されてた。やっぱりか。そしてこう言った
「中村さん、この時期はもうハチの子供が飛び立ってますんで来年、気を付けてください。場所を覚えていて戻ってくる可能性大です」
「えっ〜〜〜っ!」
来年の初夏、俺がハチコロリアンか?

☆サイド・ギターとしてヘルプ参加中のバンド、ファンブラーズの
ライブが決まった。
そしてこのライブでわたしのヘルプ参加は終わりとなります。
ご都合つく方、よろしくお願いします。

“Foolish Heart vol.3”
11月29日(日) 浜松キルヒヘア
18:00/18:30 1500円(+1d 500円)
出演;
FUMBLERS’66
820光線☆
TOMMY 来風
SUICIDE CRY BABYS

写真は「BARRETT/SYD BARRETT」
大家さんからの電話を受けた後に「ハチ」って思って聴いたのがこのレコード。
シド・バレットの2枚のレコードって聴いてると彼の声のトーンに刺されたような気分になっちゃう。

No.1225 - 2015/11/03(Tue) 23:06:34
訂正。 / 淳吉郎
昨日の投稿の訂正です。ヒートウェイブを唄ったのは藤井さんでした。すみません。
No.1223 - 2015/10/28(Wed) 20:10:30
ガーン ガーン ぶるぅ ぶるぅ / 淳吉郎
☆初めての日、ぼくは打ち震えた。ガーン ガーン ぶるぅ ぶるぅ。
「こんなんだったんだ」
「想像のビルディング100階越えかもよ」
「“百聞は一見にしかず”っつーよりも“100回の妄想があってこそのギンギン感”だいね」
みたいな。

☆先週末はいろんなイベントが各地であった。
みんながしたようにぼくも自分のシコウにぴったりなイベントを選びました。
100人のピッチャーが100通りのカーブを投げる。
100匹のネコが100通りのツメトギをする。
100人のギター・プレイヤーは100通りの『ルート66』を弾く。
だら。

☆10月23日は豊橋市のライブハウス、AVANTIへScrambleとGroovin’のライブを観に行った。
ふたつのバンドに先立って演奏したのがTERAベラーキーというビートルズ・カバー・バンドだった。
ベース担当はなんとこの日最後にGroovin’で演奏される寺岡さんだった。
あの日、俺はアナーキーの1stアルバムを聴いてロックの世界に入った。ガーン ガーン ぶるぅ ぶるぅ。打ち震えた。パンクロックと呼ばれる音から入ったんだ。そしてこの日、寺岡さんはビートルズを弾いていた。
何年経っても、どんな音楽を演っていても、カッコいい人はなんにも変わらずにカッコいいんだ。そう思った。感動しました。
続くScrambleは相変わらずボク個人的にグッと来るカバー曲を演奏。そしてGroovin’の演奏が始まった。
シラサギのような白壁だから姫路城の別名は白鷺城なのか。だったらグルーヴィンな演奏をするから彼らはGroovin’なのか。それは魂(ソウル)込めるからSoul Music。揺れて(ロック)しかも転がる(ロール)からRock’n’Roll。みたいな感じじゃないか。もう最高。
俺はひとりで揺れまくった。

☆10月24日は三重県松阪市のライブハウス、ROCKERS CLUBへThe One Nightsのライブを観に行った。主催は伊勢市在住の友人:辻坂くん。
O.A.で辻坂くんがBa.を担当するGX 61が出演。博多ロックのカバー中心にガッツな演奏。そして、その後はその日のゲストとしてクレジットされてる渡辺信之&野木新一のライブへ。
渡辺さんは長らくシーナ&ロケッツのメンバーとしてベースやギターを担当されていた方。バンドを離れてからはラモーンズのカバーを中心に全国でライブを展開されている。この日はラモーンズに加え先月に発売されたばかりのキース・リチャーズの新作アルバムの曲も披露。感動した。
次はThe One Nightsのライブさ。

☆ワンナイツはDr.担当の梶浦雅弘さんを中心としたバンド。固定メンバーで活動をしないバンドのようです。今回のメンバーは俺的にヤバかった。どヤバいんだ。
Vo.&Gt. 延原達治(THE PRIVATES)
Vo.&Gt. 藤井一彦(THE GROOVERS)
Ba. 渡辺圭一(HEAT WAVE,DEE DEE FEVER)
Dr. 梶浦雅弘(VIVA LA SILVA)
梶浦さんは2007年初までTHE MODSで活動されていた方。現在はVIVA LA SILVAというシルバー・アクセサリーのブランドを経営されてる。

☆ライブが始まった。
「おそらくルーツ・ミュージックのカバー選曲なんだろうな」なんて想像してたら大間違い。
いきなり藤井さんの唄でグルーヴァーズの曲が始まった。続いて延原さんでプライベーツの曲。自分のバンドの曲をこのメンバーで演り続けるふたり。途中で「山口洋の気持ちで唄います」って延原さんが言ってヒートウェイブの曲が始まるし。
サイコーなライブだった。世界各国で活躍してる選手がワールド・カップだ!つって母国チームに結集して面白いゲームを見せてくれた、あの感じにちょっと似てる。
素晴らしいバンド、素晴らしいチームはホームでもアウェイでも最高なプレイなんだと思います。
辻坂くん、サイコーなイベントをありがとう!

B.G.M.「V.A./ONE ORIGINAL STEP BEYOND:THE STORY OF SKA」

写真は梶浦さんの物販で買ったコースター。
ライブが終わってしばらくしたら梶浦さんが物販コーナーにいた。「どうしよう、どうしよう」って思った。
俺が初めてライブを観たのは1982年11月20日。THE MODS B-29TOUR 浜北公演。俺15歳。あの日、ぼくは打ち震えた。ガーン ガーン ぶるぅ ぶるぅ。って。
あん時にステージで叩いてた人が目の前にいるんだ! 物販コーナーに行くとカッコいいシルバーがたくさんあった。けど、あいにくぼくはシルバーにそんなに興味がないの。だからコースターを購入。
あの日のステージでドラムを叩いてた男にぼくは握手をしながらいろいろとお話をした。彼は「ああ、そうなんですかぁ」ってニコヤカに接してくれた。
“あの日”から33年後にまたもや俺は打ち震えたんだ。
ガーン ガーン ぶるぅ ぶるぅ。

No.1222 - 2015/10/28(Wed) 00:48:16
バッド・ムーン・ライジング。 / 淳吉郎
17日、土曜日は浜松キルヒヘアでライブ出演。
来てくれたお客さま、共演のみなさん、そして誘ってくれたフクちゃん、どうもありがとうございました。

☆トップで演奏はPHONOSICS。
フクちゃんの新バンド。今回が初ライブ。メンバーみんなが緊張してたはず。でも、いい意味でスリリングな演奏。良かった。
そしてフォノシックスとして作った新曲のみでのライブだった。フクちゃんは昔っから『パンク・ロックンロール』って言葉を使うんだけど、今までの曲以上にまさにそんな楽曲だった。そしてこのバンドでは日本語詞に。イェイっ!
フクちゃん企画お疲れさま。ぼくらの道はまだまだ続くんだ。

☆2番目はFLORIANS。
前回観たライブでは全部新曲だったんでビックリしたけど今回は新旧取り混ぜての選曲だった。Gt.Vo.担当イヌちゃんのギターの音がいつもより大きくて良かった。やっぱギター・バンドってカッコいいから。
12月に待望の初アルバムが発売らしい。ヤッター!

☆3番目はレッツロック3匹。
TAKUMiXのバンド、サンセット・バリカンズがベースの方の都合で出演できなかったらしく。残りのメンバーでの変名バンドって捉え方でいいのかな。パンクやモッズのカバー曲でのライブだった。お客さん、みんな乗らないわけがない。 
後半、なんとフクちゃんがベース参加。ピストルズの『さらばベルリンの陽』。続いて、なんとボクがベース参加。ブルーハーツの『終わらない歌』。

☆多くの方々から「ジュンちゃんがベース弾くの初めて観たよ」と言われた。
うん、19歳の時に演ってたバンドで1回だけ、1曲だけ、ライブでベース弾いた事があるんだけど、それ以来の出来事でした(笑)

☆4番目は淳吉郎。
自分のバンドの曲を新旧取り混ぜてエレキで弾き語りした。スピードやアレンジを含めバンド・バージョンのまんま演奏。結果的に“ひとりスリックス”な感じになっちゃったかもしんない。そりゃ、なるよね(笑)

☆最後は静岡からBAREFOOT GYPSY。
おそらくメンバー全員がオーバー・フィフティ。すごい演奏力のすごいライブだった。しかも浜松の東70kmという遠方って事もありバンドのリハは無かった。本番一発勝負。4人のアンサンブルが絶妙な響きでキルヒヘアに鳴っていたんだ。

☆昔っから『Don’t trust over thirty』「30代以上のヤツが言ったりやったりしてる事は信じるな」なんて言い方がある。
けど、この日、ボクの心のロック辞典に『Do trust over fifty』って項目が追加されたよ。
そこには「ベアフット・ジプシーのライブを観てみろ」って記されてんのさ。


B.G.M.「中秋から晩秋にかけての夕陽と飼い猫:ミックの鳴き声」
日曜日の今日、めすらしく我が家ではレコードの音がなーんにも鳴ってませーん。

写真は友人:ナオちゃんが撮ってくれたもの。うん、やっぱ「ひとりスリックス」だ。
ナオちゃん、ありがとー。

No.1221 - 2015/10/18(Sun) 16:11:54
He's a real nowhere man / 淳吉郎
☆いよいよ今週末はライブ。楽しみ!

“BAD MOON RISING vol.1”
10月17日(土) 浜松キルヒヘア
18:30/19:00 1500円(+1d 500円)
出演;PHONOSICS , Barefoot Gipsy , レッツロック3匹(TAKUMIX&FRIENDS)
FLORIANS , 淳吉郎(THE SLICKS)
DJ;プジャリ , F山 , 淳吉郎

☆4つのバンドと1つの弾き語り。みーんなバンド、おれひとり。
この『ひとりぼっちのあいつ』感が心ん中でイイ感じに。燃えております。
きっと俺以外のすべての出演者も共演するバンドに対してイイ感じなはず。
みなさん、お越しくださいませ。こんなおれらをぜひ観てね。

☆17日に限らずいつだってバンドで演りたいんだ。けど、ベースとドラムが現在、両方いないから。
それじゃあ、つって10月10日、11日に浜松の中心部で音楽祭があったんで出掛けてみた。
事前にパンフレットを購入し出演する全323組を全てチェックしたんだ。いいベースとドラムがいたら声を掛けようと思ってね。
いざとなりゃワラにもすがるぜ。うどんでなわ跳びしてやるよ。ダムドにあわせてラジオ体操だってしちゃうんだから。
パンフレットを見てると知り合いもそこそこ出てるのに気付いた。そのバンドももちろん見る事にした。
他人のライブ見るのはキライじゃない。刺激と安心が欲しいんだ。

☆2日間歩き回って観覧。しかし、ベースとドラムでいい出会いは無かったかな。ベースやドラムじゃない人やバンドで出会いはあったけど。
そしてカバーを演るバンドとオリジナルを演るバンドで、どーしてもボクは見方が変わっちゃうのをやっぱり実感。オリジナルに親近感を覚えます。
同世代のギターの方々も多かった。みんな上手い。すげぇーなあって思った。「俺は死んでもあんな風に弾けないなあ」ってちょっと悔しかったぐらいさ。
でも、きっと、多くの人が仕事しながら、家族を養いながら、人によっては住宅ローンをお支払いしながら、ギターを演ってる。バンドを演ってる。素晴らしいと思いました。

☆10日の夜は浜松のライブハウス;ビスケット・タイムにCAMELS VIOLET CROWNのライブ観戦。
長年の知り合い:オノジュン率いる地元のバンドだけど、今まではタイミングが合わず、今回やっとライブを観れた。
ライブごとにサポート・ドラマーを迎えてるとは聞いていた。けど初めてライブを観たボクには「正規メンバーでしょ?」って思っちゃうようないいライブだった。そして、影響を受けた音楽に対し自分の言葉(日本語)でオリジナルに仕上げてゆく姿勢はまったくもってボクと一緒だなって思った次第。

☆17日はDJもやるのね。先々週からレコードを選択中。
これが楽しい。出演バンドの音楽性も吟味しながらセンタクチュー。
んで、日々(言い換えれば勤務中)の心に付着したカスみてーな有象無象を週末の音楽生活で洗濯中。
先週も今週も、おそらく来週も。だって18歳で働き始めた頃からそうなんだもーん。変えられるわけないじゃないか。

B.G.M.「the school / WASTING AWAY AND WONDERING」
11日の音楽祭の合間をぬって浜松市中区のSONE RECORDSに立ち寄った。
壁に掛けられたジャケットと店主クワケン執筆の紹介コメントを読んで即決。
2015年7月発売のレコードなのに60年代のガールズ・ポップをギュウ詰めしたような傑作。もうサイコー!
レジに持ってったらクワケンが「いやあ〜これジュンさんに薦めようと思ってたんすよ〜」だって。うれしいね。

No.1220 - 2015/10/13(Tue) 21:52:14
コレクターズ / 淳吉郎
☆10月1日、ザ・コレクターズが初めて浜松でライブをした。
9月に発売された通算21枚目のアルバム。このレコ発ツアー。
ツアーが発表された時「お!浜松に来るだ!たぶん初めてだら!でもなんで平日だよ!」なんて、ひとりごちた。
ほとんどの都市が金曜日を含む週末なのに我が街は木曜日だったの。

☆前売りチケットを購入。
見ると開場19:00 開演19:30。平日だけに。ほとんどの客が勤務人である事が想定されるだけに。遅い開演。
わたしは考えた。
「定時まで働いて、急いで帰宅して、ちゃっと衣装替えして、電車で出発してもなんとか間に合うな」
「でも、あれだぜ、コレクターズの記念すべき初浜松だ。こーゆー時こそあり余ってる有給休暇を使おうじゃないか」
「据え膳喰わぬは男の恥、って言葉を古人が言われております」
「あれ?その言葉をここの場面に使うのはちょっと無理があるんじゃない」
「まあいいさ、今回の投稿はネタが少ないんで文章を並べるためだけに使ってるのさ」

☆午後半休にした。
結果的には午前中4時間勤務の前後1時間ずつプラスなサービス勤務のありさま。先日のましまろん時とおんなじじゃないか。でも大丈夫。ボクはそーゆー星の下に生まれてんだ・・・・・?
昼飯は帰路の中途にあるカレー屋。7月25日の投稿ん時にも載せたお店。台風の中、立ち寄ったお店。浜松市西区馬郡にあるゴールデン・エスビス・カレー。
美味しいカレーです。甘いけど辛い。正反対のものが同居してるんだ。短距離用のシューズを履きながら42.195kmを走破したランナー。ゾウさんの頭部にクロアリがたたずんでる風景。スローバラードなのにヘヴィメタルなビートを刻む太鼓叩き。
ん〜〜〜エスビス・カレーの美味さをどの言葉でも説明しきれてないな。まあいいさ、今回の投稿はネタが少ないんで文章を並べるためだけに使ってるのさ。

☆ライブが定刻で始まった。
ライブは1曲目が大切。個人的な予想としてはレコ発なんでアルバムの1曲目だろうと思ってた。が、違った。数曲聴いてるうちに感じた「やっぱ音楽だけで何十年も喰ってきた人たちの演奏はすごい。プロの演奏だな」もちろん、これは演奏能力だけじゃない別の次元の話です。
コレクターズはMCがおもしろいというのはよく聞く話である。んで実際、おもしろい。そして本人たちは今回の浜松が初めての場所と言うのをすごく気にしていたらしくMCでもネタにしていた。選曲にもそれが表れていたかも。往年の曲が散りばめられていたんだ。それはそれでうれしい。けど俺はもうちょっと新曲メインで演ってほしかったかなって思った。レコ発なんだもん。
盛り上がったまま2時間のライブは終了。いいライブだった。
他の街からの客が多かったような気がした。純粋な浜松住民はどれくらい居たんだろう。

☆“BAD MOON RISING vol.1”
10月17日(土) 浜松キルヒヘア
18:30/19:00 \1500(+1d \500)
出演;PHONOSICS , Barefoot Gipsy , レッツロック3匹(TAKUMIX&FRIENDS)
FLORIANS , 淳吉郎(THE SLICKS)
DJ;プジャリ , F山 , 淳吉郎

B.G.M.「藻の月/イドラ」

写真は新調した国産ギター・ストラップ。
左の矢印がもともと開いていた穴。右の矢印が自分で開けた穴。
通常の穴にセッティングしてギターを肩から掛けたら長すぎて合わなかった。まるで、やり過ぎなジミーペイジ真似しんぼ野郎みたいだったんだ。んで千枚通しで穴開け。
外国製ならまだしも国産だに。平成時代の平均身長から必要な穴開け位置ぐらい算出しろっつーの。
ギター弾くのにイライラしたくないよねー。

No.1219 - 2015/10/06(Tue) 23:09:49
ファンブラーズ / 淳吉郎
☆9月28日。午後6時に終業。国道一号線を東方向にクルマで帰宅。
真正面にドでかい月。赤色の満月が東の空低くにあった。両面テープで貼っ付けてるみたいに。センターラインがまるで月面への道しるべのように前方へ続いているんだ。
「浜松でこの大きさなんだから東京ではこれの1.5倍っくらいじゃないかな。北海道のてっぺん:宗谷岬じゃこれの5倍じゃきかない大きさだぜ、きっと」
そんな事を考えながら運転してるとフロント・ウィンドウの向こう側にいるあの赤い野郎が「浜松だけにしか存在してんじゃないかな」って気がしてきて。思わず手を伸ばしてギュッと抱きしめた。
満月はこのようにしてヒトを狂わせてしまいます。

☆9月27日。浜松メリーユーにてTHE FUMBLERSのライブ。
このライブハウスは数年前に現在の場所へ移転。以前の場所では2〜3回しかライブを演ったことがなく、現在の場所は今回が初めて。“AWAY”というのはこーゆー感じなんだろう。地元だけどアウェイ。共演のバンドの方々とも初めて演奏。不思議な事にこのアウェイ感がボクの中に強烈な炎をともしたんだ。
「よおし、決めた。あいつ変な奴だなって思われるような演奏をしてやろう」。

☆全部で9曲演ったんだけど最後の曲『ジョニー・B・グッド』の中途で「プチン」ってギター・ストラップが切れちゃったんだ。
演奏は止めずにアンプに腰かけて続けた。けど、だんだんムラムラしてきてね。あげくにママがベイビーを抱くような格好でギターを抱えるとマイク・スタンドに向かった。
♪どうしてストラップ切れたんだ〜せっかくメリーユーな夜なのに〜俺は赤子を抱いてる母ちゃんかあ〜♪
なんつー意味不明な日本語詞で唄い始めてた。
ライブはこのようにしてヒトを狂わせてしまいます。

☆9月26日。PHONOSICSのフクちゃんと恒例の飲みーティング。
音楽・バンドに関する話題ばっかりなおしゃべりが今回も。これがいつも一緒、いつも違う内容なんだ。
ふたりとも好きなバンドが相変わらず新作を出してくれたり、ぼくらそれぞれが新バンドを見つけて教えあったりとか、ぼくら自身がライブを演るとか。
飲みーティングが続くのはそんな状況が起因してるのかも。

☆“BAD MOON RISING vol.1”
10月17日(土) 浜松キルヒヘア
18:30/19:00 \1500(+1d \500)
出演;PHONOSICS , Barefoot Gipsy , レッツロック3匹(TAKUMIX&FRIENDS)
FLORIANS , 淳吉郎(THE SLICKS)
DJ;プジャリ , F山 , 淳吉郎

B.G.M.「ザ・コレクターズ/Dearトリケラトプス」

写真は今度のライブのフライヤー。
フクちゃんのフライヤーはいっつもおもしろい。

No.1218 - 2015/09/30(Wed) 00:04:35
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