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10月13日のライブ。 / 淳吉郎
10月13日(日)は浜松メスカリン・ドライブへ行きました。
KiLLER Q企画『ATTACK THE KiLLER BEAR VOL.14』。

キラーQや前日に共演した起爆剤を含む全6バンド出演。
全バンド素晴らしかった。

そして、この日は個人的に素晴らしく感動した事がありました。
5番目に登場したのが長きに渡り活動しているゲンドウミサイル。
聞くとこによると先日、ドラマーがいきなり抜けたとの事。そしてライブ活動が詰まってるバンドが選んだ方法はサポート・ドラマー。
東京と豊橋は東京のバンド仲間。名古屋は名古屋のライブハウスの店長。だったらしい。そして、今回の浜松はなんとThe 弾丸ノイズのドラマー;福ちゃん!
弾丸ノイズが今まで豊橋で何度もゲンドウミサイルと共演してる事は知ってたし、弾丸ノイズのみんながゲンドウミサイルのファンって事も知っていた。でも、福ちゃんはドラム始めて2年も経っていないんじゃないかな。その彼を選んだゲンドウミサイルの姿勢が素晴らしい。彼らのテーマでもある「やっつけ」を超えたとこにある姿勢だと思う。カッコいい!

ライブが始まった。ステージに登場するメンバー。緊張な顔つきの福ちゃん。緊張な足取りの福ちゃん。緊張な手さばきでパンツをズリ上げる福ちゃん。そして、緊張な指先で鼻くそをほじろうとする福ちゃんにわたしは思わず「福ちゃん!だめよ!そんなブルブルの指先で鼻くそをほじったとして、もしも、あなたが、誤って鼻孔の壁にあなたの緊張の指先を衝突させてしまったとしたら、それはそれでクラッシュ・シティ・ロッカーズっぽいかもしんないけども、血が溢れ出て、それは、つまり、その、鼻血というわけでして、メスカリンドライブの高価なネギ・ドラム製のドラムセットにあなたの純血がほとばしってしまうわけで、そんな身体では、あなたはもう、お嫁に行く事はできないのよ・・・」なんて目一杯の親ごころで叫ぼうとしたらゲンドウミサイルはパンク・ロックなので一曲の長さが短く、気付くとライブはもう後半に差し掛かっていて、熱演してる福ちゃんに向かって「福ちゃぁ〜ん!」って何度もわたしは叫んだ。

福ちゃん、おつかれ!

いい日曜日だった。

写真はゲンドウミサイルのアルバム『スーパーイエロー』。

No.1093 - 2013/10/17(Thu) 00:24:10
10月12日のライブ。 / 淳吉郎
10月12日(土)は浜松G-SIDEでTHE SLICKSのライブでした。
起爆剤の企画『叛骨GIG vol.7』。
今回のイベントには“FUCKYOUやらまいか”っつーサブタイトルが付いてて。
簡単に説明しますとここ数年、毎年10月になると静岡県浜松市では“やらまいかミュージック・フェスティバル”というアマチュア・バンド・イベントが2日間に渡って繰り広げられるわけです。300近いバンドが出演するらしい。めでたしめでたし。だな。
そしてTHE SLICKSが出演したのは、それにまったくカンケーないイベント。そうさ、わたしはライブハウスが好きなんだ。

◎イチex患者・・・エレキ弾き語り。弾きながら時々ブルース・リー並みの蹴りが。カッコいい。ギター抱えてバイクでツアーしてるとの事。カッコいい。

◎ミシンズ・・・20代前半ぐらいのトリオ。グリーン・デイのカバー。しかも初期の曲ばかり。その後のグリーン・デイもわたしはカッコいいと思ってる。

◎The弾丸ノイズ・・・『グローリー』という新曲を演奏。この曲を聴いてわたしが抱いた感情は“嫉妬”でござる。名曲さ。弾丸ノイズは新しい扉を開けたと思う。

◎THE SLICKS・・・MCにおいてわたしなりの“やらまいか”へのスタンスを話した。簡単に言うと「勝手にやってりゃいいじゃん」って感じかな。

◎起爆剤・・・何度かライブを観た事があったけど初めてタイバン。楽曲、カッコいい。企画お疲れ様でした。誘ってくれてありがとうございました。

◎ホル☆モン・・・何年振りだろう、ライブを観るのは。いわゆる“中年体型”になっても演ってる事に変わりはなかった。実はこれこそがサイコーな事だと思う。

◎THE CROSS COUNTER・・・東京のバンド。だけどドラムが浜松で活動してたジュンヤ君。良いドラマーが良いバンドに入る事ほど嬉しい事はないね。縁が縁を生むって事を実感した瞬間だった。

来てくれた皆様、どうもありがとう。

いい土曜日だった。

写真はキラーQの一葉くんが撮影。ありがとう。

No.1092 - 2013/10/17(Thu) 00:23:03
ロックンロール・カンパニー。 / 淳吉郎
☆「お母ちゃんも退院した事だし」つって土曜日は中村家一同で快気祝い。和食レストラン。
「土曜日の昼間だし予約しといた方が無難だな」つってお店のホームページで電話番号を探すと【WEB予約はこちらから】なんて書いてあるからWEB予約をした。
申込者氏名・日時・人数・予算・テーブル席or座敷orホリゴタツ・料理の種類等々、細かく訊ねてくるので正直に返答記入した。そして記入欄の最初に訊いてきたのが実は『申し込み団体名』であった。ここは当然の事ながら、どう考えても、『中村家快気祝い』に決まっている。街角で100人に訊いたって120人がそう答えるはずさ。
PCの前に座ったわたしはキーボードを使って入力をした。
気付くと『鮎川ロックンロール・カンパニー』とわたしは入力していた。

☆重い木製の扉を開けると和服の男性と女性が受付に立っている。
「鮎川ロックンロール・カンパニーの中村です」とわたしが声を発すると「お待ち申し上げておりました」と言い、ふたりは深々とお辞儀をするので「ありがとうございます」とこちらも深々とお辞儀をした。ルースターズの『ドゥー・ザ・ブギ』と言う曲のギターソロで大江と花田がギターソロの掛け合いをするようにね。
親子揃って「和食が美味しい」と感じる年齢になった中村家5人。

☆帰宅して数時間後に名古屋へ出発。2年前までシーナ&ロケッツでサイド・ギターを担当し現在はHey Ho Let’s Goというラモーンズ・バンドを演っているナベちゃんこと渡辺信之さんとフリクションの恒松正敏さんの弾き語りライブ。
ナベちゃんはエレキでラモーンズの弾き語り・・・と言うよりも“ひとりラモーンズ”。ナベ語録に「ラモーンズを聴かずに死ぬ奴もいる」というのがある。この言葉の裏側にあるのは彼らへの敬愛だと思う。ライブはこの言葉をそのまんま形にしたような本当に素晴らしいものだった。

☆日曜日は名古屋散策。レコード屋。古着屋。
私鉄での帰路にて鉄道事故発生。線路の枕木の火災発生との事。終着駅まであと少しだったのに乗客全員途中下車。1時間弱で復旧。
トラブルが起こると様々な人間模様が見える。それを眺めた1時間だった。面白かった。
予定時刻より遅く帰宅。だけども、玄関先で、いつもと同んなじ声で、飼い猫は、「にゃあ」と、鳴いた。

今週末、ライブです。よろしく。

☆2013.10.12(土) FUCKYOUやらまいか『叛骨GIG vol.7』
☆浜松G-SIDE☆O/S 17:20/17:30
☆A/D \1500(1d別)
☆出演;起爆剤 , CROSS COUNTER(東京) , ホル☆モン ,
The 弾丸ノイズ , ミシンズ , イチ ex患者(東京) , THE SLICKS
DJ;MASATO(叛骨) , mu(APOLLO DESIGN WORKS) ,
D.SK(アウトオブコントロール)


☆2013.10.14(月)『HEAT-SHOCK VOL.11』
☆浜松G-SIDE☆O/S 17:30/18:00
☆A/D 共に\1500(1d別)
☆出演;FLORIANS , RANGSTEEN , ELADYSUN ,
スカダルマズ , The 弾丸ノイズ , 淳吉郎
DJ;MASA68 , TAKe

写真、右は名古屋の老舗レコード屋で買った山口冨士夫さんのCD“PRIVATE CASSETTE”。インターネットの世界で知り合った音楽通の方に「このCDはカセット時代と全然音が違うよ」と教えて頂き今回購入。ホントに全然音が違う。感動。
それはスゴク嬉しかったけど、同時に「もっと早く買ってれば冨士夫さんが一杯飲めるぐらいの印税が俺の音源購入で彼に入ったのにな」って反省しました。左側が1986年当時に購入したオリジナルのカセットね。

No.1091 - 2013/10/07(Mon) 22:46:33
某日日記。 / 淳吉郎
☆9月某日。土曜日。午後11時過ぎ。なにげなくテレビを点けると佐野元春《ソングライターズ》の再放送。ミスターチルドレンの桜井さん出演。ミスチルの音源は一枚も持ってないけど彼の「歌を作る姿勢」に心が震え共鳴した。

☆ラモーンズを聴いてると次々と曲がスピーカーから流れ出るように、その後もテレビ画面から放出され続ける映像を眺めてた。広島市に在する画家のドキュメンタリーに感銘した。地下街の掃除が本職のその方の言葉とヒロシマの絵にわたしは言葉を失った。物事への接し方のひとつの形を目にした。

☆9月某日。お母ちゃんが入院。10月某日。お母ちゃんが退院。あたりまえの生活があたりまえじゃなくなる事を実感。わたしたち人間は感情動物としてそれぞれの場所でそれぞれの感情を交錯させていると改めて実感。

☆9月某日。浜松市内の中古レコード屋でアナログ盤25%オフのバーゲン実施。訪店。バーゲンに群がるのはとても小市民的で。ボブ・ディランがバーゲンで買い物をする事はおそらくないと思う。んでも彼がレコード屋でアナログ盤を買う時の気持ちとわたしがバーゲンでそれを買う時の気持ちは同んなじはず「欲しいアルバムを聴きたい」と言う点で。

☆来年の数々のバーゲンで小市民はやっぱり財布の紐をゆるめるんだろう。大相撲の関取が取組後の控室で大銀杏をゆるめるように。今年と同んなじモノを来年、再び買ったとして。3%の出費の違いにわたしたちは気付くだろうか。たぶん、普通に、レジスターのお姉ちゃんにお金を支払うんだろう。いろんな理屈のもとに制度変更が決まった10月某日。

☆だがしかし、俺の叫ぶ声はピンボールさ。はねてるだけ。ここ数年、恒例となったシオンさんの12月浜松アコースティック・ライブ。なんと今年はギターとしてわたしが大好きなザ・グルーヴァーズの藤井一彦さんが出演。俺の心がはねてる10月某日。

写真は中村家ふたりで買った25%オフのレコード。

☆2013.10.12(土) FUCKYOUやらまいか『叛骨GIG vol.7』
☆浜松G-SIDE☆O/S 17:20/17:30
☆A/D \1500(1d別)
☆出演;起爆剤 , CROSS COUNTER(東京) , ホル☆モン ,
The 弾丸ノイズ , ミシンズ , イチ ex患者(東京) , THE SLICKS
DJ;MASATO(叛骨) , mu(APOLLO DESIGN WORKS) ,
D.SK(アウトオブコントロール)


☆2013.10.14(月)『HEAT-SHOCK VOL.11』
☆浜松G-SIDE☆O/S 17:30/18:00
☆A/D 共に\1500(1d別)
☆出演;FLORIANS , RANGSTEEN , ELADYSUN ,
スカダルマズ , The 弾丸ノイズ , 淳吉郎
DJ;MASA68 , TAKe

No.1089 - 2013/10/02(Wed) 22:16:43
ライブ2日間。 / 淳吉郎
土曜日、日曜日と2日間ライブでした。来てくれた皆様、どうもありがとうございました。

土曜日は静岡市でライブ。騒弦。騒ぐ弦と記して「そうげん」。ライブハウスにぴったりな名前。

☆THE SUE・・・ザ・スーは浜松に在するザ・フーのカバーバンド。定番曲からマニアックな難解曲までのレパートリーは数多くのフー・マニアをニヤつかせてきた。この日も多くのロック・ファンをうなづかせた。

☆シュガー佐藤と妖怪大百科・・・爆音でオリジナル・ニッポン語グランジをぶちかますスリーピース・バンド。これぞ店の看板および店名に偽りなしの演奏だった。

☆THE SLICKS・・・騒弦でのライブは初めて。個人的に感慨深かった。客としてこっちから向こう側のステージを見つめる日々ばっかりだったし。やっと演者としてこっちから向こう側の客席を見つめる事になった日。しかし、やる事は変わらないのね。その場を楽しむという意味で。

☆SLEEPEES・・・久しぶりのタイバン。本当に演奏が上手い。そしてカッコいい。昔からなんにも変ってない。つまりボクはずーっと彼らのファンなのだ。冨士夫さんの曲を2曲演った。サイコー。


日曜日は豊橋市でライブ。AVANTI。5週間連続訪問。非公式だがアヴァンティ記録だと思う。

土曜日は静岡の漫喫に宿泊。明け方、遠方の友人からメール着信「ハッピー・バースデー・ジョーンと誰かに伝えたかったので」。そうさ、9月22日はジョーン・ジェットの誕生日。その瞬間、俺は決めた「今日のライブはジョーンのTシャツを着て演ろう!」。

山善こと山部善次郎さんの今回のライブにギターで参加が決まったのはライブ10日前。弾くのはカバー曲2曲を含む5曲と知らされた。
金曜日に山善さん、Key.の啓介さん、Ba.の正木さんが到着との事で真夜中12時からスタジオ練習。スタジオに入ると山善さん「ジュンキチロー、曲を増やしたから」事前の5曲を含み全部で12曲。「えーーーっ!?マジすか?そんな、いきなり増やされても無理っすよ」と俺は言わずに「オッケーです。そう来ると思ってました」。博多発のロックンロールはこんなスタイルなんだと思う。そして俺はその端っくれにしがみ付いてる浜松のギター弾きなのです。

開演。前座は友人のキラちゃん弾き語り。落ち着いていながらも熱い演奏。すごく良かった。特に『消しゴム』という新曲はサイコーだった。
そしてぼくら山善チーム。スリックスがギター・ソロの少ないバンドだけに今回はすんげーギターを弾きまくった。気がした。ノリノリだった。けど山善さんや啓介さん、正木さんと一緒にライブを演ってみると明らかな実力の差を実感するね。くやしかった。いい経験でした。


FUCKYOUやらまいか『叛骨GIG vol.7』
2013年10月12日(土) 浜松G-SIDE
O/S;17:20/17:30 A/D 共に\1500(1d別)
出演;起爆剤,CROSS COUNTER(東京),ホル☆モン,
The 弾丸ノイズ,ミシンズ,イチex患者(東京),
THE SLICKS
DJ;MASATO(叛骨),mu(APOLLO DESIGN WORKS)
D.SK(アウトオブコントロール)

『HEAT-SHOCK VOL.11』
2013年10月14日(月) 浜松G-SIDE
O/S;17:30/18:00 A/D 共に\1500(1d別)
出演;FLORIANS,RANGSTEEN,ELADYSUN,
スカダルマズ,The 弾丸ノイズ,淳吉郎
DJ;MASA68,TAKe

写真は山部善次郎の新作『少しだけ優しく』。傑作だと思う。背伸びもしてないし、こじんまりとまとまってるでもない。等身大の山善がサイコーのメンバーで作ったアルバムだと思う。

No.1088 - 2013/09/25(Wed) 22:40:43
これでいいのだ。 / 淳吉郎
土曜日の正午過ぎ、携帯電話を開くと『着信1件あり』と表示されていた。浜松市内に住んでる長い付き合いの音楽仲間でした。彼は同い年。
長い付き合いだけど、しょっちゅう連絡は取り合わない。メールアドレスも知らない。今回も3年ぶりぐらいの電話か。そんな距離感の付き合い方。
さっそく、こちらから電話。「おい!ジュン!元気か?」納豆に炭酸を混ぜたような声色の喋りかたで彼が言う。相変わらずです。
またバンド活動を再開したとの事。そろそろライブをしようと思ってるとの事。年齢を重ねた今ならではの音楽との付き合いをするようになったとの事。などなど、いろんな話をしました。相変わらずです、話の内容が。彼もわたしも。
ニッポンのアニメ番付の歴代横綱に数えられるキャラクターのおじさんが発声する「これでいいのだ」という言葉を絵に描いたような土曜日の電話でした。

日曜日は豊橋AVANTIへ。シーナ&ロケッツのライブから数えると四週間連続のAVANTI訪問です。
ビートシーカーとニッキー&ザ・ウォーリアーズのライブ。
ビートシーカーは現在のメンバーになって何回目のライブなんだろう。見る度に演奏もまとまってきてる気がする。そして次のステップへ足を踏み込んだ感じもする。楽しみだな。
ニッキー&ザ・ウォーリアーズは初めて観た。初めてだけど活動初期のアナログ盤の音源はほとんど持ってる私であった。ファンだったという事だ。初期とはニッキー以外メンバーが全く違うし初期の曲も演ったけどそれ以降の曲も多く。現在のメンバーでのニッキー&ウォーリアーズを観た気がした。「これでいいのだ」と思った。

今週末はライブを2本演ります。よろしくね。

『Smokestack Lightning』
2013年9月21日(土) 静岡 騒弦
O/S;19:00/19:30 A/D 共に\1500(1d別)
出演;The SUE,The Sleepees,
シュガー佐藤と妖怪大百科,THE SLICKS

『トリオ・ザ・山善/ロックンロール レッツゴー!三匹 TOUR2013』
2013年9月22日(日) 豊橋 AVANTI
O/S;18:30/19:30 A/D \2500/\3000(1d別)
出演;山部”YAMAZEN”善次郎(Vo.&Gt.),正木和男(Ba.),石井啓介(Key.)
Guest Drummer;ユウサク(BLACK LIMOUSINE),
BEN(ヤンバル,AVANTIオーナー)
淳吉郎も数曲ギターで参加します。

写真は女房が購入のニッキー&ザ・ウォーリアーズのミニ・アルバム“イン・マイ・ハート”。
このアルバム、すごくカッコいい。パワー満点なロックンロール。

No.1087 - 2013/09/20(Fri) 23:06:55
こら!ミック!?C / 淳吉郎
“過ぎたるは及ばざるが如し”、“薬も過ぎれば毒となる”と申します。やり過ぎはいかんのでしょう。ほどほどがいいのでしょう。
そして、そもそも『適量』とは、いかほどか。って話であり。

料理本を開いて悩む人が居る「《塩コショウ;適宜》って何グラム?」って。
マスコミ発表の平均値を知って疑う人が居る「《○○歳の平均年収》? 自分のまわりにはこんなもらってる奴いないぜ」って。
人間は数字にあやつられてる。数字を考え出したのは人間だったのに。

ミックがうんこを無事に自らのコーモンから噴出しはじめて、中村家3人の幸せな日々が始まりました。食べたら出す。当たり前の行為です。アンプのスウィッチを入れたら音を出すように。

日々の仕事を終えて帰宅すると玄関口でミックが待っている「にゃあ」。
安全靴を脱いで床に昇るとミックがスリスリとまとわりつく。権力者にすり寄る人たちのように。だってわたしは世帯主。

ある日の帰宅時、スリスリをしているとなんか臭い。うんこのかおりだ。
「なんか臭いに、ミック」コーモンを眺めると、あらららあ。コーモン付近の体毛に涙形のうんこがプラプラとぶら下がっていた。てるてる坊主のように。ティアドロップ・ウンコ・カムズ・フローム・ザ・スクールゲイト。映画の主題歌みたいだな。

ある日の帰宅後、仕事着から普段のTシャツに着替えて新聞を読んでいるとなんか臭い。うんこのかおりだ。Tシャツがうんこっぽい。思考を巡らすとそのTシャツは前夜から翌朝にかけてのパジャマだった。
ベッドルームに行ってベッドを眺めると、あらららあ。全長2センチメートルのうんこが転がっていた。黒糖かりんとうみたいな。
わたしはミックのうんことスリスリしていたんだな。

ある日の帰宅後、晩酌をしながらついつい愚痴をこぼした。
「今日の仕事はよぉ、たまらんかったぜ、ミック。あいつらは、ノベツマクナシにおいらに要求を押し付けてきやがるぜ。身体はひとつ。腕は2本しかないのだからやれる事は限られてんだよ。ジミーペイジみたいな特別な人しかダブル・ネック・ギターを弾く事ができないって事をあいつらは解かっちゃいねーのさ!」

「にゃあ(いや、ジュンキッチー。キミが言う事、わかる気がするよ。でもね、吾輩が苦言を呈したいのは、キミは今、自分の事を〈俺〉とか〈ボク〉って言わずに〈おいら〉って呼んだだろ。昭和時代のバッドボーイズ・ロックな歌詞みたいに。そこなんだよ。自分の事をおいら、それもいいさ。でも、いつも使ってる自分の言葉を使うべきじゃないかな。じゃないと、せっかくのオリジナル曲を母国語で唄わないミュージシャンたちと同んなじだと思うけどね)」

前回の“こら!ミック!?B”でも記したように、あのネコ野郎、いつの間にか世帯主のおいらに対してタメグチをききやがる。いや、むしろ上から目線。上からネコ目線だ。
でも、けっこう、ポイントを突いてきてる。
人間がネコに教えられてる。ネコを飼ってるのは人間なのに。


写真を見たい方はこちらからどうぞ。
http://mob.ap.teacup.com/mods/

No.1086 - 2013/09/15(Sun) 17:59:59
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