音楽好きが集まると音楽の話になるんだけども。 50年代〜60年代〜70年代〜80年代の外国音楽が好きな人たちが集まると「オリジナル・タイトルに対する我が国での邦題のつけ方」の話題になる事がままある。映画でもそうだけど。だいたいにおいて「こりゃ、ありえんら」なタイトルが話題の中心だね「“TOO-RYE-AY”をどこでどうすれば“女の泪はワザモンだ”になるわけ?」みたいな話で。 ウィルソン・ピケットのLPを買った時の1曲目に「LAND OF 1000 DANCES / ダンス天国」って書いてあった。これは問答無用でカッコいいと思った。小麦色の肌をした姉ちゃんが、花柄のビキニ姿で、長い黒髪と右耳の間にハイビスカスを挟みながら、砂浜でくねくね踊ってる姿、がまぶたの裏っ側の白いスクリーンに映写されたもんさ。 カッコいい言葉というのはそれだけで映像を出してしまうのです。
土曜日は静岡市のライブハウス;騒弦へ行こうと思った。けど、その前に島田市のレコード屋;カセット・パンク・レコードへ寄る事にした。久しぶりに行ったけど、やはりヤバいレコードがゴロゴロしてて。レコードがこっちを見てる。「わたしを買って。ね、あなた、わたしの事ず〜っと探してたでしょ。ね、早く買って。お願いだから・・・」「ごめんな、今日はちょっと手持ちが少ないんだ。また今度キミに会いに来るよ」。 5月からネコを飼いだしてるんだけど、ニッポン語がわからぬネコがネコ語で話しかけてくるからニッポン語しかわからぬ吾輩はニッポン語で返答をする。だからカセット・パンク・レコードでもレコード語で話しかけてくるレコードにニッポン語で返答をしてしまったようだ。
騒弦はUP-TIGHTと庭のスプリット音源のレコ発だった。全5バンド(個人演奏含む)出演。見事に個性あふれる5つの演奏だった。オリンピックの五つの輪のマークみたいな感じだった。離れてるけど繋がってるみたいな。刺激を受けまくりました。
ロンドン五輪からもう一年か。早いなあ。次はリオデジャネイロ?すぐ来るんだろうね。大会はどうなるんだろう。そしてその頃の日本の政治はどうなってるんだろう。あなたもぼくも相変わらずブゥーブゥー不平を垂れてるのかね。
今週末、ライブです。
THE CALL UP! Vol.85 ☆2013.7.28(日)☆浜松G-SIDE☆O/S 16:00〜 ☆A/D \1800/\2300(1d別) ☆出演;TAKUMiX MITSUDER-MAN,摩擦原因,Kiwpie(THE INDEX), Djan Da Lamonde,The 弾丸ノイズ,SOTARO,THE SLICKS ☆DJ;TAKe,MASA68
写真は購入音源の一部。左がUP-TIGHTと庭のCD。7インチ風のジャケット。カッコいい。 タイトルが無いみたいだけど俺が付けるとしたら「LAND OF 1000 NOISES / ノイズ天国」これで決まりだね。 右がドイツの70年パンク:PACKというバンドのアルバム。いなたいいでたちといなたい楽曲といなたい演奏。でも何回か聴いてたらハマった。ガレージっぽさとかR&Bっぽさとかも混在してる。こんなバンドが70年代のドイツに存在してたとこが驚愕なのだ。
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No.1077 - 2013/07/23(Tue) 22:13:50
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