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モンキーな話。 / 淳吉郎
クタクタだ。激務!激務!激務!だ。忙しい。んだけど、どうも俺だけ忙しいっぽい気もしてる。「自分だけで仕事を抱え込まないで同僚にも振ったらいいじゃん。ストーンズやスライダースとかっつールーズなロックンロールが好きなんでしょ?だったら仕事だってもっとルーズにやればいいのよ」ってあなたが言ったとして。「“その人にしかできない事”ってのがあるんだ。キースやハリーは自分に忠実にしてたら偶然ルーズ的なノリだったって事かもしれないぜ。俺?俺はジューク・ボックスさ。音源が与えられればそれを保存する。んでリクエストがあればそれを再生する。ワンコインで再生してやるぜ。給料の為に自分の仕事をこなしてるだけさ。あまりにもひど過ぎるがな」って俺が答えたとして。Too Much Monkey Business。ジョニー・サンダースが唄ってる。
週末は我が家やライブハウスで音楽を楽しむ。そう、それは《WEEKEND》って名前のジュークボックスなのさ。

土曜日は夕方からG-SIDEへ。タクミックスが2月26日(日)にショップを開店。Monkey Faceというお店。その前日にオープン記念パーティー。6SIGMA、EcLips、LOCK STOCK、TAKUMiX MITSUDER-MAN、VANQUISH SOUND ENTERPRISE、Oi-SKALL MATESが出演(出演順)。DJはTAKeちゃんとelmoさん。開店を祝福する出演者すべてが熱演だった。特にオイスカ出演前のタケちゃんのDJ選曲とオイスカのライブにいたく感動。
タクミックス、開店おめでとう!俺達ロック好きの新しい基地がハママツにもうひとつ増えたぜ!って気分だよ。

日曜日は朝寝坊。土曜〜日曜にかけての睡眠にて夢を見た。夢ん中ではハママツ近郊のバンドマンが多数出演。昨夜の余韻か。たぶんそうだろう。60年代モータウン・ビートを50年後でも継承してるバンドだっているように。
部屋でベースを弾いた。新しい曲の断片がポツポツと生まれて。幼稚園時代の粘土遊びのようにコネコネしてたら断片が固まってきた。いい感じ。ハイ・マウンド・スタジオでの個人作業はあこがれのバンドマンの方々の猿真似に近い。そう自覚してます。でもよ、確実な事は本気で遊んでるって事なんだ。

こうやって楽しい週末がサルのです。

B.G.M.「LEW LEWIS/CARAVAN MAN」

写真は昨日に無料配布されたMonkey Face ステッカー。

No.973 - 2012/02/26(Sun) 19:24:34
音楽を楽しむ週末の話。 / 淳吉郎
このようにして無事に宅録活動がスタートしたわけでありますが。
家内の多大な協力があったからこその音源完成であり。もともと録音機器は家内の所有物なんだけども、いかんせん私はメカに弱く。今回の機器においても取扱説明書を読んでもチンプンかんぷん。「よぉし!レコーディングするぜ!」ってロック衝動も萎えるわけで。んで家内が取説を読み問題を解決!解決!解決!な大感謝の日々。あの取説の書き方もちょっと問題ありだと思うけど。そんくらい解かりづらい説明だったのも事実。デスク・ワークの人々はもっと現場に行くべきだと思ったり。あれじゃぁバンドで曲を作ったりした事がない音楽評論家が偉そうに書いてるのと同んなじさ。
バンドでのレコーディングも数回体験してるけど、スタジオを借りたりスタジオ・エンジニアの人との共同作業だと「1時間あたり○○○○円だから計△△時間で仕上げないと」みたいな予算の問題もあり。あきらめる勇気所有も必須事項で。その点、宅録はノー・プロブレム。結局「2月18日までにマイスペースにアップしよう」って期限を設定した次第。だらだらやっても「テンションが持続できるか」って事にいきつくはずなんで。しかし完成した曲、当初のイメージよりいい意味で変化してた。レコーディングの面白さはこれです。さぁ、次の曲を作ろう。

18日(土)はビートシーカーのタッキー・カオちゃん夫妻と我が家でお食事会。音楽談義に花が咲き。ビートシーカーもレコーディング中との事でそんな話題にも花が咲き。コステロの78年のライブ映像観ながらそのカッコよさに4人とも悶絶して花が咲き。お花満開の中村家。春は近い。ビートシーカーの新作音源が楽しみです。

19日(日)はロロへ。ジョニー・サンダースを敬愛する浜松のバンド:IDOLSの企画。ワタナベマモルさん(ex.グレイトリッチーズ)、UP-TIGHT、CRAWLING KING SNAKE、そしてIDOLSが出演です。
トップはCRAWLING KING SNAKE。ルー・ルイスのカバーをメインとするバンド。静岡県西部〜中部在住の4人で編成。っつーか県内にルー・ルイスのカバーバンドがあるって事だけでボクは静岡県そのものを全世界中のロック・ファンのみなさまに自慢したいぐらい。このバンドのギター担当は長い付き合いの友人:一葉くん。ライブはドライブ感全開のロックンロールだった。二番目はIDOLS。すごく良かった。特に最後に演った曲、カッコよかったー。三番目はUP-TIGHT。ジョニ・サンの『SAD VACATION』をカバー。感動した。IDOLS企画と言う事やシドが亡くなったのは2月だったし、そんな事も選曲された理由だったのかな。ラストがワタナベマモルさん。もう最高。弾き語りでもロックンロールは可能なんだと再確認(ちなみに最初に感じたのはSHYさんのGIG)。歌詞も面白い・・・というかカッコいい。終演後、最終バスに乗るためにあわてて店を出たんで音源を買うのを忘れてた。通販で買おうかな。

B.G.M.「THE KINKS/THE GREAT LOST KINKS ALBUM」

写真は昨年末に発売された『ザ・フー/四重人格』のディレクターズ・カット《スーパー・デラックス・エディション》盤。今月初め頃に購入。スーパーとかデラックスとかエディションなんてな選ばれた言葉が3つも並んでるからね、すごいよ、これは。付録のポスター見てたらカッコよくて涙が出てきそうになった。貼ろうか貼るのやめようか迷っちゃうくらいカッコいいのさ。

☆Extasy 2発張手 in 浜松3月31日(土) ZOOT HORN ROLLO
出演:黄金の鳩の僧院の騎士団(静岡)、黒坂正二郎(東京)
RED SNEAKERS(奈良の大仏のアナル)、WEMMER(静岡)
DJ:淳吉郎(THE SLICKS)
開場;18:30 開演;19:00 料金:1500円

No.972 - 2012/02/20(Mon) 22:05:08
ハイ・マウンド・スタジオ音源:第一弾 / 淳吉郎
完成〜っ!

http://jp.myspace.com/1005033694/music/songs/kaitou-hyaku-mensou-86650173

No.971 - 2012/02/18(Sat) 01:20:57
2月の話《1000の杓子定規》 / 淳吉郎
昨年11月。小春日和の日曜日。「カレー・ライスのドリンクは水。パンク・ロッカーはカメラを向けられたら舌を出す。そう決まってる。だから天気のいい日はツーリング。そう決まってらあ」その男ひとりごちると125ccのスクーターをキック・スタート。浜松市南区周辺をチョロチョロと走行。遠州灘からの南風は強いから。幅10mの道路、両側に落ち葉が溜まってる。何回も書き直した日記帳に残る消しゴムのカスみたいに。ふいにメーター・パネルを見ると制限速度40km/hの市道を42km/hで走行していた。これは法律にタッチだ。明らかに法律に触れている。彼は考えた。Should I Stay or Should I Go 。行くべきか行かぬべきか。長い間、逃げ続けるヤツもいれば自首するヤツもいる。さて彼はどうしよう。スマートにシュッと出頭すべきか。電光石火で。でも彼は迷ってる。まるで電光石火の線香花火。チリチリチリ。優柔不断な導火線が燃えている。
仮に自首したとする。わずか2キロ・オーバーの速度違反。おそらく先方は真面目に取り合わないだろう「はいはい、わかりました。今回のところは大目に見ますんで以後気をつけてくださいね」なんて軽くあしらわれちゃったりして。悪がはびこるこの世の中、おまわりさんもヒツジの鼻クソみたいな事にいちいち付き合っていられない。おまわりさんはレレレのおじさんがいつも竹ぼうきで掃いてるみたいに忙しいのさ。いろんなところにお出かけしなくちゃなんないのさ。んで彼。“プライド”ってやつがピノキオの鼻みたいに高い彼だから。自首したならしたなりの対応や反応が欲しいわけで。ライブで客にコール・アンド・レスポンスを強要するような演奏者っているだろ。あんな感じ。だから「はいはいはい」なんて軽くあしらわれた日にゃぁ自分がバカにされてるような気がしてくるんだ。難しい男さ。おまわりさんさんの事好きでないけど思い切って話しかけたアカツキには会話のキャッチボールをしたいんだから。まったくもって扱いづらい男。サビ抜きの寿司を注文したのに喰う時はわさび醤油を使ってしまうような男。
こんな彼。いわゆる堅物(カタブツ)と言えるだろう。融通のきかぬ性格と言えるだろう。歩く方程式と言えるだろう。そう、彼は自分の世界で生きている。自分の世界に忠実なのさ。3.141592・・・終わりなき円周率でさえ最末尾があると信じてる。そう、彼は超強力な杓子定規を持ってるんだぜ。
  
あの日から3ヶ月近く経った今でも彼はスクーターに乗りながら考えているらしい。行くべきか行かぬべきか。優柔不断な導火線がまだ燃えて続けているのさ。彼。もうちょっと柔らかくなれればいいのに。ハプニングをニュアンスで語るように。シリアスな場面でもジョークを言っているアメリカ映画の主人公のように。握ったとたんにブレーキが効き過ぎてすってんコロリンしない為のブレーキ・レバーの遊びの間隔と感覚のように。ゆるりゆるりと。そうすれば答えが見つかるかもしれない。いや、答えなんて、もしかしたら無いかもしれない。でも、判断はできるようになるはず。

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1年12ヶ月のうち、なぜ2月だけ28日間なんだろう。1、3、5、7、8、10、12月の31日間ある月どれかから1日間を2回分、2月に寄付すればバランスよくなるのに。そして本年は4年に1度、うるう年。2月は29日間。《1年は365日》って規則を設けたってちょっとずつズレが出ちゃうんだろう。規則なんて権力者の「利己的な言葉」「利己的な都合」「利己的な数字の辻褄あわせ」みたいなもんだから。ズレが溜まって1日分の誤差が出た「んじゃぁ28日しかない2月を1日増やしてプラマイ・ゼロにしましょうや」「いいね、それ。グッド・アイディーア。やっちゃいましょう」みたいなノリのうるう年。太陽と地球の関係にも遊びがあるんだ。

今度、彼に会ったら言ってあげよう「ねぇキミ!円周率の最末尾は見つかったかい?えっ?まだ見つかってない?そうか。がんばってください。でもよ、そのまえにキミの頭ん中に座してる『1000の杓子定規』を折るのが先だと思うよ。もっと遊ぼう」。

写真を見たい方はこちらからどうぞ。
http://hello.ap.teacup.com/atap/

No.970 - 2012/02/11(Sat) 21:56:35
ハイ・マウンド・スタジオ。 / 淳吉郎
実は着々と進行中の宅録活動。機材を揃えちゃったりなんだりかんだりのここ数週間。なんか自宅録音って感じじゃなくなってきたぜ。スタジオでレコーディングしてる気分なのよん。んじゃぁ気分も盛り上がってるし我が家をレコーディング・スタジオにしてしまおう!って事で命名。HIGH MOUND STUDIO。ハイ・マウンド・スタジオ。なんか高揚した音楽が生まれそうなスタジオ名だいね。

先週の出来事を。
金曜日は節分だった。そして前日の木曜日、数時間残業後に疲れた身体を引きずって我が家へ戻ると冷蔵庫にはビール、缶チューハイ、缶ハイボールが揃ってる。これはわたしに「飲みなさい」っつー神からの指令だと思い込んだわたしは飲んだのです。22時過ぎに「ツマミが欲しいな」って思って台所をウロチョロしたら発見!節分豆まき用の大豆菓子。ダメモトで家内に相談「ちょっと小腹がすいたんでこの節分菓子、喰ってもいいけ?」「いやぁ、あたしも小腹がすいてて。実はあたしもそれ(大豆菓子)を狙ってのよ」。夫婦の結束はこんな時にも発揮されるのさ。節分用の豆の半分以上を前日の時点で酒のツマミとして喰っちゃいました。

金曜日は節分だった。そして夫婦そろって酒を飲んでるといつしか0時を過ぎていた。豆まきはせずに今年の節分は過ぎていったんだ。大豆菓子の残りは4分の1以下だった。

土曜日はハイ・マウンド・スタジオでレコーディング。しかし機材の不足が発見され断念。夜はロロへライブ観戦。過去2回、ザ・スリックスでヘルプ・ドラムを演ってくれてるツバサがな〜んとギター弾き語りデビュー・ギグ!イェイっ!一緒にバンド練習してる頃からギターを練習してる事は聞いてたから楽しみだった。どんななんだろう?って。そしてライブ開始。うん、良かった。予想以上にギター上手かったし。ギター弾きながら唄いながらハープ吹きながら右足でバスドラ踏みながら左足でハイハット刻むっつー大道芸人っぽいスタイル。なかなかこれはできないよ。次のライブが楽しみだ。

日曜日はレコーディング機材を探しに浜松市内楽器屋を転々と。いろんな勉強をしながら結局はネットにて購入。
わがテンションがいい感じ。

毎日が週末ならばどんなにいいだろう。ウィーク・デイの滅亡を心の底から願うね。だって俺には演る事がたくさんあるのさ。

ツバサが3月末に企画やるよ。ボクはDJにて参加。最高な企画になる予感。

☆Extasy 2発張手 in 浜松3月31日(土) ZOOT HORN ROLLO
出演:黄金の鳩の僧院の騎士団(静岡)、黒坂正二郎(東京)
RED SNEAKERS(奈良の大仏のアナル)、WEMMER(静岡)
DJ:淳吉郎(THE SLICKS)
開場;18:30 開演;19:00 料金:1500万円

B.G.M.「RACHEL SWEET/FOOL AROUND」
パワーポップのガイド本に載ってたんで買った。パワーポップかな?アイドル路線の女のコがイキのいいナンバーを唄ってるって感じに近いと思う。でもレコーディング・メンバーのギターがブリンズレー・シュワルツ、ベースはウィルコ・ジョンソン・バンドのノーマン・ワット・ロイ。これを知った時点でボクはアイドル路線って言葉を飲み込んだのさ。

No.969 - 2012/02/08(Wed) 00:51:44
♪結婚式に出たんだ♪ / 淳吉郎
たとえばこんな結婚式。

☆午前10時半から挙式。10時頃に式場到着。受付を済ませ着席して待ってると「なにかお飲み物お持ちしましょうか」と式場のお姉ちゃんがやって来て。「ビール下さい」午前10時からのビール。

☆神様に結婚の誓いを約束する神前結婚式。式後半で讃美歌312番をニッポン語で唄う。自分はそんな歌、知らない。だがまわりのみんなは唄ってる。それもしっかりと唄ってる人多し。なんで唄えるの?

☆定番:ブーケ投げ。独身女性が花嫁の前に集結するが我先にと場所取りするのも気が引ける。遠慮気味に集うから花嫁の前方には空きスペース。「そんな遠くには飛びませんからもっとみなさん新婦さんに近づいて下さい」式場のおばはんが独身女性陣に言う。そして花嫁。みんなに背を向けて(後ろ向きで)ブーケ投げ。「ふゅい〜ん」」ってブーケは遠方に飛んでって誰もキャッチできなかった。だって新婦はブラジリアン柔術ジムに通ってる。腕力がそんじょそこいらの花嫁とは段違いだったのさ。

☆披露宴。B.G.M.の選曲には新郎新婦のセンスが表れる。そして今回。サム・クック、ザ・フー、ザ・クラッシュ、忌野 清志郎、ザ・ブルーハーツ、ザ・コレクターズ、ザ・スリックス等が流れた。いい音楽を聴けば酒が進むってもんさ。

☆『マグロ解体ショー』というのが出し物として最近流行ってるらしいんだそうな。知らなかった。1メートル以上のマグロをその場でザックザックと職人が包丁片手にさばいてゆくんだそうな。知らなかった。絵を描いてる様を見せる『ライブ・アート』ってのもあるし。それに近いノリなんだろうか。そして披露宴の出し物として『マグロ解体ショー』開催。あっちゅーまにマグロが刺身になっちゃった。あとで食べたんだけどすんごい美味かった。

☆ナマだったのはマグロさばきのショーだけじゃなくバンド演奏も。新郎の同僚がヴォーカルを担当するそのバンドは浜松きってのパーティ・ロックン・ロール・バンド“爆走天龍”。アンコールも沸き起こりバンドが演り始めた曲は『雨上がりの夜空に』。唄は新郎が担当。


現実でこんな結婚式だったんだ。
ザ・スリックスで長い間ベースを担当してたサトシがめでたく結婚した。おめでとう。お幸せに。

写真は『マグロ解体ショー』。左側に写ってる男はサトシ。

No.968 - 2012/01/29(Sun) 22:45:35
週末の話。 / 淳吉郎
昨年12月、クワレコことSONE RECORDSへ行った際、クワちゃんから一枚のライブ・フライヤーを頂いた。『BO NINGEN JAPAN TOUR IN HAMAMATSU』って書いてある。もちろんクワレコ企画。「BO NINGEN?」BOとくりゃぁBO DIDDLEYさ。BO GUMBOSさ。俺たちロック好きだったらそうピンとくるはず。クワちゃんがBO NINGENは棒人間と漢字表記するって事を教えてくれた。なんでも現在ロンドンに住んでいる(!)日本人若者4人のサイケ・ロック・バンドとの事。21世紀の只今、ロンドンに住んでバンドを演ってるニッポンの若者4人って事だけでビツクリ。みんなそう思うはず。そしてその浜松ライブの日にはUP-TIGHTも共演との事。DJはプジャリ。クワちゃんの選択にまったくもって共感したんだ。1月14日(土)がその日。G-SIDEに行ったのです。
店に着くといろんな方々とお会いし「今年もよろしくね」なんて挨拶。ニッポン人ならではの慣わしか。ニッポン以外の国々でもこんな『新年の挨拶』ってのをやる習慣あるのかな。
ライブがスタート。YAMANOHIROYUKI、GAGAKIRISEの轟音ライブの後にUP-TIGHT登場。若干の機材トラブルがあったもののそこは実力でカバーしていた。そんな中、3曲目の『醒めた瞳』の演奏に今回メチャクチャ感動した。この曲は爆裂轟音サウンドが響き渡る曲ではない。だけど彼らは音が無い空間を音にしてしまう演奏だったんだ。全4曲で終演。機材トラブルが無ければホントに最高なライブだったと思う。
そして棒人間。ベースの方が唄も担当。ギターは2人。そしてドラム。ライブが始まった。ギターが2人いればロックンロールの世界で生きてきた俺からすれば1人がリード・ギター、1人がリズム・ギターって形式がパターンなのだが棒人間は違った。♪うにゃらうにゃら♪と2人とも謎めいたフレーズを弾いていたんだ。ロックンロールの世界で生きてきた俺からするとこういう瞬間が楽しい。知らない世界を知りたいんだ。そして歌。ニッポンで活動しながら全部英語で唄ってるバンドがいる。メジャーでもインディーでもアマチュアでも。21世紀の只今、そんな事はどうでもいいかもしれないって俺は考えるようにした。自分の演りたいように演ればいいさ。気持ちを込めて唄えるんならば。そして棒人間、ロンドンで活動してるってのに全部ニッポン語で唄ってた。WOWっ!若さあふれるエキサイティングなライブだった。終演後、応援の気持ちも込めて物販にて7インチレコードを購入。そして今回のイベント全般に渡って鳴り響いたプジャリのDJ。最高な選曲だった。身内ノリ抜きにしてそう感じたんだ。

日々の生活。それは会社勤め。「クソったれ!この野郎!」って思うような仕事の中でも同僚の中には気が合うやつがいるってものさ。それが救いでもあり。ロック好きの同僚がいて。彼は何度か奥様と一緒にルクレチアのザ・スリックスのギグに来てくれた事があるのさ。13日(金)に彼が俺に言った「ジュンさん、自分のライブの前に食べられるっていうラーメンってなんでしたっけ?」「あぁ、それは鮎川 誠が宣伝をしてた『はかたんもんらーめん』だよ」「うちのかみさんが昨日、近所のスーパーマーケット行ったらジュンさんがライブ前に食べてるラーメンっぽい名前のラーメンがあったっぽいって言うんですよ」「マジっすか?」。俺は嬉しかった。が、俺は同僚の彼に対して“淳吉郎ライブ前気合い入れラーメンはかたんもんらーめん”について語っていたのかと・・・そして可愛らしい彼の奥様までも俺の言葉を覚えていてくれたのかと。嬉し恥ずかしルンルンルンな感じ。
1月15日(日)は彼が教えてくれたお店まで行ったんだ。もちろんシナロケのTシャツを着てね。願掛けさ。浜松市内ではなく愛知県豊橋市のスーパーマーケット。そして店に到着。期待に胸をダンシング。入店。ラーメン・コーナーへ。♪ツーツーツー♪って音信を飛ばすテレパスィーが聞こえるぜ!来るぜ。来るぜ。来るぜ・・・来たーーーっ!
はかたんもんらーめん発見っ!もう最高っ!豊橋ラヴっ!
以前からも長年のロック友達が浜松市内におけるそのラーメンの販売店を何度も教えてくれていた「ありましたよ!ジュンキチさん」って。その度に感謝感謝で。そして今回は同僚が豊橋市内で教えてくれて。感謝感謝で。

俺はラーメンのロックをするわけでもなく。ラーメンによるロックをするわけでもなく。ラーメンのためのロックをするわけでもなく。ロックするのは俺で。俺が自分の曲をロックさせるわけで。そしてキミのロックの扉をトントントンってノックするのさ。宅録ロック!レッツゴー!
そして、いつでも、そばに、ラーメンがあれば。はかたんもんらーめんがあれば。ワインレッドのレスポール・カスタムがノン・エフェクトで歪むんだ。俺がギターの一部になってるんだ。機材トラブルがあったらそれまでで。一蓮托生(いちれんたくしょう)。そんな風景。

B.G.M.「ザ・フー/四重人格」

写真はスーパーマーケットでゲットした『はかたんもんらーめん』を嬉しさこらえきれず駐車場内の車中でさっそく撮影した写真なーのだー。

No.967 - 2012/01/15(Sun) 20:40:01
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