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The Kat Is Alright / 淳吉郎
キャット・イズ・オールライト
No.1357 - 2017/12/23(Sat) 10:13:41
月とか星にまつわる話 / 淳吉郎
♪一ヶ月の間に2度目の満月をブルームーンって言うんだって♪
そんな唄を聴いたのはいつだったろう。でも、その唄のおかげでブルームーンって言葉を知りました。生まれたばかりの月は15日間で満月になって15日かかって元に戻るから、一ヶ月で2回見れるのはラッキーって事なんだろう。そりゃあそうだ。できればぼくのお給料も一ヶ月に2回支給してくれるといいなあ。青い月みたいに。たまにだけでもいいから。

どう転んでも、どう斜め方向に走り抜けても、どう鉄棒でさか上がりを連続69回まわったとしても、ぼくのお給料は月に一回。そっからお小遣いが月に一回。ギブ・アンド・テイクの見本さ。コール・アンド・レスポンスのなれの果て。ミックがスタジアムのステージの先っちょで腰を振ってる50メートル後方でキースが中腰でテレキャスをかきむしってる風景。それにもちょっとだけ似ている。か。
お小遣いはレコードを買ったり、ライブを観に行ったり、お酒を飲んだり、そうやってぼくの身体の一部にすべてテンカ(添加or点火または転嫁もしくは転化)されます。

音楽に目覚めた小学生の時代はお小遣いで600円のシングル盤を買うのがようやっと。中学生の終わり頃は2500円のLPレコード・アルバム盤を1枚買うのが精一杯。そしてある日、輸入盤が1280円で売ってるのを店先で知って驚愕「なんで外国製なのに安いの?」なんて。
やっとこさ買った1枚がレコード盤の重量よりももっともっと重たい時代でした。

16日(土)は浜松キルヒヘアにライブ観戦。
名物企画『上空の中村』。出演順に、にわかあめ、トンガラカス、ラブラブフォーエバー、STACRU、TRES、BEATSEEKER。DJはHimitsuSyounen、Mum。
冬の夜空を彩(いろど)る打上げ花火とはこの事だろう。見たことないけど。冬の地平一面に咲きほこるヒマワリ畑とはこの事だろう。見たことないけど。うわさの定食屋でうわさの具だくさんな真冬の冷やし中華とはこの事だろう。喰ったことないけど。でも、俺はその日、たしかにそれを見たのさ。それを喰ったんだ。そんな気がした。
出演のみなさん、DJのおふたり、企画の中村さん、おつかれさまでした。

17日(日)は浜松窓枠にライブ観戦。
ザ・クロマニヨンズの新作『ラッキー&ヘブン』の全国ツアー。キャパ500人のライブハウスでぼくのチケット番号は470番。番号順に入場したけど見事に最後尾だった。あんましこーゆー体験もないし、まあいいらって感じ。入場してもやっぱし、ぎゅうぎゅうな会場の一番うしろ近辺。ライブが始まった。ぼくはそんなに背が高くないから、ヒロトやマーシーを始めとするメンバー4人はまるで真夜中のドライブ中に見え隠れするセンターラインのようにぼくの視界の中に存在していたんだ。
ハンドルを握りながらフロント・ウィンドウの向こう側にある“あの星”に近づこうとアクセルを踏み込むドライバーのようにぼくはステージ上の4人を見つめ続けたのさ。

ふと横を見るとぼくよりも背の低いコが身体を揺らしてノッていた。ライブ中の暗い客席。男のコか女のコかはわからない。でも、明らかに中学生だろう。今までのブルーハーツ〜ハイロウズ〜そして現在のクロマニヨンズにおけるわたし個人のライブ体験上、そんなキッズがライブに来ているのは何度も目撃しているんだぜ。「もしかして俺の時代とおんなじようにお小遣いのすべてを使ってCDを買っているのかもしんないな」「おまえはロックンロールを選んだのかっ!よしっ!」「学校で会話がはずむヤツいるかい。ひとりかふたりはいるんだよな」だなんて、俺はひとりでうれしくなっちゃうんだよう。

サイコーなライブが終了し客電が点いた。中学生なのにロックンロールに取りつかれた最高すぎるそのコにインタビューしようと思ったの。そうさ、知らぬ間に俺はそのコのファンになってしまったんだ。緊張しながらお顔を拝見しました。そしたら30歳前後の小柄なお姉さんだったんだ。WOW!もちろんお幾つでもすばらしい。あなたの職場でロックンロールに反応するヒトどんだけいますか?だもんね。けど、ぼくはロックンロール女史と会話をせず出口に向かって歩を進めたんだ。だってそうだろ。ライブ後のビールが早く飲みたいだけなのさ。トゥルルル。

B.G.M.「シオン/今さらヒーローになれやしないが」
☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

-modernedge enterprise presents-
1/13(土)浜松キルヒヘア
開場/開演18:30
前売/当日 ¥2000(1d別)

SUNSET BARIQUANDS
HAZAN
SWERVE
THE SLICKS

DJ:MASA68

写真は静岡のライブハウス騒弦のオーナーでもある針谷さん率いるSTACRUの音源。
深夜の遊園地のような音楽。星空の下、ゆらゆらと光をまとった天使たちがメリーゴーラウンドしてる風景。土曜日のライブを観てビツクリしたのは、今までぼくにとって針さんってハードコア・バンドでギンギンのギター弾いてる姿だったのに、全っ然っ違うスタイルだったことと、その音楽が極上にポップだったってことなのです。終演後にインタビューしたら「もともとこういうのが好きなんです」って言われた。他人の話なのに、どういうわけか、うれしかった。

No.1356 - 2017/12/19(Tue) 20:44:07
ゴーンしゃりん / 淳吉郎
鐘が鳴る。ゴーン ゴーン ゴーン。
鈴が鳴る。しゃりん しゃりん しゃりん。
建立したばっかりの院(いん)や社(やしろ)では、つるされたばっかりの鐘や鈴があたらしい音を響かせる。踊りたいわけじゃないけど、せめて俺にあたらしいステップを教えてよ。だからNEW DANCE。だってNEW DANCE。ながい道のりだったのさ。やっとたどり着いたんだ。ロング・アンド・ワインディング・ロード。アクロス・ザ・ユニバース。マジカル・ミステリー・ツアー。60年代のロンドンやリバプールあたりよりもっと向こう側から。

12月7日(木)。浜松窓枠にライブを観に行った。
出演は村越HARRY弘明(Vo.G)+真壁 陽平(G)+市川James洋二(B)+渡辺 拓郎(Dr.)。
ストリート・スライダーズでギターと唄を担当していたハリーの今回のツアーは4人のバンド編成。しかもベースはスライダーズのジェームス。WOW!
バンド解散後に発表された数枚のソロ・アルバムでのハリー・ライブを幾度か観ている。単独、2人ユニット、そして3人バンド。それぞれのツアーではスライダーズの曲がいくつかレパートリーに入っていた。往年の名曲の数々が演奏されるとお客はみんな狂喜乱舞した。5月連休や夏休みやクリスマスが始まった時の子供たちみたいに。

今回の当時(スライダーズ時代)とおんなじ4人編成でのライブというのは解散後、初めてらしい。ツアー・フライヤーも「念願のツインギター・4ピースバンドスタイルが実現!!」ってビックラマーク2個付きでうれしそうに大声を発してる。そんなライブにみんなが集まるのは偶然ではない。かといって必然とも限らない。だってぼくらは歳を重ねてる。昭和が平成になっただけじゃなく、20世紀が21世紀に変わっただけじゃなく、ぼくらはみんな年齢を増やしてる。365日ごとに。やりくりして会場に足を運ぶんだ。
ハリーたち4人のライブが始まった。ハリーのソロ・アルバム収録曲がつぎつぎと演奏されてく中、数曲後にスライダーズの曲が始まった。寄せては返す海岸線の水波みたいにお客さんがさらにゆらゆらと揺れ始めた。それ以降でも何曲かスライダーズ・ナンバーが演奏されみんな大喜び。

はてさて、ハリーがジェームスと一緒に昔の曲を演るということは「ギンギンだった若い頃をなつかしんでた」のか。いや、ぼくが感じたのはギター、ドラムの若いふたりと「今の音を出してる」って事だった。建立数百年の神社仏閣に存する鐘や鈴が現世でも♪ゴーンしゃりん♪なんて出来たての音を発信し続けてるように。素晴らしかった。

B.G.M.「ABBA/WATERLOO」
数ヶ月前に中古レコード盤屋で『アバ・グレイテスト・ヒッツ24』というベスト盤を200円で購入した。普通に良質なポップスが気持ちよく聞ける。激しいロックが好きなぼくらは売れたポップスって、ついつい目の敵(かたき)にしてしまう傾向があるけど、それはよくないなあと再認識。

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

-modernedge enterprise presents-
1/13(土)浜松キルヒヘア
開場/開演18:30
前売/当日 ¥2000(1d別)

SUNSET BARIQUANDS
HAZAN
SWERVE
THE SLICKS

DJ:MASA68

写真はリーバイス505。ライブではスリムの606を着用。普段の生活では細すぎず太すぎずな505を愛用。10年以上使ってボロボロになったんで(右側)「んじゃあ新品買うか」って思ってジーンズ・ショップ行ったら最近のリーバイスって意図的に最初から色落ちさせてあるのしかないらしく断念。わざとらしくてあんまり好きじゃないのよね。だもんでオークションで古着を1000円にて落札(左側)。
届いたら今までのヤツと感じがおんなじでビツクリした。

No.1355 - 2017/12/10(Sun) 16:23:50
52+36=88 / 淳吉郎
3日(日)は浜松のジャズ・クラブ、アナログへライブ観戦。ロッキン・ピアニスト:伊東ミキオさんのライブへ。
ぼくはエレキトリック・ギターを弾く男。ギターとアンプへお借りした電気の力を注入。そして、天下を取ったようなツラして、偉そうにふんぞり返って、ギターを弾いてる。まったくもって馬鹿野郎だ。間違いない。だがしかし、自分では弾けないけど、ピアノを始めとする鍵盤楽器も好きなんです。20代前半から聴き続けてる黒人音楽やルーツ・ミュージックのおかげかも。
当日の会場はマイクを立てて音を増幅するのではない、いわゆる“生ピアノ”でのライブだった。長身で、細身で、しかもイケメンなミキオさん。彼の両の手、合計10本の指が合計88鍵のグランドピアノ鍵盤上を縦横無尽に走り回った。上空を飛んでくロケットみたいなスピード満点な曲、そして定食屋のそばをズルズルってすするようなミドルな曲、はたまたママがかわいいベイビーをゆらゆらと右に左に揺らすようなスロウな曲、まで。これはまるで、攻めてよし!パスしてよし!守ってよし!な万能ミッドフィルダーみたいじゃないか。
てんはにぶつをあたえず、だってさ。「バカヤロー!与えすぎだっ!ちゅーのっ!」って観ながら思った。けど、すばらしい演奏が続いちゃってるから。いつの間にか初心を忘れちゃってて「イェ〜イっ!」「アンコ〜ルっ!」なんて言いながらライブは終わってしまったんだ。最高なサンデイ・ナイトだった。
主催の友人:祥ちゃん、お疲れ様でした。楽しい夜をありがとー!

B.G.M.「SANDIEST/SENSELESS」
活動再開したサンディエストの3曲入り新作7インチ・レコードのB面1曲目。
もうホントにサンディエスト!って感じ。歌詞の和訳が封入されてて読んだけど、すばらしかった。やっぱニッポン語でのサンディエストも聴いてみたいなー。

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

-modernedge enterprise presents-
1/13(土)浜松キルヒヘア
開場/開演18:30
前売/当日 ¥2000(1d別)

SUNSET BARIQUANDS
HAZAN
SWERVE
THE SLICKS

DJ:MASA68

写真:左がポール・ウェラーの新作12インチ・シングル。右がサンディエスト。
この2枚をおんなじ店で同時に購入する俺のセンスもなかなかだと自分で思うに。

No.1354 - 2017/12/05(Tue) 23:46:31
某日日記 / 淳吉郎
11月某日の午後3時過ぎ、実家におもむいた。
ひとりで暮らしてるお母ちゃんとの会話。そして、春をながめる余裕がないわけではなく、夏をのりきる力もないわけではなく、かといって秋の枯葉に身をつつむどころか、冬にさしかかる今現在、強靱なその骨身をさらけ出し続けてるのは実家の庭先でラジオ体操をしてるように伸び伸びな樹木、その伐採作業をした。
「手の掛かる作業後の夕食はお母ちゃんの手料理だよな」って期待してたら「たまには外食しよ」って言うんで日本そばのお店にて親子ふたりで食事。
若干5時間そこそこ一緒に過ごしたけど、感じたのは「やっぱり親子だな」ってこと。ステージ上では、しかめっ面でプレイしてるミックやキースもブルース・マンと共演するときにはニコニコしちゃうように。血は争えないのさ。

11月某日の午後7時過ぎ、高校時代の友人が浜松市浜北区で経営する本屋:フェイバリット・ブックスLにおもむいた。
店内に設置されたこたつにくるまり、美味しいコーヒーとクッキーをほおばりながら、お互いの近況報告。彼がおしゃべりしぼくが聞く。ぼくがおしゃべりし彼が聞く。多くの人々がこのことを「会話のキャッチボール」って名付けるんであろう。そうさ、確かにぼくらふたりはボールの無いキャッチボールをしていた。
もし、ウマが合わなかったり、ノリが違ってたら、お互いが投じたボールは相手のグローブをかすめてコロコロとどこかへ向かって転がってゆくだけだろう。でも、どっかの草むらに転がったそれはボールなんかじゃなく、単なる“球体の物質”なだけ。意味がない存在さ。商品棚や部屋に飾ってあるだけでなんにも弾かれていないビンテージ・ギターとおんなじように。
彼とは卒業して30年以上経過してもこうしてたんたんと続いてるのがいい。

同日午後9時過ぎ、フェイバリット・ブックスLをあとにし遠州鉄道の通称:赤電にて浜松市中区で知合いが経営するバー:JAJAKAにおもむいた。
重力ゼロの地平からふわふわと舞い上がったような彼女の軽快な対応。そしておいしいお酒とおいしい料理。さらには店内に設置されたカラオケ用のスクリーン上にユーチュー映像をタブレットから自由にリクエストできるというお店。カッコいい。くるくると33回転のレコードのように酔いがまわったぼくと女房はザ・フー数曲とラモーンズやジェネレイションX、そしてザ・ローリング・ストーンズのライブ映像を延々とリクエストし続けた。
ちなみにそん時、店内にいた30代前後のお客さんの会話の中にモーターヘッドとかニルヴァーナとかメタリカ等のバンド名がひんぱんに出ていた。音楽好きが集まってたんだ。
ぼくらふたりは精算終えてお店を去る際に『モーターヘッド/エイス・オブ・スペード』をセッティングしておいたのさ。置き土産として。
おそらくあいつらはその後もぼくらの血を受け継いで粋な音楽を店内で流してくれたんだろう。だといいけど。

B.G.M.「伊東ミキオ/GO AHEAD」
2001年の作品。曲によってはバリバリなモッド・ジャズ・テイストの曲もある。すげぇなあ。
☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

-modernedge enterprise presents-
1/13(土)浜松キルヒヘア
開場/開演18:30
前売/当日 ¥2000(1d別)

SUNSET BARIQUANDS
HAZAN
SWERVE
THE SLICKS

DJ:MASA68

写真は「モリクン/ザ・ベリーベスト・オブ・モリクン」
4曲目『中3の歌』がすっごくお気に入り。「ニッポン語パワーポップってこういう事なんだろう。こんな曲、俺も作ってみたい」って思ったんで、ギターコードを分析したらもう、うなるばかり、うなるばかり。ん〜〜〜。

No.1353 - 2017/11/27(Mon) 21:00:07
とりあえずハレルヤな話 / 淳吉郎
☆17日(金)の夜は浜松市郊外のとあるカフェ・バーに出かけた。職場の同僚がイベントを開催するというのだ。
その男は職場の中で自分と音楽指向・嗜好・思考のそれぞれが一致する数少ない同僚。プライベートではDJとして活動もしている。アナログ盤主体で。今回は東京のバンドと地元の後輩バンドを招いてDJを織り交ぜながらのパーティーだというので出向いた次第。
ふたつのバンド演奏も素晴らしかったし彼のDJを含むDJ陣の選曲も楽しかった。そして、多くのお客さんが集まった浜松市内のライブ・パーティー空間なのに知り合いがひとりもいない状態。これは我が音楽人生のうえでおそらく初めてかも。と、思ってたらポンと肩をたたかれた。
「生産管理のジュンさんですよね」
「はい」
「あ、ぼくも同じ会社です」
「え〜〜〜」

会話をしてたら彼も音楽が好きとのこと。彼に訊いた。
「どんな音楽が好きなの?」
「ポール・ウェラーです。ジュンさんは?」
「鮎川 誠とポール・ウェラー」
「うわぁ」
こんなヤツが弊社に存在してたとは。うれしいやら恥ずかしいやら。って、別に俺がウェラーなわけないんだけど。
地球はでっかい。世界は広い。世間は狭くてちっちゃい。そして、ポール・ウェラーは偉大。なのさ。ハレルヤ!

☆18日(土)は浜松キルヒヘアの名物企画『上空の中村』にてDJをした。来てくれたみなさま、ありがとうございました。
出演順にTHE JASON BLUE-RAY、irisphere、きなこむ、福井コウダイ、ハンズボーン、PEPPERMINT U。
年齢調査をしたわけではないが出演者(主催者、DJを含む)は10代〜50代の多岐にわたったと思われる。日本史に言い換えると奈良時代〜平安時代〜鎌倉時代〜室町時代〜安土桃山時代、みたいなもんか。
各時代にそれぞれの特徴ある文化があったように、この日のライブもさまざまな演奏があった。みなさん、素晴らしかった。これが『上空の中村』の特色のひとつだと思っています。だから今回、DJするにあたっても事前にバンドの出順を考慮した上で、自分の部屋のレコード棚からできる限りのチョイスをしてこの日に臨んだのさ。

18時開場時から開演までの40分間ほどの時間、レコードを流してたら若くてかわいい女のコが近寄ってきて「選曲がサイコーです!」って言ってパチリと写真撮影をしていった。
通常どんな時でも、一般人から写真撮影される時には「マネージャーを通してもらえる?」って言うことにしてる。んだけども、今回は不覚にも言い忘れてしまった。DJ業務中だったし、あんな若くてかわいいコが選曲に反応してくれたことで「おまえ、あんとき完全に舞い上がってたよな」って他人から後日、指摘されたとしても「はい、そのとおりです」ってぼくは首肯するばかりにちがいない。
おもしろい一夜だった。DJ依頼をしてくれた主催のポテティ中村さん、ありがとうございました。ハレルヤ!

B.G.M.「シオン/Hallelujah」

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

-modernedge enterprise presents-
1/13(土)浜松キルヒヘア
開場/開演18:30
前売/当日 ¥2000(1d別)

SUNSET BARIQUANDS
HAZAN
SWERVE
THE SLICKS

DJ:MASA68

写真は本日の飼い猫:ミックのショット。
「親の背を見て子は育つ」と言いますが、現在の我が中村家では「ネコの背中を見てぼくらは安心する」という状況です。もしかして、彼奴(キャツ)は神に近づいてるのかもしんない(笑)。ミックが往年の箱形テレビジョンの上からナニを見てるのかはわからんけど。
とりあえずハレルヤ!

No.1352 - 2017/11/19(Sun) 21:31:23
ピロとぼく / 淳吉郎
「歴史はくり返す」。たくさんの人たちがその言葉を、様々な場面で、幾度も幾度も使っています。
でもまあ、実際のところ、くり返された時点での当事者の方々にとっては「最新型の出来事」だったに違いなく。「うわっ!マジ?こんなんあり?」みたいな。だがしかし、時間が経過するにつれ「聞くところによると以前にも同様な事象が確認されており・・・」とか「ググったりウィキったら、けっこうあるじゃんねー、似たよな事・・・」みたいな。
歴史はくり返すのでしょう、良きにつけ悪しきにつけ。うん、きっとくり返されてしまうのだ。

8月最終週および9月第一週に投稿した文章のとおり、わたしは我が胃壁に2ヶ所のカイヨウを持つ男。
チャック・ベリーのダブル・チョーキング。もしくはスカイライン2000GTのデュアル・マフラー。もしくは食いづらくてどうしようもない2段重ねのハンバーガー。みたいに我が胃壁はふたつのカイヨウを存していた。おまけにピロリ菌も生育していた。
その日以降、わたしは処方された薬を規則的に服用。まるで、ドラマーがロックンロール・エイト・ビートを定間隔で刻みつづけるように。永遠につづく2本のレールの下に鎮座する等間隔に並べられた枕木のように。
その甲斐あって一週間後の検査にてカイヨウは消滅、ピロリんもあたらしい彼氏を探しに旅に出たことが判明した。

11月13日(月)は8月最終週に続く我が生涯通算2回目となるその検査、内視鏡検査(通称:胃カメラ)をした。
ピロちゃんは復活することがあるらしい。まるで歴史がくり返されるように。もしかしたら「やっぱり、あたいジュンキッチーのこと忘れられないわ」なんつって旅から戻ってきてるかも、ってわけだ。先生は患者の診察だけではなく、オンナゴコロを推察する力も人一倍持っておられるようで再検査となった次第。

再検査の結果、カイヨウもピロも我が輩にはすでに興味を失っているようで、発見されず。
いたらいたであれだけど、それはそれでちょっぴりさみしかったりなんかしちゃって。
「もういいも〜ん。♪ヒーザーリーノーウェアマ〜ン♪」
なんて、ひとりぼっちのぼくは路傍の石をぽーんって蹴りころがすと、両の手をズボンのポッケに突っ込んであの歌を唄いながらトボトボと帰路についたのさ。

部屋に戻って『検査結果説明書』を眺めてたら「次回お勧めする検査時期:3ヶ月後」って記されてた。
おい、まだやんの?歴史が続いちゃうぜって感じ(笑)

B.G.M.「T-REX/THE GROOVER」
☆★☆★☆★
淳吉郎、DJで参加します。(THE SLICKSの出演はありません)

上空の中村【一夜】
11/18(土)浜松キルヒヘア
開場18:00開演18:30
前売/当日2000円(1D付)

PEPPERMINT U (NUTTY WESTERN’S)
福井コウダイ(ドカンズ)
ハンズボーン
きなこむ
irisphere
THE JASON BLUE-RAY

DJ:淳吉郎(THE SLICKS)

写真は先日購入したTheピーズのインタビュー本(ヒストリーブック)。
帯に書いてある「あの日あの空拝めるのはあの日のボクらだけ」というのは代表曲『生きのばし』の一節。
客観的事象として「歴史はくり返される」けど、みんなそれぞれの人生では「その時しかないのよね〜」みたいな事を見事に言っている気がする。ハル(ピーズのBa.&Vo.)のスゴいとこのひとつはこんなとこ(哲学的)だと思ってます。

No.1350 - 2017/11/15(Wed) 00:18:06
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