[ 掲示板に戻る ]

過去ログ閲覧モード

ミック / 淳吉郎
犬と猫のツーショット写真みたいになっちゃった。
No.1119 - 2014/03/24(Mon) 10:45:33
逃げろ リーマンくん。 / 淳吉郎
☆2年ぐらい前だったか、仕事中に同僚と話してたら彼がこんな言い方をした。
「(会話中の出来事を指して)あれにはさすがに心が折れたよ。」
心が折れる。うわあ、味のある言い方をするもんだな。折れるというのは『強い筆圧で書いた時のシャーペンの芯』だとか『台風の時に差した傘の骨』だとか『財布に挟んでおいたコンサートのチケット』だとか、そんな物理的な現象だと思っていたのです。そして彼は『心』という無形物が折れると言った。小説家みたいだな。そう思いました。
しばらくして多くの方々の口から「心が折れる」という言い回しが発せられてるのに気が付きました。流行語のひとつだったのか。

☆ああ忙しい。そんな日々を過ごしてる。帰宅後になんにもやる気が起こらない。なんて、一年前のわたしが見たとしたら今の自分のこんな姿は想像もつきません。自分でそう思ってしまいます。
毎日毎日ぼくらは事務所の中で焼かれてイヤんなっちゃうよ。
『泳げたいやきくん』の替え歌でいけば『逃げろリーマンくん』ってところでしょうか。

☆心が折れるなんて甘いね。スウィートちゃんだぜ。そう思う。
最近の俺は、精神がぱらりぱらりと削られてる、そんな感じです。
折れた鉛筆なら木工用ボンドで接着すればなんとかなるだろう。
木材をカンナで削った時のかつお節みたいなやつを元に戻すなんて不可能なのさ。
そして木材はだんだん細くなってゆく。
ある日、気付いた時には消えてなくなっちゃってるかもだぜ?

☆ぱらりぱらりと削られた精神。これをかき集めてなんとか元に戻したい。だって俺はバンドマン。5月10日にはザ・スリックスのライブがあるんだ。
よし、コンサートへ行こう。土俵の傷は土俵の砂で治せ。これは初代若乃花の名言です。
そうさ、俺はアマチュア・バンドマン。職場の傷はライブで治すのさ。

☆3月13日、木曜日。名古屋クアトロへ行った。ウィルコ・ジョンソンのライブ。
ウィルコ・ジョンソン。名前を聞いただけで背筋がしゃきんってなる。だに。
ウィルコ・ジョンソン。名前を言っただけでエア・ギター弾いちゃう。ら。
まずはインターネットで知り合った遠方の友人と前呑み。いろんな話ができた。面白かった。こんな時にも出会いを作ってくれたインターネットに素晴らしさを実感します。
午後6時半開場、7時半開演。なんだけど7時の時点で8割ぐらい会場は客で埋まってたと思う。会場がウィルコ・ウェルカム・モードで溢れてると思った。いいね。みんなウィルコが大好きなんだ。
ライブが始まった。1曲目は“ICE ON THE MOTORWAY”というソロ・アルバムの中の『All Right』という曲だった。もう最高!
Dr.FEELGOOD時代の曲は素晴らしいしお客さんも盛り上がるのは当然かもしんないけど個人的にはソロ・ワークの曲を演ってくれるのが嬉しかったりするのです。
そして数曲後、バンド時代の名曲『Going Back Home』の後でウィルコがイントロを弾いた。「おぉーーーーーーっ!」わたしは絶叫。
ボブ・ディランのカバー曲『窓からはい出せ』でした。実は今回のライブで一番聴きたかったのがこの曲だったんだ。マンモス・うれぴー。めっちゃうれしー。マキシマム・ハピネス。そんな各時代の大喜び流行語が束になってかかってきたって俺のそん時の喜びに勝てるはずがありません。
だって俺は流行言葉に弱いのさ。「心が折れる」もいまだに使いこなせないんだ。

☆ウィルコ・ジョンソン・バンドは本当に素晴らしいライブを演った。

・アップ、ミドル、スロウの様々な曲調
・各曲における強弱のつけ方等のメリハリ
・演奏中にメンバーの息の合わせ方で展開を決めてゆく
・客との距離感(レスポンス)を押したり引いたりしながら進めてゆく

これはわたしにとってのバンド演奏の理想形なのです。彼らも俺らもおんなじスリー・ピースだしね。
くやしいったらありゃしないわ。ふんとにもー。

☆各週末にもいろんなライブに行きました。職場の傷はライブで治すのさ。

・3/2・・・磐田FMステージの『Girls Happen !』。BEATSEEKERを始めとする多くのバンド、お疲れ様でした。若い子たちの卒業記念ライブの感じもあったりした。
・3/8・・・浜松メスカリン・ドライブの『酒宴 Vol.4』。主催のタカヤくん、The弾丸ノイズを始めとする多くのバンド、お疲れ様でした。イベント・タイトル通りに飲み過ぎた。タカヤくんの心意気に乾杯だった。
・3/16・・・浜松ビスケット・タイムの『3匹 3』。アイソさん、吉良ちゃん、だあこえ。さん、お疲れ様でした。3者それぞれの弾き語り。3人共に同世代なので、それぞれ沁みた。.

☆ザ・スリックスのライブです。

2014.5.10(sat) MUTSUMI pre.【Rock On !!! vol.1】
浜松MESCALIN DRIVE
OPEN・START≫未定
ADV・DOOR≫未定
[BAND]
・やさぐれ(横浜)、ALL THAT GROOVING 、FLORIANS、THE SLICKS
and more...
[DJ]
・junpierre(スカダルマズ)

写真・・・最近のニュースを見ていると悲しい事や残念な事が多いです。人間はホントに、そんなに、ぶざまな生き物なのか。ってね。
個人的にも悲しい事がありました。30年間に渡り喰い続けてきた日清食品のインスタント・ラーメン『はかたんもんらーめん』が生産停止になったとの事。写真の5個パックが中村家での最後のラーメンとなります。
そして「捨てる神あれば拾う神あり」とはこの事か。買い続けてきたスーパーで後釜に準備されてたのが博多のご当地インスタント・ラーメン;マルタイの長浜ラーメンだった!
浜松近郊でマルタイ! 奇跡だ!
そして友人のバンド達の新作音源!これもサイコー!

B.G.M.「MODS MAYDAY ’79 / V.A.」
定番のアルバムだけど今聴いてるのは2枚組全39曲収録の完全盤。ライブなのに演奏力が全バンドすご過ぎる。

No.1118 - 2014/03/22(Sat) 03:14:12
THE ROLLING STONES。 / 淳吉郎
☆「セックス,ドラッグ,ロックンロール」そんな言葉があります。
セックスをした事がない人も、ドラッグをやった事がない人も、ロックンロールを聴いた事がない人も、そのバンド名を聞けば「あ〜名前だけだけど知ってる知ってる」。

☆若い頃に影響を受けた先人の音楽に対する尊敬の気持ちに溢れたまんま今もやってる気がする。

☆流行の音楽に敏感。で、次回作にて似たような曲を発表してしまう。
これが「狙って」やってる感もするけど、むしろ「ちゃっかり」やってる感があったりする。

☆世界中の誰もが知ってるトレード・マークを持っている。

☆そんくらい有名だけど誰でも知ってるスタンダード・ナンバーがあるわけではない。

☆最新シングルをしっかりとライブのセット・リストに入れて演奏する。

☆最高のB級バンドという感じがする。


これはザ・ローリング・ストーンズというバンドに対し、わたしが勝手に抱いているイメージや気持ちです。個人的な言葉です。
平成26年2月26日(水)に東京ドームへ行きました。来日公演初日です。地元の駅のプラットホームで普通列車を待っている時から隣の人に話し掛けたい気持ちだった。
「知ってる?俺、今からストーンズの初日行くんだ。いいら」
だってストーンズなんだから。みんな来日公演を知ってるはずさ。そんな気持ちです。
ドームに着くと多くの老若男女の人々が世界一有名なトレード・マーク;通称ベロ・マークがプリントされたTシャツを着ています。
「この人、絶対に普段はロックTシャツ着てないよな」
って思えるような風貌の人でも着てるんだ。だってストーンズのライブ当日なんだから。
わたしは事前にツアーのセットリストをチェックしないタイプです。どんなバンドでも。
「一曲目はなんだろう」「星の数ほどある名曲の中からどんな曲を演ってくれるんだろう」
そう考えてる時点で楽しい。のです。
ライブが始まりました。「うわぁ、この曲から始まるの?」びつくりぎゃうてん。です。
ライブは本当に楽しかった。
多くの方々が「今回で最後かもしれない」っておっしゃっているようです。考えてみればストーンズがツアーをする度にそんな会話が交わされてるら。
今回のライブ、わたしは「今回で最後かも」という気持ちは全くなくチケットを買ったの。カッコいいシングルを発売した今のストーンズをただ観たかっただけです。
ずぅ〜っとずぅ〜っとツアーを続けてほしいと思います。

そして、こんな希望もあるのです。
ストーンズは解散しない。解散発表はせずに、ある時にひとりのメンバーの寿命が訪れ、またある時にひとりのメンバーの寿命が訪れる。それが繰り返されていつの間にかストーンズのメンバーがひとりもいなくなっちゃった。
ストーンズはそうやって永遠にみんなの意識の中で転がり続けるっつー。そんな感じ。カッコいい。
そんなバンド今までひとつもなかったと思います。ストーンズにやってほしい。
そして、それ以降、きっとみんながそれを真似するようになるのさ。だって、これまでだって世界中の多くのバンドがザ・ローリング・ストーンズの楽曲やイメージや活動スタイルを真似してるじゃないか。


2014.5.10(sat) MUTSUMI pre.【Rock On !!! vol.1】
浜松MESCALIN DRIVE
OPEN・START≫未定
ADV・DOOR≫未定
[BAND]
・やさぐれ(横浜)、ALL THAT GROOVING 、FLORIANS、THE SLICKS
and more...
[DJ]
・junpierre(スカダルマズ)


写真は物販で買ったビッグ・タオル。これをバスタオルとして現在、使用中。
自分を芋虫みたいにちっちゃくしてゴシゴシ拭くのだけども、これはこれでストーンズ・ワールドを堪能できる事間違いなし?

No.1117 - 2014/03/04(Tue) 00:00:01
わたしはストーン・ピープル。 / 淳吉郎
☆「あぁーーーやってらんねぇな、こんな仕事」と思ったとしても、わたしは働きます。
「自分だけが忙しいと思ってるのは間違いかもしれない。きっと、みんな忙しいのさ。それを顔に出さずに働いてるみんなを見習わなくっちゃ」なんつってわたしは働き続けてるのです。

☆「こんな事、続けてたら精神的にヤラレちゃうぜ。でも、いま現在ヤラレてないって事は、つまり、その、俺はハガネのような強靭な精神力を持ってるって事に違いない。鋼鉄のサンドバックだって一撃だぜ。ハハハハハ」なんつって余裕シャクシャクのわたしです。

☆余裕カマしながら昼休みは近所の公園のベンチでタバコです。
ぷかぷかぁ〜ぷかぷかぁ〜浮雲男ぉ〜。そんな感じ。いえいえ、数年前からタバコを禁じているので吸うフリをしてるのです。それは不良じみたロッカーがキース・リチャーズのイメージを真似をするのにちょっと似てる。

☆ベンチに座っているとポンポン、誰かが肩を叩きました。男の叩き方です。彼はわたしの耳元でこう言います。
「ハガネのような強靭な精神力だって?鋼鉄のサンドバックも一撃だぜって?あんた勘違いしちゃぁいけないよ。あんたは鈍感なだけさ。フツーの人間だったらあんたの仕事量や気遣いをしてたら気が狂ってるはずさ。いいかい、もう一回言うよ。あんたは鈍感なのさ」
振り向くとそこには誰もいませんでした。幻影だったのか。少なくともわたしは鈍感から一歩進んだのかもしれません。あっちの方へ?うぎゃあ。

☆昨年から始まったこの精神状態です。が、それを真綿でできたスポンジのように吸収してくれる出来事がありました。ザ・ローリング・ストーンズ8年ぶりの来日公演でした。
わたしは決めた。2月26日のライブのために働こう。生きていこう。そう決めたのです。

☆先日の日曜日は過ごしやすかった。暖かい陽光。春が近いな。そう思いました。
わたしは庭へ出ると愛猫:ミックから伝授されたネコ踊りをしてみました。
「ニャッ!ニャッ!ニャッ!」通称:ネコ踊りです。ポイントは飲酒をしながら踊る事です。真昼間のビールは格別に美味い。
だがしかし、どうも動きがいつもと違う。今回は軽やかなのです。
理由を知りたかった。けど原因を究明する事はできませんでした。なぜならわたしは酔い過ぎたんだ。

☆意図せず日曜日・夜のインターネット・ニュースで原因は明らかになりました。
日曜日の午後にザ・ローリング・ストーンズのメンバーがチャーター機で羽田空港に到着したとの事。
ミック、キース、チャーリー、ロニーとおんなじ地面に俺は立っている。もしかしてミックが吐いた二酸化炭素を俺が吸ってるかもしんないぜ。きゃぁーエッチーっ!だって?しょうがないじゃん。だってニッポンは狭い国なんだぜ。
そんな気持ちで浮かれてる人はわたしだけではないと思います。
そうさ、俺たちはストーン・ピープル。

☆26日午後半休と翌日午前半休。合計一日の有給休暇。
その為に本日月曜日から更にフル回転で業務遂行し始めた。
どうって事ないぜ。だって俺はストーン・ピープルなのさ。

☆THE SLICKSの次回ライブです。

2014.5.10(sat) MUTSUMI pre.【Rock On !!! vol.1】
浜松MESCALIN DRIVE
OPEN・START≫未定
ADV・DOOR≫未定
[BAND]
・やさぐれ(横浜)、ALL THAT GROOVING 、FLORIANS、THE SLICKS
and more...
[DJ]
・junpierre(スカダルマズ)


☆B.G.M.「THE ROLLING STONES/TATTOO YOU」
ボクが初めて聴いたストーンズ音源がこのアルバムでした。高校一年生の時。数人のロック好き同士でダビング・カセット・テープの交換をしたんです。
その人はストーンズのこのアルバムとツェッペリンの「イン・スルー・ジ・アウト・ドアー」をダビングしてくれた。ボクはピストルズの「勝手にしやがれ」とクラッシュの「白い暴動」とモッズの「ニュース・ビート」をダビングしてあげた。
ロックが個人の中でまったくジャンル分けされていないサイコーな時代だったのです。

No.1116 - 2014/02/24(Mon) 22:41:05
某日日記。 / 淳吉郎
☆1月某日・・・わたしが所属するバンド;THE SLICKSにおいて昨年3月からヘルプとしてドラムを担当してきた鉄ちゃんこと鉄太郎くんがヘルプ活動を終了する事になりました。今までありがとう、鉄ちゃん。

☆1月某日・・・流しそうめんがツルツルと彼方(かなた)から此方(こなた)まで決められた場所で流れ続けるようにTHE SLICKSは流れ続けていけるのだろうか。
つまり俺は流しそうルめん。なのか。英訳するとNEVER ENDING SOULMANって事か。うわぁ〜カッコいいけど誇大広告、はなはだしい。
ドラムス探しが始まった1月最終週でした。

☆《広告》
浜松市を拠点に活動している3人組アマチュア・ロックンロール・バンド;THE SLICKSではドラマーを募集中です。興味のある方、お気軽にご連絡をどうぞ。
下記、HP内のグッズ・コーナーから楽曲も聴けます。
http://theslicks.co.uk

☆2月某日・・・ビートシーカーが豊橋AVANTIでライブ。3人組グループばっかり集めたイベントに出演。ギンギンのライブだった。そしてザ・ロッカーズの『非常線をぶち破れ』をカバー!イベント自体も興味深く見ました。

☆1月某日・・・30歳の女性が科学的大発見をしたニュースがニッポン中を駆け巡った。以前に同じ内容を学会に発表した時は全く相手にされず「生物学の歴史をバカにしてんじゃないわよ」みたいな事も言われていたという記事も出ていました。
わたしはその話を自分に置き換えてみた。そして、こう思ったのです「そーいやー、俺はよく言ってるよな、ディランやストーンズを聴かずしてロックできるわけねー、って。ごめんなさい。反省します。もう言いません。ディランやストーンズを聴かなくてもロックはできます。バンドできます。できますとも。」

☆1月某日・・・相次いで大好きな方々のコンサート・チケットを手にする事ができた。
2月はザ・ローリング・ストーンズ。3月はウィルコ・ジョンソン。4月はボブ・ディラン。彼らのコンサートに行くのです。
だいたい最近のやつらはルーツ・ミュージックに対するリスペクトが足りませんなぁ。えぇっ?そう思いませんか?兄貴ぃ。
しのごの言わずにストーンズやウィルコやディラン聴いてからバンド演れっ!って言いたくなっちゃうね。

☆2月某日・・・THE SLICKSの次のライブが決定しました。

2014.5.10(sat) MUTSUMI pre.【Rock On !!! vol.1】
浜松MESCALIN DRIVE
OPEN・START≫未定
ADV・DOOR≫未定
[BAND]
・やさぐれ(横浜)、ALL THAT GROOVING 、FLORIANS、THE SLICKS
and more...
[DJ]
・junpierre(スカダルマズ)

この日のライブはビートシーカーのタッキーが叩いてくれる事になりました。

☆2月某日・・・節分に撒き忘れた豆菓子をつまみに晩酌する日々が継続中。
来たる春に乾杯。か。きっと、夏が来ても、秋が来ても、冬が来ても。乾杯。だ。
「酒好き」これは言い替えれば「何かと理由を付けて飲み始める人種」と言って差し支えないでありましょう。

写真はAVANTIでのイベントに出演したヤンバルの2ndアルバム“ヤンバル デラックス”。バンド名の通り沖縄音楽に根差したオリジナルを収録。ヤンバルの3人は謙遜して「沖縄風三人衆」なんて言っておられますが、いえいえ傑作だと思う。ニッポンが誇る90年代のスーパー・バンド;たまの風味もちょっと感じられるんだ。

No.1115 - 2014/02/05(Wed) 22:38:24
(No Subject) / 淳吉郎
ネコの背中がマウスパッド代わりになる事を発見したんだ。
No.1114 - 2014/01/29(Wed) 22:10:01
飲まずにいられないわけではない / 淳吉郎
☆たとえば、朝食における白米と味噌汁、漫才におけるボケとツッコミ、ライブ会場における「ノッてるかーい」「イェーい」。それは、まるで、切っても切っても切り離せない永遠の糸引き納豆みたいなふたつであり。

☆好きなレコードをいろいろ聴いてると「おーキターっ!」みたいな瞬間がたくさんありまして。
そのうちのひとつに連続する2曲のカッコよさみたいなもんがあるんだ。こう来て次にこう来るかぁ?みたいな。1曲が終わって次の曲が始まるインターバルの時間も重要で。2曲の繋ぎの“間”。これもアートの一種だと思う。
絶妙な間でカッコいい2曲が流れる。これこそ最近の若者言葉で言うところの「くぅ〜〜〜カッケーっ!」でしょうか。

☆先週の土曜日はライブ・ハウスをはしご。
夜中からの降水確率がグン!ってアップしてたので乗用車にて街中へ。俺が飲酒しない土曜日なんて珍しい。それは、まるで、ミック・ジャガーが腰を一回もフリフリせずにショーを終えたような日。そんくらい珍しいのさ。

☆ライブハウス;メリー・ユーへ。
The 弾丸ノイズがライブ。その日はカバー・バンド大会らしく。かれらはTHE BLUE HEARTSを演るとの事。
とてもいい選曲だった。唄や演奏がブルーハーツのライブ映像からのヴァージョンだったのもグー。そして、なによりもかれらは『月の爆撃機』『1000のバイオリン』を続けて演ったんだ。これは“STICK OUT”というアルバムの最後の2曲。
実はこの2曲、ボクにとっての極上な糸引き納豆的・ブルーハーツ・ナンバーなのでした。

☆ライブハウス;ズート・ホーン・ロロへ。
キャプジャリ、chinさん、青木智幸さんがライブ。
ギター&ボイス、キーボード&ボイスの2人組のキャプジャリ。ボーカルじゃなくってボイスという感じ。エレクトリックなお経という感じもする。
キーボードが所有する機能を使ってダンサブルな反復ビート狂騒曲という感じのchinさん。
UP-TIGHTのギター&ボーカルである青ちゃんのソロはどこで観ても“ひとりアップタイト”と呼べる世界を放ちます。そして唄の力がダイレクトに届いてくるんだ。

☆夜中から降り始めた雨が朝にはやんでた日曜日。
昨年11月頃にプランター植えしたチューリップの球根が芽を出していた。嬉しくなってビールを飲み始めた日曜日。
「酒好き」これは言い替えれば「何かと理由を付けて飲み始める人種」と言って差し支えないでありましょう。

☆昨日も今日も、そして明日も、昼間の仕事から解放された記念に、いい音楽が部屋で鳴っているから、お酒さんから「どうぞわたしを飲んでください」って懇願されたから、わたしは飲むのでしょう。

写真は1984年発表、A.R.B.のアルバム“YELLOW BLOOD”。B面4曲目に『飲まずにいられない』収録。

No.1113 - 2014/01/28(Tue) 22:17:12
全506件 [ ページ : << 1 ... 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 ... 73 >> ]