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The singer not the song。 / 淳吉郎
☆ストーンズの曲に『シンガー・ノット・ザ・ソング』って曲がある。
曲調カッコいい。けど歌詞もカッコいい「大事なのは楽曲じゃなくって唄ってる人(もしくは唄ってる事自体)なんだよ」って。
大好きな曲。

☆8月8日は浜松ビスケットタイムへ本間章浩さんと柳茶屋のライブを観に行った。

柳茶屋、一曲目でボーカル・マイクから声が出なかったりギター・アンプから音が出なかったり等のアクシデント。けどベースとドラムはビートを刻み続けてた。やがてトラブルも解消、ライブが終わった時にはいつもとおんなじ柳茶屋の世界だった。

本間さんのライブは今回、エレアコの接触不良で音が出なかったりギターの弦を3本も切ってしまうようなライブだった。でも、すごく心を動かされた。
「シンガー・ノット・ザ・ギター。大切なのはギターに合わせて唄うんじゃない。まず唄があって、ギターをそこにあわせてくんだ」って。
そんな気がしたんだ。それは“ブルース”ってものにスゴく近いと思う。

☆8月13日は2本の映画を観た。名古屋の映画館まで。
『リアリティのダンス』と『山口冨士夫 / 皆殺しのバラード』。

リアリティ〜はアレハンドロ・ホドロフスキー監督。85歳になる監督の最新作との事。お名前は知らなかったけど代表作が『エルトポ』『ホーリーマウンテン』と知って「こりゃぁ観なきゃだな」。2本とも25年以上前に観た映画。そしてこの新作、とんでもなく面白かった。
多くの人が睡眠中に夢を見ると思う。その内容って他人に説明しても理解が難しい超個人的な事じゃん。日頃の不安や不満や期待や欲望とか。んで、それぞれはつながりが無いのに夢ん中ではストーリーになっちゃってるんだよね。怖いけど面白い、あの感じだった、この映画は。

皆殺し〜は一年前に他界されたロッカー;冨士夫さんの結果的には晩年となってしまったここ数年のライブ映像によるドキュメンタリー・タッチの映画だった。
この映画はいろんな方に観てほしいと思う。特にファンの方には観られることをお勧めします。冨士夫さんの長いバンドマン生活の中、どの時期が好きかはファンそれぞれで分かれると思うけどね。

☆8月14日は浜松ズート・ホーン・ロロへ青木智幸&望月治孝DUOとだあこえ&たかぼーのライブを観に行った。
青ちゃんと望月さんは8月11日から17日まで全6公演のレコ発サマーツアー。
♪オうオー サマ〜ツわぁ〜 急いで た〜び立てジャッークっ♪って清志郎が唄ってるぜ。

だあこえさん、イイ感じでその夜もユルユルなMC。スリーフィンガーっつー指弾き奏法があるんだけど、それを使った曲が沁みた。夏の風情を勝手に感じたんだ。
青ちゃんと望月さんはGt.&Vo.とSaxでのデュオ。お互いの演奏をお互いの間合いで読みあいながらつかず離れずのライブ。即興的でもあるし計算的でもある感じ。つまり、それは、スリリングって事だ。

☆8月16日は日比谷野音へSION with THE MOGAMIのライブを観に行った。
モガミというバンドはGt.;藤井一彦 Ba.;井上富雄 Dr.;池畑潤二 Kb.細見魚。
シオンのライブは何度か観てるけどアコースティックばっかりだった。今回は「やっとバンドのシオンを観れる!」って、楽しみだった。バンド・メンバー、どヤバいし。

新作『不揃いのステップ』を主にした選曲。こーゆーのが好き。シオンの唄を中心にバンドはアンサンブルを鳴らしてた。問答無用なカッコよさだった。
やっぱり「シンガー・ノット・ザ・ソング」だと思う。

☆駅のホームに立っていた。すると待ち焦がれた列車がやっとホームに入って来たんだ。プレートには《夏休み号》って記されてる。5月6日から8月9日まで3か月間も待ち続けたんだぜ。
列車はボクが乗った瞬間、リニア・モーターカーよりも速いスピードで終着駅に届けてくれやがった。ばかやろう。
再び駅のホームに立ってるのさ。《冬休み号》を待ってるんだ。

写真は野音の後に立ち寄った新宿にあるロックバー“ROLLING STONE”。
先日、今年の11月で42年間(!)の歴史に幕をおろし閉店ってニュースを聞いた。
なので25年ぶりぐらいに寄った。したら引っ越ししてるし、店の雰囲気も健康的になってた(笑い)。

No.1147 - 2014/08/17(Sun) 23:09:17
夏休み初日。 / 淳吉郎
夏休み初日だで、夕飯でも作るか、つってサバの味噌煮に初挑戦、「落とし蓋」っつー料理技があるのを知った、その料理法、サバを狭い空間で煮込む、それは、まるで、密室のライブハウスで爆音ライブを体験してクラクラになっちゃったよーな感じで、あれだな、いわゆる、サバイバルだな。
No.1146 - 2014/08/10(Sun) 21:53:07
ROKKET RIDE。 / 淳吉郎
ティーンエイジャーの後半から10年間ぐらいか、身近にいる年上の方々の多くから言われた。
「若いっていいねぇ。俺もジュンちゃんぐらいの歳の頃に戻りたいよ」
「?」
外国人から外国語で話しかけられた感じさ。
若さっつーのはリアルに実感や体感するより、あとあとになってから存在に気付くものかもしんない。
寝小便に気付いた時はもう遅いみたいな。あとの祭りな、あの感じ。

今の職場で働くようになって15年経過した。
当時からおんなじように働いてる同僚の顔々を眺めてると「みんな歳喰ったなあ」「疲れた顔してんなあ」と思う。
「きっと俺もそうなんだろう。自分の事を一番知らないのは自分なのさ」そう思うんだ。

おかしなことに週末の出先で会うような同世代の知り合いにはそれ(加齢感)をそんなに感じない。長い付き合いの友人には「昔と変わんねえなあ」とも思う。
「きっと俺もそんなもんなんだろう。べつにどっちでもいーけど」さ。

アンチ・エイジングもモア・エイジングも、どっちでもいいんだ。
能動でも受動でも、もうどっちでもいい。
ふたつは生鮮料理専門店:生きる亭のどんぶり鉢(側面には「生きる」って記されてる)の中でコロコロしてるだけさ。
あるいはライブハウスのステージと客席みたいなもんさ。
時間が来たら終わっちゃうんだ。

2014年7月23日。シーナ&ロケッツが通算18枚目のアルバム「ROKKET RIDE」を発表しました。
前日の22日、仕事が終わると友人が経営する浜松市浜北区のBOOK&CDショップ:FAVORITE BOOKSに寄った。
発売日の一日前に購入。帰宅してロケッツの新作を聴く。この流れは30年前に初めてロケッツのレコードを新品で買った日から変わってない。

あの日の鮎川 誠は36歳。中村 淳は17歳。
この日の鮎川 誠は66歳。中村 淳は47歳。
ふたりはあいかわらず19歳違いのまんまなんだ。
中村はあいかわらず鮎川のギターに耳を澄ましてるんだ。
シーナの声が聞こえるんだ。
シーナ&ロケッツが部屋で鳴ってるんだぜ!

30年間なんにも変わってない。
それはとってもいいことだ。

写真;今回のアルバムに収められた写真の中でボクの一番お気に入りの写真です。

No.1145 - 2014/07/27(Sun) 00:39:13
月面宙返り / 淳吉郎
「なにやってんの?」「見ててわからんけ?」「わからんけど」「月面宙返りの練習だよ」「・・・(苦笑)」
No.1143 - 2014/07/26(Sat) 14:56:28
某日日記。 / 淳吉郎
☆7月某日・土曜日・・・ズートホン・ロロのアコギ企画。
だあこえ。さん出演。彼の弾き語りライブを観て常々感じるのはロック。
いつかバンド・サウンドで演ってほしいなと思います。そう!80年代中頃に泉谷しげるがルーザーというバンドを引き連れて演ったように。

☆7月某日・日曜日・・・静岡のライブハウス、UHUでライブ観戦。
出演順にNari , 亀山純輝 , BEATSEEKER , 柳茶屋 , オトギャクセツ。
全出演者それぞれの持ち味が面白かった。なかでもNari。
ナリちゃんはドラムの方なのに今回はアコギ弾き語り。2回目らしい。そして、その演奏にボクは大感動したんだ。
ステージに上がったら演者は四の五の言わずに心を込めて演る。言うんだったら六と九だけで充分さ。そう思ってます。
ナリちゃんはまったくそんなライブを演ったんだ。

☆午前0時前に静岡を出発してクルマで浜松へ帰る。
静岡県の真ん中に在する一級河川:大井川を超えると霧が立ち込めてきた。ロンドンにいる気分になっちまったぜ。大井川はテムズ・リバーだぜ。
ますます深まる霧模様。
「霧がキリがないね」
「問い;キリはキリでも仲の良いふたりだけのキリはなぁ〜んだ 答え;指切り」
「キミ、今日はよく飲んだね。気を付けた方がいいよ。だって濃霧(飲む)注意報、出てるに」
俺はイイ感じでしゃべってる。
だってロンドンでクルマを走らせてる気分だったのさ。

☆7月某日・土曜日・・・磐田FMステージでライブ観戦。
820光線☆とBEATSEEKERが出演。家内はどちらのバンドでもギター担当。
野球だとダブル・ヘッダーなんて言い方して1日に2試合する事がある。選手たちはどんな力配分をするんだろう。
アイドル歌手なんて3ステージとかやるらしいしね。信じられん。
820もビートシーカーも良いライブだった。お疲れ様でした。

☆7月某日・・・大型台風が近づいてきてるという知らせを受けた。
我が庭でちょっとずつ成長してきたヒマワリやゴーヤやアサガオ。彼らはこの夏だけのボクの友達さ。
ゴーヤ&アサガオのプランターを納屋に格納したり、ヒマワリはビニール・シートを敷いて、その上からプラスチック製ゴミ箱をヒマワリ本体に被せて台風塩害対策。
結果的に浜松は大きな被害を受けずに済んだ。
受けずに済んだけど、事もあろうに俺は「ちくしょう、台風来なかったのか。台風塩害対策の効き目を確認したかったな」なんて事をちょっぴり思ったりした。

☆人間はナニかを作れば効果を試したくなる生き物だ。
ギター・プレイヤーがエフェクターを買ったらすぐに設置して音を出したくなるように。
野球選手がバットを買ったらすぐに試合で振り回したいように。
強力な武器を持った人たちが簡単にボタンを押してしまうように。

B.G.M.「DEE DEE SHARP / BIGGEST HITS」

写真は静岡で見つけたバクシンズの1st。
先日2ndを買って気に入ったんで「1st 売ってないかなあ〜」なんて思ってた。だから見つけた時はガッツポーズ。そん時、ボクとジャンケンをしたとして。パーを出せばあなたは勝つでしょう。

No.1142 - 2014/07/21(Mon) 23:10:25
幾枚のレコードと一対のスリッパ、そして一匹のネコのある風景。 / 淳吉郎
先週、土曜日は静岡のライブハウス;騒弦に行った。
「JunkYard 」というイベント。今回はそのVol.9。
庭、小さいテレーズ、the piqnic、UP-TIGHT、Sithterが出演(出演順)。
見ていて飽きないイベントだった。なかでもthe piqnicはちょっと前に音源を先に購入して聴いてたバンド。今回初めてライブ観たんだけどこれが音源と違っててビックリした。
「このバンドなんてバンド?」
「ピクニックだよ」
「ひえ〜〜〜カッコいいじゃん」
駄菓子屋でかっぱえびせんを買って、開封したらカールが袋の中から出てきた感じ。
そういえば数か月前、家内が名古屋の中古盤屋でサイケ・バンド、アイアン・バタフライのLPを買った。部屋で開封したらクリームのレコードが入ってた。
人生はまったくもってマジカル・ミステリー・ツアー。か。

翌日、日曜日は静岡市内のレコード屋とカレー屋。
ボクにとって休日のこのふたつの組み合わせは最強じゃないけど準決勝ぐらいの強さ。これがなかなか手ごわいんだ。
勢いづいてしまったぼくらは島田市のカセットパンク・レコードにも寄った。バー・カウンターもあるレコード屋。
サッポロ・ビールを飲みながらパンクを中心とした品揃えのレコードの中から数枚をチョイス。黄金の時間さ。ポール・ポジションさ。ノーアウト満塁だぜ。そして店長との会話。はずむ。
15時過ぎの浜松行き電車に乗って帰るつもりが16時半過ぎの電車になってた。
そんなつもりはなかったのに。やっぱり人生はマジカルでミステリーだ。

帰宅予定時刻より1時間30分遅く玄関を開けると「にゃあ!にゃあ!にゃあ!」とまるでビートルズの映画タイトルのような発声をする飼い猫。そのあと「にゃぁ〜」とあくびをひとつ。
猫もマジカルでミステリー。

写真のタイトルは『幾枚のレコードと一対のスリッパ、そして一匹のネコのある風景』。

No.1141 - 2014/07/09(Wed) 22:47:53
ロロ 2days。 / 淳吉郎
先週の週末は浜松のライブハウス;ズート・ホーン・ロロ 2days。客として2日間。

土曜日は『ROCK&ROLL DESIRE』。ライブとDJのイベント。
久しぶりに会う何人かの友達やライブ、はじめて会話をした人たち。楽しかった。
なかでも長年の付き合いのバンド、ブラックリムジンのライブは特に面白かった。
Gt.&Vo.のオノジュンが出演できないということで代わりにロロ店長のダイスケくんが演奏。
ブラリムの曲は演らずにビートルズやストーンズが初期にカバーしてたルーツ・ミュージックを演った。これがサイコーにカッコ良かった。演奏もハート(姿勢)もカッコ良かったんです。
イベントの撤収時刻まで店にいた。気付いたら客のボクが一番最後。

真夜中の梅雨空を眺めながら。ゆらゆらとちゃりんこ。鼻歌を唄いながら。
星が光ってなくってもダイジョブダイジョブ。
これまで出会った多くの歌で自分の方向性を決めてきたのさ。

日曜日は『蒼い無花果』というイベント。
ここ数年、複数がひとつの事を一緒にやるのを“コラボ”って表現するみたい。
このイベントは映像とうたと演劇。似てるけどちょっと違う複数が集まった。こーゆーのこそコラボレイションって呼ぶべきだと思う。
サッカー選手と野球選手とマラソン・ランナーが一緒にジェンカを踊ってるようなもんさ。ワンダフル。
多くの人々が集まった日曜日の午後三時のロロ。いろんな事を感じました。
なかでも演劇を演った迷子の遊園地という劇団は素晴らしかった。練習を積んだ演技だったのも良かったけど、それ以上に演者の方々がステージから出されてる空気感に震えました。美味い料理は香りの時点で美味いように。
イベント終了後、アンケート用紙に出演した3組の演者の感想をそれぞれ記して退店。

夏の初めは日が長い。まだ夕焼け。ボクは西に向かって走る路線バスで帰宅した。コンビニエンス・ストアーで購入したスーパー・ドライ片手に。

B.G.M.「はっぴいえんど/さよならアメリカ さよならニッポン」
今回のW杯からフリーキック時に審判がシューつって白いスプレーみたいので線を引いてます。そん時だけラインになるけど時間が経てば消滅してその後のゲームには支障なしっつースグレモノなんだそーだ。みんな試合を続けたいんだ。
先日、権力を持つ人がラインを越えてしまった。ボクはそう思いました。
長年のルールの中でこそ有効なラインだったのに。それを「俺はこうしたい!」つって独断で超えてしまった感じ。
彼に対していわゆる“イエローカード”や“レッドカード”を出すとか出さないとか。そんな事よりも、ルールを変える事ができる前例を作ってしまった事が気になります。

No.1140 - 2014/07/02(Wed) 23:58:00
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