[ 掲示板に戻る ]

過去ログ閲覧モード

いらないものと必要なものの話。 / 淳吉郎
9日の夕飯は個人経営の炭焼きハンバーグ屋さんで外食。その後、毎年この時期になると自生のホタルが舞っている浜松市内の某場所まで。だけども今年は発見できず。よくよく見ると川岸を工事してるではないか。新たな住宅地整備のための工事か。あーもうここでホタルを見るのは無理かも。絶対無理にきまってる。いらないものが多すぎる。いらないことが多すぎる。

6月11日(土)にオープンを控えたライブハウス:ZOOT HORN ROLLO。前日である10日夜はレセプション(招待会)があった。「おぉ完成したんだ!」なんて思いながら入店。暗い店内の天井からは様々な形状の白熱灯がぶら下がっている。濃緑の壁。ワックスが掛けられた床。きれいな木製カウンターと瓶ビールがいっぱい詰められてる保冷器。おしゃれなテーブルと座椅子。そして、いつもの仲間。オーナー:大介くんの想いと行動力とセンス。そんなものを考えたり感じたりしながら。

いよいよオープンの土曜日。店内に入る。前日とは変わってそこにはアンプやドラム・セットやマイク・スタンドやDJ卓が設置されてる。ライブ・ハウスだ。いろんな友達といろんな話をして過ごす。20時過ぎにバンド演奏スタート。大介くんがドラム担当のヌ。栄えある1曲目はビートルズの『I saw her standing there』だった。
いろんな音がこれから鳴っていくんだ。こっからあっちへ響いてゆくのさ。

日曜日つったら朝寝坊にきまってる。時間区切りの生活と無縁になれる事が約束されてるのさ。そんな日曜日。わたしは午前7時に起床。昨夜の帰宅は午前1時過ぎだぜ。んで、録画してあった佐野元春さんの『ソングライターズ/トータス松本?A』を観たら午前2時じゃん。んで寝たの。んで5時間後に起床。「時間区切りの生活と無縁になれる事が約束されてる」のに、その約束を破ってしまったわたしが午前8時に向かった先は近所の大島公園。高塚自治会の草取りがあったんだ。レスポールの代わりに草刈り鎌を手にしたわたしはシャカシャカシャカ。
夕方からはオープン2日目のロロへ。フル・ネームで「ズート・ホーン・ロロ」なんて言うのもいいけど東京のバンドマンが新宿ロフトのことを「ロフト」って呼ぶように俺は「ロロ」って呼ぶのさ。カッコいいら。この日から本格的にライブハウスとしての営業を開始。全3バンド出演だったけど残念ながら1バンドのみ観て店を出た。別の店へハシゴ。エスケリータ68へ。80年代後半からの通称「バンド・ブーム」時期に俺が知ったバンド、博多の匂いを感じさせる東京のバンド、『赤と黒』でギターを担当していた本間章浩さんがソロでライブ。
感動した。もし「『全身全霊』という言葉を簡潔かつ明瞭に説明しなさい」って質問が国語のテストで出題されたとしたらキミはどう回答するかな?俺だったら「本間章浩の弾き語りライブ」って答案用紙に記すぜ。そういうライブだったんだ。もう最高!

そんな日曜日はとっても盛り沢山で。充実してて。
さあ!始めよう!キミも来週から日曜日は早起き!早起き!イェイ!イェイ!イェイ!

写真は本間章浩さんの最新作『明日のボクは何処に居るの』。素晴らしいです。

No.909 - 2011/06/13(Mon) 00:43:27
セキズイ周辺突かれて。 / 淳吉郎
永遠に続く自由ってやつを手に入れたような気分になれるのは金曜日の終業後だ。いや、それはちょっと違うな。月曜日の存在を忘れる事ができれば、の話だろう。初恋の人を忘却できない輩がいるように月曜日の存在を忘れる事ができないわたしは期限付きの自由を手に入れたような気分だったのさ。そんな金曜日の夜。生シラス入りのお好み焼きを作成。おいしさこのうえなし。

土曜日は午後から街へ。現在建設中であり6月11日(土)にオープン予定のライブハウス:ZOOT HORN ROLLO。店内では業者による作業が急ピッチで行なわれ。オーナーのDクンも粉塵マスクを付けて作業されてる。完成がとても楽しみです。
夜はトラックバーという名のお店へ。だあこえさんと与太郎さんが弾き語りのライブ。初めて行くお店なんでそれも楽しみだった。マスターは声がデカく元気がよく。店内には人物画の油絵が数枚飾ってあり。あれはマスターが描いたのかな。
ライブが始まった。まずは与太郎さん。初めて聴いた。「いい声だなあ」と思った。そしてだあこえさん。今回は彼が20代の頃に作った曲も演った。古い古い帳面(歌詞帳)を引っ張り出してきてた。わたしも取ってあります、若い頃の歌詞帳。もしかするとあれって日記帳に近いもんかもしれない。40代になっても20代の頃の曲を唄う事ができるって事自体がステキな事だと思った。帰宅すると録画してあったテレビ番組:佐野元春さんの『ソングライターズ』を見た。今回のゲストはトータス松本さん。この番組おもしろい。曲を作るという事について思いを巡らした。見終わると就寝。
「淳吉郎!おまえ最近ダラけてないか?演らなくていいのか!」って誰かからセキズイのあたりを突かれてるような気がしながら就寝したのさ。

日曜日は夕方から外出。ジュビロ磐田で有名な静岡県磐田市へ。ららぽーと磐田というお店へ。3階フロアが映画館になっていて。昨年からずぅ~っと気になっていた映画がこの静岡県磐田市で上映されている事を知ったんだ。いてもたってもいられないってわけさ。70年代中期の米国に実在したロック・バンド:THE RUNAWAYSをモチーフにした映画、その名も『THE RUNAWAYS』。内容はこれから観る方もおられると思うのでここに書くのはやめておくね。ただこれだけは書かせておくれ。バンドを演るという事について思いを巡らしたんだ。帰宅するとお酒を少々たしなんで就寝。
「淳吉郎!おまえ最近ダラけてないか?演らなくていいのか!」って誰かからセキズイのあたりを突かれてるような気がしながら就寝したのさ。

B.G.M.「THE GAS/EMOTIONAL WARFARE」
1曲目のカッコよさにたまげた!

写真は発芽。6月4日に発芽しました。今までの経験で種を蒔いて1週間もすれば発芽してたからね。だから「まぁ、たぶん4日の土曜日か5日の日曜日には芽が出るんじゃないか」って思ってた。だからそんなに感動しなかったの。そりゃぁ嬉しいさ、発芽なんだから。でも感動しなかったんだ。この気持ちの動き方は、ちょっと俺自身「よくないな」とも思う。ナメてかかってないか?って事さ。そしてそれはバンドを演るって事に関しても。淳吉郎、おまえは真剣にメンバーを探してるのか!って事なのです。

No.907 - 2011/06/06(Mon) 22:14:16
始まりました。 / 淳吉郎
しかし、早起きってのはいいなぁ~なんかこう「しゃきっ!しゃきっ!」って身体の節々がうずく感じがさぁ、『今日を生きる喜び』なんてなタイトルの《豊かな老後を過ごす為の指南本》みたいな雰囲気でたいへんよろしく、ゴールデン・ウィークに入ったばっかりの頃の日記に記した件、我が社:午前7時始業~午後3時50分終業の件、めでたく本日より実施と相成りましたゆえ、わたしの今朝の起床時間は午前5時15分、お~っと“5:15”なんてのは大好きな英国のバンドTHE WHOの『四重人格』ってアルバムの11曲目収録の曲名と一緒なんて事は古文で表するところの「これまたいとおかし」ってな感じなところがまたいとおかしなんだけども、とにかく残業1時間やって帰宅、帰り道で個人経営な電気屋さんに寄ってビデオ・デッキの修理をお願いしたら「まずはヘッドをクリーニングしてみた方がいい」と言われて「いやいや頭髪のシャンプー・アンド・リンスは毎朝挙行しております」って応えたらば「違うよ、キミのヘッドじゃあなくってデッキのヘッド、つまり読み取り部分の事だよ。そこが汚れてるだけでも映像が写らなくなる事があるんだよ。修理に出すのはそれからでも遅くはない・・・が、ところでキミのデッキも随分と古いタイプだねぇ、もしかするとメーカーにも交換パーツがナッシングかもよ」「や~それも困ったちゃんですね、かまってちゃんじゃぁありませんよ、困ったちゃん。一昨日もこのビデオ・デッキでVHSヴィデオを拝観したのです」「なんのヴィデオ?」「RCサクセションの“ティアーズ・オブ・クラウン”っていうライブ映像です」「RCか。だから拝観なのね」「そうです。正座しながら拝観です。けれども昨日、別のヴィデオをオンしたら全く映像が写らなくなったのです」「まずはヘッドをクリーニングしてみた方がいい」「いやいや頭髪のシャンプー・アンド・リンスは毎朝挙行・・・」なんつってたら電気屋のおやじとの会話は堂々巡りで、まるでそれはゴールの無いタカラ:人生ゲームみたいじゃあないか、そう思ったわたしは「おじちゃん、ありがとう」と言ってそそくさと店をあとにしたのだが帰宅するとおじちゃんから教えられたようにビデオ・ヘッド・クリーナーで早速クリーニング・・・そして再生・・・したのだが結果は同じくNGだったので「ようし、今回は修理をせずにリサイクル・ショップでビデオ・デッキを再購入しよう!」と決定、そして居間から庭を見るとまだ明るい「しかし、早起きってのはいいなぁ~太陽がまだサンサンと降り注いでるぜ」って事で庭に降りるとわたしは先日から土つくりをしている場所に行ってヒマワリの種を撒きました。

B.G.M.「ユニコーン/Z」
待ってました!の新作発表。今回はレコードにて購入。ライブ観たかったけど静岡公演は7月16日の静岡のみ。でも、その日は大好きな友達のバンド:DREXの解散GIGの日だからね。俺はDREXをとったのさ。当然さ。

写真は先々週ぐらいに撮影したその場所。土つくりの真最中。今年も大きなヒマワリを育てたい。去年はたしか「背丈が2メートル以上」ってのが目標だったね。今年は花そのものを大きく咲かせたいのだ。直径30センチメートルぐらいのがいいな。

No.906 - 2011/05/30(Mon) 23:26:15
月火。 / 淳吉郎
しかし、昨日今日とハママツはちょっぴり冷え込んだね。
しかし、昨日今日と我が輩は勤務してる会社のメーレーで親会社が主催する研修会に参加したのであった。普通、大会社の研修会なんつったら『○○○ビル3F会議室』だとかさぁ『□□□ホテル4Fホール』だとかさぁ、想像するら?だけども違うんだ。ハママツ市街地より北に数十キロメートルの地点、つまり山の奥の更に奥、そんな山奥になぜか研修センターは在するのであった。我が家は東海道本線界隈に在するのであるが、早朝に出発し、その地に到着するのに1時間20分掛かったもんね。んで道中のマイ・カー・ステレオによるビージーエムはザ・グルーヴァーズのマイ・ベスト90分カセット・テープなのだ。すまぬ、CDチェンジャーとかナントカカントカっつー1回CDをプレイすると自動的に読み込んでくれてその後は再生・簡単・オッケーな現代機器なんぞ我が輩は・・・いやマイカーは持っておらぬぞ。カセット・オンリー。
キミはキミの道を行け。俺は俺の道をゆく。それは「遅れてる」だとか「時代遅れ」だとか「オールド・ファッション」だとか、そんな言葉とは無関係な場所に在する道なのです。きっとね。スタイルって奴に近いかも。グルーヴァーズのカセット・テープ・サウンドが、これまた部屋のCDプレイヤーで聴くのとはちょっと違った雰囲気で。俺はカー・シートに座り運転しながらシェイクしてたんだ!まったくもって“音”ってのは魔法だなあ。
昨日マンデーの山奥からの帰路(夕方5時)は特に寒く。コールドなミーはカー・エアコンのヒィタァーのスウィッチをオンしたんだぜ。なんか横文字ライクなカタカナが満載で英国人の文章みたいだな。とにかく寒かった・・・おっと、いけねーコールドだったって事さ。

山奥から持ち帰った箱をいつもの場所(つまり会社)で開けたとする。そして、その瞬間、俺が浦島太郎さんになってたとしたら。それはそれで最高だと思う。

B.G.M.「BRYAN ADAMS/cuts like a knife」

写真は先日のG-SIDEのライブで観た豊田市のバンド、MODEのアルバム。知らないバンドのライブを初めて観て「カッコいい!」って思って。んでライブ終了後に物販に走っていって「音源下さい」って姿勢。そんなものを俺はいつまでも持ち続けていたいのです。ギターの方が物販にいらして俺が「CD下さい」って言ったら彼は俺が着ていたシーナ&ロケッツのTシャツにすぐ気付いてくれて「あっ!シナロケっ!サイコー!」だなんて言ってくれた。ハードコア・パンクなバンドでギターを弾いてる彼からの発言だからこそ、なおさら俺は歓喜!彼のギターがこれまた最高でさ。ギターソロが無いんだぜ。そしてMODEの曲、そのものがカッコいいんだ。バンドにとってまず大事なのは楽曲のカッコよさだと再認識しました。だってテクニックが凄くても曲がダサかったら全然意味無いじゃんね。そう思ってます。

No.905 - 2011/05/24(Tue) 22:24:21
ソングライターズ。 / 淳吉郎
日々の仕事に追われ「ボクもうバタンキュー」なんて言葉を発したいのだけれども。「男は弱音を吐いてはいけない」とおじいちゃんから伝授されてるので、ここでは言わない。「もう、やんなっちゃうよ!」なんて事はここでは言わない。言ってはならぬ。いや、けっして言うもんか「もう、やんなっちゃうよ!」なんて。

4月の終わりに長年のバンド仲間からメールをもらったんだ。「6月11日からお店をやります」という内容だった。ビックリすると同時にとっても嬉しく、俺は即座に返信「なにかあったらいつでも連絡下さい。お手伝いします」。
土曜日は彼がほとんどD.I.Y.に近い状態で建設中の場所へお手伝いに。着けば同んなじような心持ちの友人達も集ってて「やぁやぁやぁ!元気?」みたいなノリ。そしてお手伝い作業は開始され。けども、その作業は俺にはとっても難しく、他の人よりちょっぴり時間を喰い過ぎちゃった。でもまぁいいか。人間には一長一短があるっつー事で(照笑い)。
完成、そしてオープンが楽しみです。ちなみに自分がお店で最初にお世話になるのはこちらでござる。

☆7月23日(土) SONIC FREAK VOL.13
場所:浜松 ZOOT HORN ROLLO
出演:THE ROARS , NUMBER 3 (東京) , シュガー佐藤と妖怪大百科 , BEATSEEKER , DIE SHIT Q , オトギャクセツ DJ:淳吉郎
A/D \1500/\1800 (+D\500)
O/S 18:00/18:30

帰宅して風呂入って晩飯喰って。そしてPM 11:00からTVのSWをON。NHK。アルファベットばっかりで英国人の文章みたいだな。佐野元春さんの“ザ・ソングライターズ”。なにかの拍子で放送をかいま見た事はあった。朝刊TV欄で今回のゲストが曽我部恵一さんと知り「よし!今夜は見てみよう!」って。番組視聴デビューさ。ちなみに元春さんも曽我部さんも俺は音源を一枚も所持してないんだ。なにかが俺の中のなにかに触れて「見てみたい」って気持ちになったんだろう。んで番組。すごく面白かったんだ。一番のポイントは元春さんの司会ぶりだと思った。年下の曽我部さんに対し、でしゃばりもせず話し方も敬語で。そして「うん、うん」「それ、わかります」「なるほど」なんて言いながらどんどん相手が喋りたくなるように応対してた。ミュージシャンとして実績がある方なのに偉ぶらないとこが素晴らしかった。来週も見てみたいな。

B.G.M.「THE BAND/MUSIC FROM BIG PINK」
久々に聴いてる。雨降りの日曜日の午後って事で飲酒しながら初期のニール・ヤング、CSN&Yとか聴いてんだ。これが最近の流行語の『まったり』ってやつなのか?

No.904 - 2011/05/22(Sun) 14:44:33
一週間。 / 淳吉郎
☆“モチベーション”とやら言うモノが下降し続けてる社員をよそに仕事そのものは無表情に積もってくる。かといってそれを無視するわけにもいかず。だってサラリーマン。月曜日から木曜日の4日間で残業15時間近く。疲れ果てた労働はやっとこさ金曜日、定時にて終わる。誰に向けるわけでもなく「FUCK!」つって中指を立て続けた1週間。誰に向けるわけでもなく?そんな事ないな。

☆定時帰りだから金曜日の夜はちょっと長く感じられ。机上にビールの空き缶は増えてゆき。すると我が携帯電話がテレフォン・コール。あ、俺の携帯の着信音は普通の設定です。自分の性格的に変なメロディーや曲が流れるのがダメなんだ。電話に出た。知らぬ若者だった「楽器屋でメンバー募集のチラシ見たんですけどまだ募集してますか?こっちはベースとドラムなんですが」。なにーーーっ!1週間のファッキン・ワークの疲れが吹っ飛ぶコールだぜ!どうやら『黒人音楽』と『パンク』いう言葉を同列で記してあった我がチラシに興味を持ったらしい。年齢を訊くとふたりとも19歳という。こっちも年齢を聞かれたので正直に44歳と答えた。「うわ!オヤジだ」っつー相手が引く感じ、それが受話器の向こう側から伝わってくる。すかさず俺「あっ!パソコン持ってる?持ってたらユーチューブとか見るら?んだったらTHE SLICKSで検索してみて。先月のライブの映像あるから」。電話を切る。5分後に電話がまた鳴った。彼からだ「スタジオ一緒に入っていただけますか」。
ユーチューブにアップした効果を実感した金曜日だったんだ。

☆土曜日、さっそく夜8時から彼ら19歳コンビとスタジオ入り。会って彼らの第一声「ブルーハーツっぽいですよね、曲が」「うん、好きだもんで自然と似ちゃうんだ」「ぼくらもブルーハーツ好きです」「ほんと!」。こういう出会いって巡ってくるもんだなぁ~なんてしみじみしちゃう44歳。だがしかし、音を出し始めると結論が出た。リスナーとして共通の音楽接点があってもプレイヤーとして、あるいは演りたいバンドの方向性は必ずしも一致しないんだ。彼らのバンド指向はファンキー路線だった。俺はロックンロールだから。一緒にバンドは難しいなって。
バンド結成には至らなかったけど中々に楽しい一夜だった。それと彼らふたりはクロマニヨンズでもハイロウズでもなくブルーハーツがいいんだそうだ。理由は「やっぱ詞がいいんですよ」との事。現時点での19歳がそう言うんだぜ。ブルーハーツの凄さを実感した一夜でもあったんだ。音楽に真剣な若いふたりにいいメンバーが見つかりますように。

☆「さぁ、曲を作るぜ!」。つっても、やっぱ、いつもの曲調で作っちゃうように人にはクセってもんがあるのさ。だからわたしがヘアーをカットする時には馴染みの美容室に行ってしまう。「いつものように切って」って店員に対し短い説明でいいしね。だけどここにきてわたしに異変が起こった「別の店でカットしてみたい」って。理由は自分でもよくわかんない。医療の世界での“セカンド・オピニオン”ってやつに似てるかも。
日曜日は近所の理髪店へ。初めてのお店はドキドキさ。マッシュルーム・カットってちゃんと伝わるかな?みたいな。今回は低価格が売りのチェーン店だし。わお。入店すると店員の多さにビックリ「このスペースでこの人数は多すぎだら。なんなら俺の職場に連れてってやろうか。俺の手伝いしろや」みたいな。こうして我がヘアーカット業務はわずか15分で終了したのであった。低価格だが唖然の作業行程。カット~洗髪~ブロー等の各業務で担当が次々と交代してくんだ。無駄はないのだが作業ロボットに髪をいじられてるみたいで俺には苦手。マッシュルーム具合もイマイチだったし。
次はどうしようか?元の店に戻ろうか?

☆さあて明日からまた仕事。『モチベーション仕掛けの作業ロボット』になるしかないのか。ないのだ。

写真は最近の我が家のヘビー・ローテーション・レコード。コックニー・リジェクツ。ギターの音がドでけぇー!内容も最高!

No.903 - 2011/05/15(Sun) 20:04:17
5月2日。 / 淳吉郎
西暦2011年5月2日(月)。起床すると俺はCDをステレオにセットした。『忌野 清志郎/夢助』を。その名作が終わると今度はレコードをターン・テーブルへ。『OTIS REDDING/THE IMMORTAL』を。その名作が終わると今度はCDを。『忌野 清志郎/メンフィス』。その名作が終わると今度はレコードを。『OTIS REDDING/THE SOUL ALBUM』を。清志郎さんの永遠のアイドルはオーティス・レディングだった。そして、おふたりはともに俺が尊敬する方々。5月2日。この日は清志郎さんの命日。2周忌。彼の曲とオーティスの曲を交互に聴いていったんだ。彼があっちで「おまえ、なかなか粋な事やってるな。うれしいぜ、ベイベー!」って言ってくれてたらうれしいな。
午前11時30分過ぎに駅へ。東京に行くのさ。駅弁を喰いながらの列車の旅って好き。えっ?今回は飲酒しないの?って?しますとも。飲まないわけないら。そうして東京へ着いた。まずは西新宿のホテルへチェックイン。その後はレコード屋巡り。探し続けてたレコードを発見。最近は通信販売で探すよりもお店で買う事に重点を置いてるんだ。充実した時間を過ごす。夕方は下北沢へ。シーナ&ロケッツのワンマン・ライブがあるのさ。
ライブハウスへ行く前に晩飯つって広島風お好み焼き屋へ。俺が日頃調理してるのはいわゆる“関西風”だと思う。だからとても興味があった。けどもそのお店、たいへん不味かったんだ。味が薄かった。ダシが効いてないし。アタックが弱いヘナちょこギターみたいな感じ。そのお店に限らず俺は関西風が好きなんだなとも思った。「ビートルズとストーンズ、どっちが好きか?」って言われれば「両方!」って答えるけど「関西風と広島風、どっち?」って言われれば「関西!」って答えるって事さ。
会場の下北沢シェルターに着くとすでに会場は満員。定刻をちょっと過ぎてライブが始まった。いつも通り鮎川さん、ナベちゃん、浅田さん、川嶋さんの4人でまずはスタート。ワンマンだから持ち時間たっぷり。この4人セットもいつもより数曲多かった気がした。そして1984年発表の重要曲『スイート・インスピレーション』のイントロが始まった。シーナさん登場。WOWっ!まぶしい!まるで午後8時を過ぎているというのに明日の太陽が早送りして昇ってきたかと思ったぜ!
ライブは新旧の曲を取り混ぜて進んでいった。「この曲も演るんだ。うれしいなあ~」って俺はニコニコしながらノッていたんだ。ワンマンっていいなあ。中でも特にうれしかったのはデビュー曲『涙のハイウェイ』を演ってくれた事。初めてシナロケのライブに参加した日から26年経ってるんだ。何回もライブ観てきたぜ。だけれど、この曲をライブで観るの実は初めて!わかるかい?俺の気持ちが。コロンブスがアメリカ大陸を発見した時のような気分はこんな感じだったんだろう。おそらく。たぶん。確実に。ね。
最高のライブだった。そして俺が思う事はただひとつ!ニュー・アルバムを聴きたい!
現時点での最新作“JAPANIK”発売から早3年経過。そしてオリジナル・メンバーである浅田さんがベースとして復帰して3年。鮎川さんのギターと硬軟剛柔な鉄壁リズム隊。そこにマコちゃんギターを知り尽くしてるナベちゃんのギターがどう絡むか。そして2009年12月発刊のシーナさんの自著『YOU MAY DREAM』にも記されているように2009年3月に声帯の手術をされたシーナさんの唄。新作、俺は待ってるぜ(裕次郎風でよろぴこ)。

5月2日。この日は鮎川さんの誕生日。63歳のバースデイ。アンコールの時に奇しくも清志郎さんが自分の誕生日に亡くなられた事もふまえながら「彼は天国からぼくら(ロック好きなぼくらみんなの事ね)の事を見守ってくれてるはず」と言われていた。
GWだけど平日って事もあり会社帰りって感じの背広姿の人もいた。今年でデビュー33年のバンド、シーナ&ロケッツ。バンドが年齢を重ねればぼくらファンだって年齢を重ねているんだ。勤務終了後にライブハウスに駆けつけるヤツだっているのさ。もしかして当日の朝だって奥さんに「今日はシナロケのライブあるからちょっと帰るの遅くなるよ」なんて言ったりしてね。奥さんも「わたしもシーナさん観たかったな。今でも綺麗なんでしょうね」なんて。
年を喰うのはカッコいい事にちがいない。

B.G.M.「COCKNEY REJECTS/GREATEST HITS VOL.1」
CDじゃなくってレコードで欲しくて。だってパンク・ロックだもん。プレミア付いた高価レコードならいっぱいあったけどもっと安いやつをず~っと探してて。やっと巡り合って。内容はもちろん問答無用に最高だったよ。

No.902 - 2011/05/04(Wed) 19:51:30
全558件 [ ページ : << 1 ... 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 ... 80 >> ]