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スリーデイズ。 / 淳吉郎
☆今はそれほどでもないかもしんないが、長髪の男を見ると「あの人、バンド演ってそうよね」なんて。多くの人々が長い髪を見かけただけで、そう判断してしまう事がありました。
それは、あながち外れてなく。むしろ70パーセントの確率で的中してたかもしんない。
そんな時代もあったんだ。

☆BARBARIAN(バーバリアン)という英単語があります。
所有する1981年発刊の講談社英和辞典で調べたら『野蛮人』と書いてある。
なるほど、たしか60年代のビートグループに“BARBARIANS”ってバンドが存在してたはず。ボクはレコード持ってないけど。70年代にはキースとロニーがストーンズとは別のプロジェクトで“BARBARIANS”って名乗って活動してた気もする。ボクはブート盤持ってないけど。
きっと、ロック好きな人にはピンっ!ってくるネーミングなんだ、バーバリアンって言葉は。

☆11月3日は浜松G-SIDEにて“ROCK’N’ROLL BARBARIANS TOUR 2014”って名付けられたイベントでDJを担当。
出演順にLONESOME DOVE WOODROWS、夜のストレンジャーズ、THE HAVENOT’S、VIOLETS、THE PRIVATES。
素晴らしい夜だった。全バンドがそれぞれの持ち味を爆発させていた。でも、全部がロックンロールだったんだ。ROCK’N’ROLLって言葉をもつ音楽の力を体感しました。

☆そんなロックンロールの夜をさかのぼること一日。11月2日は浜松BISCUIT TIMEにて友人 吉良ちゃんとNariちゃんのアコギ・ライブ観戦。
キラちゃんは途中のギター・チューニング時にチューニング・メーターを使わずにチューニングしていた。ちゅーちゅーちゅーだ。でも、これがカッコ良かったの。6本の弦がバランスよく調律されてれば、それは音がくずれたことにはならないと思う。だって弾き語りなんだもん。
Nariちゃんは唄の力が素晴らしい。ギターを中心にして唄ってるんじゃなく、唄を中心にギターが鳴っていた。カッコいい。これが弾き語りの醍醐味であり、もっと言っちゃえばバンドだってそうあるべきだと思う。唄を中心に世界は廻っているのさ。

☆そんな弾き語りの夜をさかのぼること一日。11月1日は大阪Pangeaで大好きな米国のバンドTHE MUFFSのライブ観戦。
新作を発表してのツアー。マフスはライブ中にメンバーがよく喋るんだけど今回は特にその傾向が強かったかな。一曲目始まって、終わったらいきなり喋りだすし。2曲続けたらまた喋る。みたいな。演奏自体はもちろん手抜き無しの素晴らしいものだっただけに、その点がすごく残念だった。んでアンコールは4曲ぐらい続けてブチかましてた。アンコールが一番カッコ良かった(笑い)。

☆髪の毛をチョキチョキ切る床屋は英語でバーバーと申します。じいさんが経営しててもバーバーさ。
バーバリアンは野蛮人だから、きっとうるさいロックを演ってるひとたちみたいに髪の毛がボサボサでさ、それをカットするからバーバーなのかもしんないな。
「おっ!ロックンロールとバーバリアンは結局つながってんじゃん!」なんて喜んで。インターネットで検索してみたらバーバーはBARBERでつづりが違った。がっくし。
でもそんなことカンケー無いね。だって、おれたちみんなロックンロール・バーバリアンさ。

B.G.M.「NIKKI SUDDEN &THE JACOBITES/TEXAS」

写真はこの6か月のあいだに発売された3枚。「山口冨士夫/PRIVATE CASSETTE」「SHEENA & THE ROKKETS/太陽のバカンス」「THE PRIVATES/Les Beat」。
DJの選曲はホントにいろいろ考えました。んで、プライベーツの時はブルースを中心に行こうと。
ジェイムス・テイラー・カルテット⇒スリム・ハーポ⇒ゲイトマウス・ブラウン⇒山口冨士夫⇒シーナ&ロケッツ、そしてこの後にジェイムス・コットン流そうと思ったらロケッツの曲が終わったと同時に延原さんがギターを♪ジャカジャカー♪ってかき鳴らし始めてライブがスタートしたんだ。
プライベーツ側からは登場のSEとしてCDを渡されていたんだけど、そんなの全然カンケーなし。そして最大に感動したのがロケッツの曲が最後まで流れ終わるのを待って延原さんが弾き始めた事でした。自分が影響を受けた先人をリスペクトする姿勢をそんなところにも感じたのです。
演奏が始まりボクがロケッツのシングル盤をジャケットに収納してたら涙がぽろぽろ流れてきてね。
ライブのDJやってて泣いたのなんて初めてだよ(笑い)

No.1167 - 2014/11/06(Thu) 00:03:15
只今執筆中なんですけど / 淳吉郎
その?A
No.1166 - 2014/11/05(Wed) 20:18:41
只今執筆中なんですけど / 淳吉郎
その?@
No.1165 - 2014/11/05(Wed) 20:17:56
土曜日 / 淳吉郎
午前一時半の風景  B.G.M.「THE MUFFS/Really Really Happy」
No.1164 - 2014/11/01(Sat) 01:45:49
やめられない とまらない。 / 淳吉郎
☆かっぱえびせんを食べてると、やめられない とまらない のだ。
喰い続けてると「おれはかっぱえびせんを食べたくて食べてるのか、おれのために食べてるのか、いや、ややもすると、かっぱえびせんのために食べてるのかもしんない」なんて。

☆11月3日のイベントに備えてレコードを鋭意セレクト中。
かっぱえびせん等を喰いながらビール飲んでレコードを部屋で聴いてるとお菓子のカスみたいのが手に付着しちゃって。盤面にこびり付くと大変さ。ある日、そのレコードを聴いてるとぴょんってレコード針がジャンプするんだ。
3日当日、本番で不用意な針飛びを避けたいから、曲を選ぶといちいち全部通してその曲を聴くんです。
ボクの好きな曲の多くはだいたい3分前後ね。

☆レコードを選んで聴いてると、やめられない とまらない んだ。あれもいいな、これもいいな、って。
聴き続けてると「おれはイベントのために選んでるのか、いや、もしかすると自分が楽しむために選んでるのかもしんない」なんて。
でも、大丈夫。下記の出演者のみなさまさ。そして、その方々の浜松公演を観に来てくれるお客のみなさまさ。ロックを始めとする音楽が大好きな人たちが集まってくれると思ってます。みなさまお待ちしてまーす。
すこしでもボクの選曲で楽しんでもらえたらうれしい。

『Rock'n'Roll Barbarians Tour 〜浜松公演〜』
11/03@浜松G-SIDE
THE PRIVATES
THE HAVENOT'S
LONESOME DOVE WOODROWS
VIOLETS
夜のストレンジャーズ
DJ:淳吉郎(THE SLICKS)
18:00/18:30
前売り3000円 / 当日3300円(d別)
info.053-541-5067

☆25日土曜日は浜松のライブハウスをハシゴ。
まずはメスカリンドライブへ。デッドレバーが出演。ドラムは11月末のスリックス・ギグで叩いてくれるツバサ。
数年ぶりに観た彼らのライブ。バンドは以前の3人から4人に変わっていた。すごく安定していてカッコいい演奏だった。
続いてG-SIDEへ。フローリアンズ主催『HEAT-SHOCK 13』。
全7バンドのうち3番目から観た。モザイクシティ、BEATSEEKER、RANGSTEEN、MANDES、FLORIANS。
いい刺激をもらった。フローリアンズ、犬ちゃん企画お疲れさま。

☆打上げではラングスティーンのGt.&Vo.のkojiくん、Dr.のmattuくんとそれぞれ音楽談義。
以前からもそうだけど、ふたりともボク自身とバンドや音楽への向かい方やとらえ方が驚くほど似てるんだ。話がはずむ。ちょっと後方を見たらBa.のmaruくんがTAKeと大笑いしてた。あれは絶対にバカ話に決まってる(笑)。

帰り際におんなじ言葉をkoji、mattu、淳吉郎の3人は発したんだ。
「また今度タイバンしよう!」。

B.G.M.「山口冨士夫/PRIVATE CASSETTE」

写真は物販で買ったCD。オムニバス盤“I DON’T LIKE SEX”。
全23バンド収録。21曲目にラングスティーン『the END』収録。キラーチューンっ!

No.1163 - 2014/10/27(Mon) 23:38:39
ぐわあぴっぴぶぅうんいぇい。 / 淳吉郎
☆18日の土曜日はヘルプ参加のバンド:ファンブラーズのライブだった。
東名高速道路浜松インターチェンジの北方向、数百メートルに在するオン・ザ・ロードというライブハウス。4組出演のイベントだった。
ファンブラーズは最後に演奏。全6曲のうち4曲に参加。うち1曲はカバー曲、ブルーハーツの『キスしてほしい』これは唄とギターで。
終演後にいろんな方々と話した。久しぶりに会う人から初めて会う人まで。いい時間でした。
いい時間だったけど、自宅から遠い場所にあるお店だったんで飲酒なしだった。
ライブの日に一滴も飲まないなんて・・・ありえん。
ちなみに、このお店は缶ビールが300円。普通ライブハウスって安くても缶ビール500円だら。とっさに計算したんだ「200円安いから20本飲めば合計4000円だから、これで代行料金カバーできるぜ。20本飲めばモトを取れる」って。
でも、わたしには大切なものが欠如していた。お金なんかじゃないよ。
缶ビールを20本飲む勇気がなかったんだ。ぐわあ。

☆19日の日曜日は浜松美術館へ絵画鑑賞。デ・キリコ展。
作品自体はもちろん楽しめたけど、全体的に館内照明が暗かったような気がした。特にデッサン画のところとか。
美術鑑賞に行くと、いろいろとしゃべりながら観てる人たちに出会うんだけど、あれが苦手。
「ここの線がちょっと変よね」とかって声がぼくちゃんのお耳に入ってしまう。
「だまってろ!くそばばあ!」とか思うけど「まあ、ひとそれぞれだしな」とか思ってがまんするんだ。
でも、きっと、あんなやつらが「キース・リチャーズのギターは下手だ」とか「パンク・ロックは演奏がなってない」とか言いやがるんだ。
そんな奴らカンケーないね。こっちに入ってくるなって事さ。ぴっぴっ。

☆我がバンド、THE SLICKSの練習を開始した16日の木曜日。次のライブ、11月29日(土)に向けて。
ベース;TAKe、ドラムス;ツバサ、ギターと唄;淳吉郎。3つのかたまりがゴロゴロとスタジオ内に転がってる感じだった。
バンドを演ってるとテンションがあがる。翌日、金曜日の職場仕事も楽しかったんだ。
会社が楽しいんじゃないよ。バンドが楽しいんだ。3人で自分の曲を演るとおいらのアソコに火が付いちゃうのさ。ぶぅうん。

☆11月29日の前にだって素晴らしいイベントが浜松G-SIDEには目白押しさ。いぇいっ。

『Rock'n'Roll Barbarians Tour 〜浜松公演〜』
11月3日(月) 浜松G-SIDE
出演;
THE PRIVATES
THE HAVENOT'S
LONESOME DOVE WOODROWS
VIOLETS
夜のストレンジャーズ

DJ:
淳吉郎(THE SLICKS)

18:00 / 18:30
\3000 / \3300(d別)
info.G-SIDE:053-541-5067

残念ながら浜松のバンドの出演がありませんが、わたしがDJをやります。
チケット予約の方は、もちろんわたしでもオッケーよ。
みなさま、よろしく。

No.1162 - 2014/10/21(Tue) 22:11:19
おじいちゃん。 / 淳吉郎
☆♪サラリ〜マぁン 子供じゃなけりゃ誰でも 二つ以上の顔を持ってるぅ〜♪
って唄ったのは1994年の忌野清志郎さん。
ボクも二つ以上の顔を持ってるかもしんないサラリーマン。
2年ほど前に部署変更で現場仕事から事務仕事になった。なったけど、現場時代にしてたエプロンを今でもしながら事務仕事さ。エプロンはボクにとってのユニフォームなんだ。それは、ロッカーが夏でもライダース着てるのにちょっと似てる。

☆帰宅途中にエプロンをしながらホームセンターやヒャッキンに寄る。そうすると店員に間違えられてお客さんから声を掛けられちゃうの「すみません、便座カバーどこですか」みたいな。
「便座カバー?あーあれはなあ、そこにカドヤちゅうタバコ屋あるやろ。そこ左曲がってな、そしたら100メーターっくらいシューって行くんや。いいか、100メーター行ったら右向け、そこにウナギのかば焼き屋あるから、そこや。あんたそこでこっち向いて座れ、いいか、んで両手あげてこー言うんや、ベンザーイ」なんてボケる事はできずに素直に「あ、ボクも一般人ですよ」って言うんだけど、悪い気はしないの、不思議と。
実は、休みの日に普通に過ごしていても、よく他人から声を掛けられるんだ。道とか場所を訊かれるのね。うれしくはないけど、悪い気はしない、不思議と。

☆日曜日はThe弾丸ノイズのライブを観に豊橋のライブハウス、club KNOTへ。
夕刻の東海道本線は混んでた。一般人はおうちに帰る時間なのさ。車両の中ほどでつり革を握って立っていた。
舞阪駅でシートに座ってたひとりの青年が下車した。そしたら、隣の老人がボクの腕をつまんで「あんた、座りな」「いや、いいですよ」「いいから、座りな」やさしく言うのです。ボクはおじいちゃんの横に座った。

☆しばらくして、おじいちゃんがボクのひざをツンツン「ぼくはね、98歳。大正4年生まれ」「うわあ、すごいね、おじい・・・」「東京オリンピックまでは生きてないだろね」「大丈夫、大丈夫、おじい・・・」「ぼくの手、きれいでしょ、力仕事したことがなくてね」
おじいちゃんは、ボクの話は全然聞かずに一方的にしゃべるんだ。なのでボクも聞き手に徹しようと決めた。「へぇ〜」「すごいね〜」「ふぅ〜ん」ってレスポンスするのさ。

☆おじいちゃんは、映画の看板を描いてたんだそうだ、だから手がきれいなんだって。それからは戦前戦後の事から最近のことまで、いろいろしゃべった。「健康でいるのがなによりも一番だ」って言った。
おじいちゃんは豊橋駅に着く20秒前にさっと立ち上がると「そんじゃあ元気でね」と言って列車の扉の方に向かってすっす〜って歩いてった。ぼくは「とよはし〜とよはし〜」って駅員さんが放送してるのを聞きながら電車を降りた。
ホームに立ったらおじいちゃんの姿はもう、どこにも、見えなかったんだ。

☆クラブ・ノットに行くのは初めて。その日は全6バンド出演のイベントだった。
The弾丸ノイズは3番目に出演。いい演奏だった。初めて聴いた『リフレイン』というミドルテンポの曲が特によかった。詞も楽曲も。
The弾丸ノイズは11月29日の自主企画に出演してくれます。

☆HIT A TARGET Vol.10
2014.11.29(土) 浜松G-SIDE
O/S 18:00/18:30, A/D \2000/2500(1d別)
出演;スキマノザラシ , 柳茶屋 , The弾丸ノイズ , THE SLICKS
DJ;PUJARI

写真は先日手に入れた絵本。キース・リチャーズが子供のころの話、自分のおじいちゃんとの出来事、ギターとの出会いを絵本にしたんだって! 絵は実の娘さんが描いてます。いい内容です。

No.1161 - 2014/10/14(Tue) 23:35:50
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