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9月第5金曜日の話 / 淳吉郎
9月最終週の金曜日は浜松ズート・ホーン・ロロへライブ観戦。
浜松の名物イベントのひとつ「上空の中村」に。フクちゃんと毎日が冒険が出演とのことで。DJはプジャリ。

フクちゃんは久しぶりのアコギ・ライブだった。フォノシックスの曲をメイン、あとは清志郎とスライダーズのカバーも。アコギの音が、フォノシックスの楽曲にピッタリはまってることに驚愕した。いや、もしかしたら、楽曲がアコギにはまってるのかも。
でも、そんなことはどうでもいいんだ。カレー・ライスかライス・カレーか、みたいなものさ。カレーが美味くて白米も美味けりゃぁ、サイコーじゃん。そんな感じ。
シェフ・フクちゃんのロックンロール風味の美味しいカレー料理をゴチになりました。

毎日が冒険はアイリッシュ・スタイルのグループ。通常はバンド形式で演奏するんだけど今回は2人での演奏。アコギ&唄とアイリッシュなんとかっていう「あの音」を出すアイリッシュ楽器&コーラス。
ニッポン語でオリジナルを演られてて、昔から大好きなグループ。ふたりでもその世界は健在だった。いろんな場所で彼らのライブを見てるけど、今回のロロのあの空間って彼らの雰囲気にピッタリだと思った。いや、もしかしたら、毎日が冒険がロロにピッタリなのかも。
でも、そんなことはどうでもいいんだ。王選手が後楽園球場の左バッター・ボックスで一本足打法してる写真もいいし、後楽園球場の写真を見たらバッターボックスに立ってるのが王選手だったみたいな風景でもいい。そんな感じ。
あの日、ぼくらはみんなベルファストのアイリッシュ・パブにいたのだろうか。いや、浜松のライブハウスにいたのさ。

夜9時半でお店から失礼した。バンド練習があるのだ。
充実した練習の後、練習スタジオの駐車場で次回のライブの曲順を決めた。
ぼくのバンド、ザ・スリックスのライブにおける曲順はほとんどぼくが決めてきたが今回は3人で決めた。こんなことは10数年前にバンドが活動を始めて以来、初めての出来事である。

「バンド(活動)は民主主義で行われるべき」だなんて、これっぽっちも思っていない。「リーダーの指図に従うべきだ」とも思っていない。自分以外のメンバーの音をよく聴いてそれぞれが反応すればいい。おんなじようにメンバー同士での発言にもそれぞれが耳をかたむければいい。そんな感じ。
まあ、今月22日投開票の出来事にまつわる9月中旬から起こっているさまざまな出来事にくらべればザ・スリックスは民主的かもしんない。なーんちゃって。

B.G.M.「リュシエンヌ・ボワイエ/ベスト(シャンソン・ド・パリ第8集)」
ぼくの知らない歌い手のレコードを、またしてもわが女房が中古盤屋で買ってきました。

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。
とっておきの曲順でどうぞ(笑)

MODERN PLOT vol.12
10/14(土)浜松キルヒヘア
開場18:30開演19:00
前売2000円 当日2500円(1D別)

BEATSEEKER
The lostnumbers(福山)
THE ZIP(大阪)
The SUE
Swerve
THE SLICKS

DJ: 
F山(PHONOSICS)
MIYAKEN

写真左:数年前に初めて北アイルランドを旅した。これは首都ベルファストの写真。
写真右:カルビー・プロ野球スナックのカードをどっかに保存してあったなと思い出し、30分以上かけて探し続け、ついに押入れの奥で発見。王選手のカード、1枚だけあった!

No.1341 - 2017/10/03(Tue) 22:52:08
ギフにまつわる話 / 淳吉郎
9月某日。
我が女房がギターを担当するBEATSEEKERが岐阜キング・ビスケットでライブをするということでビートシーカー号に同乗し訪岐(←こんな漢字あるか)、そして観戦。
出演順に
いかめがねすーすー(大阪)、お店のオーナー:キムさんのsuicideTV.、BEATSEEKER、manchester school、VODOVO(名古屋)。
中村家ふたりは翌朝、早い時間から所用があるため夜9時半までの滞在。結果的に最後のVODOVOを観れなかったことが残念至極。
ビートシーカー、当日リハなし状況での初キンビスだったけど、最高なライブだった。お客さんはほとんど初ビートシーカーだったはず。でも、み〜んなノって観てたし。ね。
ぼくが観た全4バンドは超熱演。すばらしかった。
秋分の日なんて、まさに秋がスタートした日のような気がする。でも、この日のキンビス店内の赤壁は、あたかも「まだ夏は終わってないぜ」って言いながら燃えつづけてる真っ赤な真夏の太陽に思えたほどさ。
なにかに触れ、なにかを頂いた一日だった。

9月某日。
義父の法事に参列。
女房の実家、そして菩提寺にてお坊様が読経。実父が2年前に亡くなってることもあり、ぼく自身は3回忌までの法事をひと通り体験済みなんだ。
実父も義父も法事は仏式なのだが宗派によってやり方が違う。ロックンロールつってもモッズ・ミュージックとパブ・ロックが違うように。ルーツは一緒で似てるけど、ちょっと違う。あの感じさ。
実父の時はお坊さんがひとりで読経したんだけど、今回の義父の時では般若心経を参列者全員にも読経してもらう方式だった。
般若心経の言葉が記された紙が配布された。開くと幾十もの漢字が並んでいる。横にひらがながふられてるんだ。色即是空(しきそくぜくう)空即是色(くうそくぜしき)みたいに。それをぼくら、しろうとは棒読みするのさ。

お坊様と一緒に読んだ。
漢字の固まりにあんまり接したことがないから新鮮だった。知ってるのは【春夏秋冬】とか【無線衝突】とか【真空管直結】ぐらいだし。
なによりもビツクリしたのは、お坊様は一字一句をまったく読み間違えなかった、と言うことだった。プロだし、当たり前、と言ってしまえばそれまでだけど。でも、やっぱりスゴいと思った。俺なんか3分足らずのニッポン語ロックンロール自作曲を唄うときでさえも時々、間違えちゃうだに。
義父のご冥福を祈りながら、そんな事が頭の中をゆらゆらとめぐっていたんだ。
なにかに触れ、なにかを頂いた一日だった。

そんな岐阜と義父とギフトにまつわるお話でした。

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

MODERN PLOT vol.12
10/14(土)浜松キルヒヘア
開場18:30開演19:00
前売2000円 当日2500円(1D別)

BEATSEEKER
The lostnumbers(福山)
THE ZIP(大阪)
The SUE
Swerve
THE SLICKS

DJ:
F山(PHONOSICS)
MIYAKEN

写真はキンビスで購入した音源「いかめがねすーすー/こんにちは いかめがねすーすー です」。
トップで演奏した彼らに一発でヤラレタ。「こんなバンドが存在するんだ」って思った。
「演奏技術はピカイチなんだけど、残念ながら楽曲がイマイチ」ってバンドと「演奏技術はイマイチなんだけど、楽曲や姿勢がピカイチ」ってバンド、どちらが好き?って美保 純に似た女性インタビュアーから訊かれたら、間違いなく俺は後者を選びます。そしてインタビュアーに向かって「キミの顔も好きだよ」って補足するであろう。
いかめがねすーすーというバンドはまったくもって後者だったので迷わず購入。

No.1340 - 2017/09/26(Tue) 23:46:14
秋の夜長、読書中 / 淳吉郎
秋の夜長、読書中
No.1338 - 2017/09/23(Sat) 00:37:28
つかず離れずな話 / 淳吉郎
繁華街や大型ショッピング・モールなどを訪れるとたくさんのカップルに出会う。
前方を歩いてたりすれちがったり。見ていて感じがいいおふたりもいれば、「ん〜ちょっとなあ」みたいなふたりもいる。
手をつないでるとかつないでないとか。べったりしてるとかしてないとか。そこがポイントではなく。きっと、それは、ふたりの距離感みたいなものじゃないかと思う。つかず離れず、そんな雰囲気を感じとれれば見ていて気持ちがいいのだろう。ぼくにとって。

16日から18日までの3連休。日本列島に対し台風18号がべったりと寄り添っていた。見事なまでに。ああ、なんて気持ちのわるい出来事だったのでしょう。
だって多くの音楽イベントが全国各地で催(もよお)された3日間だったのさ。なのに残念ながら中止もしくは延期されたイベントもあったんだぜ。
「寄り添うふたりがつかず離れずな感じだとイイね」なんつってる永世中立きどりなバカ野郎がいるらしい。そのアホヅラをぜひとも拝んでみたいもんだぜ。くぅ〜〜〜っ。

16日は浜松G-SIDEへ行った。the 1970主催のイベント。
the 1970、SWERVEの浜松勢をはじめとする全5バンドが出演。
バンドというのは演奏力が大切なのとおんなじくらい楽曲も大切なのだという事をあらためて感じた。ホントにいい刺激をもらった。楽しい夜だった。
the 1970:一葉くん、企画お疲れ様でした。

17日は静岡騒弦で自分のバンド:THE SLICKSがライブ。
3日間に渡るお店の6周年記念イベント。その2日目に出演。午後2時スタート。総勢13バンド出演。すげぇ。
前日16日の時点から台風の進行具合が気になって気になって。だけども、どーしよーもない。通称:雨女が100人集まるんだったら、通称:晴れ男を101人募集すれば事は足りるであろう。だがしかし、今回のは台風だぜ。ヘクトパスカルが低いんだ。次元が違うのさ。予報だと夕方には静岡県に上陸するかも、らしい。
ぼくは、ただただ祈り続ける反面、「大丈夫だら。なんとかなるら」って真剣に思っていた。いつもの、いろんな時、のように。

イベントは無事にスタート。夜23時頃に終演。
いろんなバンドの演奏を楽しんだ。みんな演りたいことを演りたいように演っている。料理好きな人が自分勝手なレシピで料理するように。できあがったモノがおいしいに超したことはないけれど、それよりも大切なことがあるのさ。まったくもっておもしろい夜だった。

イベントに誘ってくれた騒弦店長:しげちゃん、ありがとうございました。出演のみなさんお疲れさまでした。そして、先行き不安度数100パーセント以上な天候の中、集まってくれたお客さん、ありがとうございました。特に浜松磐田からもたくさんの友人が来てくれたことに対しては感謝の言葉がみつからない。浜松方面へ戻る時間帯は暴風雨スゴいことがわかりきっていたのに。本当に本当にありがとう。

24時過ぎに静岡を出発。国道一号線。雨が強い。風が強い。センターラインが見えない。こちらの不安をよそにフロント・ウィンドウ上を2本のワイパーが等間隔のまんま仲良く追っかけっこしてる。右へ左へ。いい気なもんだぜ。
そんなところへ大型トラックが登場。「彼について行こう」。そう決めるとそのテール・ランプを追い続けたのさ。繁華街や大型ショッピング・モールなどで見かけるたくさんのカップルのように、つかず離れずで。

天竜川を渡る頃。浜松はすぐそこ。雨はやんでいた。

B.G.M.「the stooges/no fun」

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

MODERN PLOT vol.12
10/14(土)浜松キルヒヘア
開場18:30開演19:00
前売2000円 当日2500円(1D別)

BEATSEEKER
The lostnumbers(福山)
THE ZIP(大阪)
The SUE
Swerve
THE SLICKS

DJ F山(PHONOSICS)
MIYAKEN

写真:ジム・ジャームッシュ監督のストゥージズ映画、浜松でも上映決定!
浜松シネマ・イーラ。10月21日(土)〜27日(金)だそうです。

No.1337 - 2017/09/19(Tue) 19:55:03
某日日記 / 淳吉郎
☆9月某日、土曜日。
♪watch your step watch your step♪
目が覚めるとそんな唄が聞こえていた。
「おまえ、気をつけないと足元すくわれるぜ」
そんな意味だろうか。
それ以来、始終うつむき加減で歩いているぼくはある日、自家用車のタイヤがすり減っているのに気がついた。
神経をすり減らして日々生きてるヒトとその所有車のタイヤの減り具合は似てるのかもしれない。いや、ぜーんぜんカンケーねぇかもしれない。

そして先日、土曜日にタイヤ交換をした。気づくと往年のクルマ好き魂に火がともされていて、ついでにアルミ・ホイールも装着してしまった。
会計を済ませ、足元が新調されたマイカーに乗り込んだおいらは、ぶぉんとエンジンを回すと、ハンドルを目いっぱい左に切りながら街道にすべり込んだのさ。
任侠映画を見終えた人々が映画館から出てきたとたん、大手を振りながら肩で風をビュンビュン切って歩くように。
♪気をつけな お前の大事な頭♪
アクセルを踏み込むとそんな唄が聞こえていた。

☆9月某日、土曜日。
浜松のライブハウス:キルヒヘアが開店3周年ということでDJパーティー開催。出演DJ陣の多くが旧知の音楽仲間。それを見に行った。聞きに行った。
今も昔も、いろんなところで、いろんな方々が、こう言われる「音楽は個人的なもの」って。
ぼくもそう思っています。たとえばジョーン・ジェットの楽曲を聴いてると自分が高校3年生の時の「進学か就職か」を迷ってた時期を思い出すんだ。そんな『プライベートな出来事』がそれぞれの音楽に宿ってるんだ。
おそらく、みなさんもそうじゃないかな。

この日の旧知の、クセモノの、DJ陣、み〜んな個人的な世界を大爆発させていた。先日、北の方でアトミックな大爆発実験があったけど、そんなもんより、こっちの方が絶対いいじゃん。酒も進んで経済効果もバッチシだに。
キルヒヘア、3周年おめでとう。ありがとう。

☆9月某日、日曜日。
70年代中期、ロンドン・パンクが爆発する寸前にデビューしたドクターズ・オブ・マッドネスが浜松キルヒヘアで来日公演。WOWっ!
出演順に庭、ピンクロリータジュリエッツ、Xizi、BEATSEEKER、Doctors Of Madness。DJはフクちゃん。
いやぁ〜すごかった。
たとえばスペードのエースもスゴいし、ハートのエースもスゴい。狂ったダイアもスゴいし、苦労話が現代人のぼくたちとは比べものにならない当時の黒人ブルースもスゴい。道化者(ジョーカー)のゆううつだって聞きのがしちゃあならないぜ。
この日は、そんなトランプ各種53枚が束になって掛かってきたとしても、かなわないようなキルヒヘアだったんだ。サイコーだった。

翌日は月曜日だし帰りは電車で早めに帰ろうと思って浜松駅に向かって走った。そしたら1分遅れで乗りそこねた。
「う〜ん、次は30分待ちで終電か。どうしよう? お仕事第一だし。くっ。ま、しょうがねーな。んじゃぁ、あれを呼ぶしかないな。ミッッック〜〜〜!!!」
わたしは浜松駅から西方5キロメートルに存する我が家に向かって、愛猫の名を叫んだ。
6秒後に「ニャニャ〜ン」つってミックがバスの形になって迎えに来てくれたんだ。いや、ホントだぜ。
もしかしたら、あなたは今、有名なアニメーション映画「となりのトトロ」で登場する“ねこバス”の感じをイメージされたかもしんない。ミックだから“ミックバス”とかね。だら?
実はぼくはMODSミュージックが大好きです。だからTHE WHOは筆頭にあげられます。
俺が我が家まで帰ったのはミックが運転する『マジック・バス』だったのさ。
まったくもってサイコー過ぎる夜だった。

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブは入場無料!すげぇ!
みなさんで騒弦の6周年をお祝いしましょう!

☆9月17日(日)
騒弦6周年記念入場無料ライブ
『Don’t be quiet!!』3DAYS 2日目
静岡騒弦
O/S 13:30/14:00
入場無料(入場時1drink¥500)
出演順:
?@J THE HAGI― ?Aなんとか丸
?Bzucht ?Cたりないひとたち
?Dスーパービール!!!! ?EMIL
?F庭 ?Gzutuuz
?Hgunishi & electronic stars ?Iファイナルラストダンス
?J柳茶屋 ?KTHE SLICKS
?Lラブラブフォーエバー

写真はある日のミック。人間バージョンか?

No.1336 - 2017/09/13(Wed) 19:58:12
赤星の下に生まれて / 淳吉郎
ザ・ジャムがデビューしたばかりの頃、西暦1977年ぐらいであろう、ある英国の音楽評論家はポール・ウェラーのギターの弾き方がザ・フーのピート・タウンゼンドに似ていることに触れて「彼は復古主義者だ」と紙面に記したらしい。
それを知ったウェラーは、その記事を切り抜くと別の紙に貼り付け、その下に「たったの18歳で、どうして復古主義者なんかになれるんだ」と書き、それを首からぶら下げたまんまパブに出かけたらしい。
そんなエピソードを読んだことがある。

かたやぼくは胃の中、2ヶ所にカイヨウを持つ男。1ヶ所ではなく2ヶ所ってところがすごい。
まるで、チャック・ベリーのダブル・チョーキングみたいじゃないか。
まるで、スカイライン2000GTのデュアル・マフラーみたいじゃないか。
まるで、食いづらくてどうしようもない2段重ねのハンバーガーみたいじゃないか。

でも、すべては気の持ちよう。そう思います。
ぼくは自称「無意識のうちに気をつかってるかもしれない男」だった。
それって言い換えれば、自分がやってる事を自分でな〜んにも把握できてないって事なのさ。
んで今回、医学的にもそれが立証されたということなんだ。すべては気の持ちよう。そうかもしれない。

そうだ、病院でもらった内視鏡写真を別の紙に貼り付け、その下に「50歳になっても気づかれないように気をつかってる男さ」と書き、それを首からぶら下げたままパブに出かけよう。名案っ!そう思った。
だがしかし、ピロリ菌除去のための内服薬使用中の一週間はアルコール禁止なのさ。せっかく、あこがれのウェラーの真似ができる絶好のチャンスだったのに。
「ちきしょう」つって、アルコールを飲むかわりに自分のツバをごくんと飲み込んだ。映画を見ていて、いきなりハラハラする場面に出くわした時のように。

一週間は長かったのか、短かったのか。
まぎれもなく明らかなのは「この一週間、世界で一番、ノン・アルコール飲料を憎しみを込めながら愛飲したのは俺だ」という自意識です。
4日(月)午後に病院再訪。先生から「胃がん等の疑いは今のところ無いです」という検査結果を聞き一安心。
「あ、あのお〜先生、アルコールは・・・」
「あ、いいですよ。でも強いのは控えてくださいね」
「ハイっ!!!」
小さく ちいさく ガッツ・ポーズ。
イェイ。

B.G.M.「THE JAM/SNAP!」

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

☆9月17日(日)
騒弦6周年記念入場無料ライブ
『Don’t be quiet!!』3DAYS 2日目
静岡騒弦
O/S 13:30/14:00
入場無料(入場時1drink¥500)
出演順:
?@J THE HAGI― ?Aなんとか丸
?Bzucht ?Cたりないひとたち
?Dスーパービール!!!! ?EMIL
?F庭 ?Gzutuuz
?Hgunishi & electronic stars ?Iファイナルラストダンス
?J柳茶屋 ?KTHE SLICKS
?Lラブラブフォーエバー

写真は4日(月)、病院から帰宅後の1本目。通称《赤星》サッポロ・ラガー・ビール。

No.1334 - 2017/09/06(Wed) 00:02:29
8月第四週〜五週 / 淳吉郎
☆25日(金)はキルヒヘアへライブ観戦。
出演順にガングリフォン、トンガラカス、そしてワタナベマモルさん。
ガングリフォンは4人の演奏スキルが素晴らしく、トンガラカスは4人のキャラが素晴らしく。そんな大音量バンドの後に登場のマモルさん。曲の良さと歌詞の良さと彼の唄声。感動した。
なかでも、個人的にどうしてもこの日、聴きたかった曲『なつまつり』が始まった時、落涙。ああ、彼みたいにいい曲で、いい歌詞で、いいメロディー、そんな歌を作りたい、そう強く思った。

☆28日(月)は人生初の体験をした。
チョモランマの登頂に成功したわけではありません。
屋久島へ行って80メリメートル級のオオクワガタを捕獲したわけではありません。
当日、約束の時間にそこへ着くと受付から2〜3の確認事項があり「すべて大丈夫です」と回答した。しばらく待合室にて新聞を読んで過ごす。自分の家で購読してるのと違う新聞社のものをたまに読むのはおもしろい。ライブハウスでお目当てのバンド以外のバンドを観るのもおもしろいように。

「中村さん、こちらへどうぞ」「はい」
看護師さんが点滴を左腕に設置しようとしたが我が血管と相性がよろしくないようで。奮闘後、右腕の血管に予定変更。だがしかし、こちらの血管とも相性がイマイチみたいで別の看護師さんへタッチ交代。左腕の別の場所で再トライ。どうにか点滴がぼくの体内を駆け巡り始めたようだ。
「もし、この点滴でマモルさんみたいな曲を作れる才能や血が俺の中を流れるのであったら、どんなに歓喜するだろう」
落下する点滴液を見ながらそう思った。
だが違うのだ。今日は麻酔仕掛けの内視鏡検査(胃カメラね)なのです。我が人生初めての。
隣のベッドに移動し、マスクを装着、すると記憶が遠くなってきた「さ、さっきの・・・て、点滴で・・・マモルさんみた・・・いな・・・・・才能・・・・・・」

「中村さん」「グ、グッモ〜ニン、マイハニ〜」
麻酔が残ったままボーッとしながら診察室で結果報告。
写真を見ながら先生が言われる
「胃潰瘍(いかいよう)が2カ所にあります。ここの白いところです」
「そうですか。あ、先生、ぼくバンドマンなんですけど、『ロックンロール』とか『ローリング・ストーンズ最高!』とか胃壁に書いてありませんか」
「あ〜ちょっと書いてありませんね」
左側の頬を少しゆるめながら先生はそう答えた。
「それとピロリ菌がいます」
「ピ、ピ、ピロリ菌?」
話には聞いたことがある単語である。そのピロリの野郎が俺様の胃の中に生息してるらしい。屋久島の80mmオオクンワーでさえ飼ったことがない俺なのに。うれしいやら、くやしいやら。
そして、なによりもくやしいのはピロリ除去のため3種類の内服薬を7日間に渡って服用するのだが、アルコール一切禁止という事。
せめて1日が24時間よりも少なければよかったのに。
おんなじ体験をした時、きっとあなたもそう思うはず。

B.G.M.「THE ROLLING STONES/LOVE IS STRONG」

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

☆9月17日(日)
『Don’t be quiet!』
静岡 騒弦
O/S 後報
出演:
柳茶屋
zutuuz
ファイナルラストダンス
ラブラブフォーエバー
MIL
J THE HAGI-
THE SLICKS
etc

写真、右は2012年発表、MAMORU&The DAViESのアルバム「YOUNG BLUES」。4曲目に『なつまつり』収録。
左は、やっと読み終えた460ページ越えの文庫本。マエストロ:小澤征爾さんと作家:村上春樹さんの対談集。この本、自分の今後の表現活動に多大な影響を及ぼすでしょう。おそらくこの先、何度も読み返すと思う。

No.1333 - 2017/08/28(Mon) 23:01:00
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